ピンサロ「ニューマドンナ」(西船橋)

by 足立事務所編


 例によってファントム所長に呼び出されたトムキャット氏である。
フ「トム君、総武線沿線のレポートですが、順調なようですね。KEN会長もお喜びでしたよ」
ト「そうですか。いや〜、うれしいな〜」
フ「ところで、ひとつ気が付いたのですが、小岩、新小岩、船橋のレポがあがってますよね。あと錦糸町は君にとっては鬼門だからいいとして、一箇所抜けているんですよ」
ト「え?」
フ「西船橋です」
ト(ギクッ!)
フ「西船橋、ふふふ〜、実は調査はしているんでしょ〜?」
ト「ま、まあ、そうですけど」
フ「やはりそうですか。ところで、カリ太郎さんとそのお仲間に聞いたところ西船橋でまともな店はニューマドンナくらいしかないだろうということでしたが、トム君の調査はやはりその店ですか?」
ト「ハハハ、いや〜、すっかりお見通しですね、所長。あと、ひよこ倶楽部にも行きましたが、イマイチですね」
フ「そうですか。オ?、おっと、こんなところにニューマドンナのHPを印刷した紙がありますね」
ト「またこれですよ」
フ「ま、いいから、いいから。さて、ここには店に在籍している女の子の写真が7名分ありますが、この中でイケてるのは、う〜ん、この子とこの子ですかね。こちらはメグちゃんタイプ、こちらは小岩の○○ちゃんタイプかな」
ト「所長、なにが言いたいのかな?」
フ「いや、最近のトム君の好みからすると、小岩の○○ちゃんタイプのこちらの△△ちゃんにお会いしたと推察するのですが、いかがでしょうか?」
ト(ヒヤリ!)
フ「ふふふ、返事がないところを見ると図星ですか」
ト(ふくれ面で)「ええ、そうですよ」
フ「隠していたところからすると、すでに△△ちゃんをオキニ化していますね」
ト(さらにふくれ面で)「ええ、ええ、そうですよ」
フ「今度ね、会の調査が西船橋で行われますよね。そのときには、僕はその子にお会いしたいな〜」
ト「また部下のオキニを味見ですか」
フ「まあまあ、そう怒らない、喜びは分かち合いましょうよ。ね、ね」
ト「そのうち所長のオキニを探し出して僕もいただきますからね!」
フ「どうぞ、どうぞ、僕はそんなケツの穴の小さな風俗愛好家ではありませんよ〜」
ト(くっそ〜、いつか出し抜いて所長をギャフフンと言わせてやるからな!)

※ここから先は、KEN会長のレポート「西船橋、キャンディ7」の読後に、お読みいただけると楽しみが、いや、理解が深まります。

【11月16日金曜日、西船橋ドトールコーヒー前】
会長「さて、どこに行きましょうか?」
ファントム「僕は絶対にニューマドンナですね。どうしても会ってみたい子がいるので」
玖矢氏「僕はニューマドンナには行ったことがあるので新規店にしたいです」
会長「ん〜、じゃあ、ふた手に分かれますか」
実はこれが天国と地獄の分かれ目であった。

【ニューマドンナ店内】
 ポラロイド写真には8名ほどの女の子がいる。見た感じどの子も姫グルメであるファントムの基準以上である。つまりフリー安全地帯ということだ。しっか〜し、本日はトム君のオキニの味見なのですよ〜ん。
△△ちゃんを指名したら、すでに客が入っていたのでしばし待つことに。いやいや、店員の接客態度はきわめてよろしい。待合室に案内されたら、なんとビールが料金に込みになっているとのこと。バドワイザーの小ビンをすすりながらテレビでサッカー中継を見る。その間、NEO氏とE-Kun氏はシートに案内されていった。
 NEO氏がファントムに手を振りつつ消えていく。さすが日ピン研の羽賀健二、愛想がよすぎる。その後NEO氏と彼に付いた姫の歓声が店内に響き渡る。ななな、本当に羽賀健二なのか。

 15分近く待っただろうか、やっとファントムに案内が来た。シートに着くと、ビールのお代わりはどうかと尋ねられた。ええっ?飲み放題ってことなのか。テーブルにはウーロン茶、南アルプスの天然水、焼酎、ウイスキー2種類が置いてある。おまけに新しいグラスと水割り10杯は作れる量の氷まで置いていく。マドラーまで用意してある。ここはスナックかいな?
 店内はかなり明るい。ファントムが今まで訪ねた数あるピンサロ中で最も明るい。そしてきれいだ。小粋なインテリアなどが置いてあり、ほとんど飲食店の風情である。そして、
「いらっしゃいませ」という声で女の子が現れた。
お?
肌寒い晩秋の曇天である。しかしながら、空一面を覆い尽くす曇天の空にも一角に切れ目が生じていく。その切れ目からは一条の陽光が伸びていく。そして、その光の帯の中を天空より下るものがある。夢のような螺旋を描きながらゆっくりと舞い降りるその姿は、どうやら見た目はなんと人のようである。よくよく見るとその背に純白の翼を有しているではないか。それはゆっくりとファントムの方向へと舞下りてくる。ああ、ああ、風俗の神様、やはりあなたはいらっしゃったのですね。それも、なんと使徒様をお使わしくださったのですね。ああ、遂に救済されるときが来たのですね。
「はじめまして。△△です」と話すその人は身長170cmのまさに天使、20代半ば、スレンダーにしてすばらしく均整のとれたのスタイル、透き通るような白い肌、栗色のセミロングの髪、少々きつめではあるが美しい顔立ちが涼しげに微笑んでいる。
 むふふ〜ん、15分ほどハッピーに会話がすすむ。ここから30m離れた場所ではKEN艦長が悪魔のようなアメ(飴)公の第七機動部隊(通称キャンディ7)の波状攻撃にさらされて壊滅寸前であるとは知る由もなく、粛々とファントムには至福の時が過ぎていくのであった。
天使「指名ありがとう」
フ「はは、実は僕の部下の紹介でしてね、この店に行くなら△△ちゃんが最高ですよって感じでね」
天使「ええっ、そうなんだ〜、その人、私のお客さんってこと?」
フ「そう、そう」
天使「ええ〜、誰だろう?」
フ「う〜ん、何て言えば言いかな」
天使「気になるな〜、どんな人?」
フ「ま、いいじゃない」
天使「う〜ん、ケチ〜、ケチ〜、じゃ、ねえ、一緒のお二人もお友達?」
フ「まあ、そうだね」
天使「どちらから来たのでしょうか?」
フ「僕は北足立、あと錦糸町と神奈川県の綾瀬かな」
天使「ばらばらね」
フ「いや、そうなんだけど、実は僕らはネット上の組織のメンバーでね。30分前に初めて会ったんだよね」
天使「え〜、なにそれ。ネットのオタクさんなの?、皆さん、危ないの人達ですか?」
フ「う〜ん、会長は危ない人みたいだけど、この店いる3人はみんな紳士だと思うから安心して」
天使「そ〜なの?、なんかね〜って感じなのですけど」
フ「大丈夫だって、僕らはまじめな風俗愛好組織だからね」
天使「え?、風俗愛好?、やっぱり怪し過ぎだよ」
フ「あはは、日本ピンサロ研究会と言うんだけど」
天使「きゃ〜ははは〜、なにそれ〜、本当に〜?、やっぱ、すごく変だよ〜、あはは」
フ「ははは、変かもね」
たわいもない話で盛り上がりつつも(全然たわいもなくないか)、おもむろにサービスは始まる。
 △△ちゃん、ううっ、な、なんと上手である。特に最初にファントムの乳首を執拗に吸ってくれたのは特筆すべきで、ぺろぺろして、ちゅちゅ〜ってして、ちゅばちゅばして、つんつんして、舌を回転させ、舌を上下させ、軽くハミハミして、それも3分間も、すっかり硬直し仰角75度で天を仰ぐファントムの105mm砲が彼女のわき腹に突き刺さんばかりの勢いである。なにげなくうつむくと彼女の栗色のきれいな髪がファントムのあごの直下にあり、薄っすらと汗の香りが混じった髪のいい香りがする。ああ〜っ、女の子の匂いだ〜、いい匂いだよな〜。大きく息を吸って、このいい香りを胸いっぱいに吸い込む。そして彼女の肩をそっと抱きしめる。ううう〜、天国じゃ〜、やっぱ天使じゃん君は!風俗の神様はいるんだよね。△△ちゃん、さすがは所長のイスを密かに狙う辣腕調査員トム君のオキニである。うん、最高です。
 しかるして、お約束のフェラだが、△△ちゃん、フェラ顔がよく見えるように絶妙の角度を提供してくれる。店の照明が明るいのでばっちり表情が見て取れる。ううう〜、なんて美しいフェラ顔なのだろう。いつしかファントムは神々しい光に包まれて約束の地へと導かれていくのであった。
 さて、彼女が後処理を終えて席に戻ると再び会話に興じる。だが、これが長い。10分は話しただろうか。どうも40分フルに店に居られるようである。ということは、女の子が来たらいきなりサービスを開始してもらい、15分で終了し、残り25分で酒を好きなだけ飲んでキャバクラ風に遊ぶようなこともできるのだな。実際、女の子は酒を作ってくれるし飲みの相手をくれる。これは、ちょっといいサービスかもね。

【ニューマドンナ店外】
 一番遅れていたファントムを店の外で4人が待っていた。4人とも意味ありげな笑みを浮かべ、探るような眼差しを投げかけてくる。
「ファントムさん、どうでした?」
「ふふ〜ん、文句の付けようがありませんね。最高でしたよ〜!」
小さな歓声があがる。その歓声と、なぜか渋面のKEN会長の表情が意味する事実を知るのはこの後すぐのことである。

【PS.怒れるオデッセイ=トムキャットより】
ひぃ〜ど〜い〜じゃ〜な〜いっ〜す〜か〜
あんまりっス。ファントム所長!
トムキャットに総武線沿線開拓をさせるのはまだいいとして、合同調査はフリーが基本でしょ!まさか本当にやるとはおもわなかったけど、指名は掟破りッス。斥候部隊は犬死にッス。
 所長がビールを片手に△△ちゃんにおっぱいチロチロされた翌週、こっちは大塚の地雷埋設地帯に突撃三回転して爆死寸前ッス。この間なんか、品川駅の前で「地雷で片足を失った子供に寄付をお願いします〜」なんて大声をはりあげているガキどもに思わず涙ぐんで500円あげちゃったッス。
 おまけにススキノを含め2カ月半も放浪の旅に出ている間、北足立のオキニからは「いままでありがとう。お元気に」なんてメールまで来ちゃったッス。どうすりゃいいんッスか。ええっ!
こうなりゃこっちにも考えがあるっス。ふッ。
・・・
あぁそうそう、補足を忘れていたッス(おいらはすぐ立ち直るッス)。
ニューマドンナは昼番でもボーダー以上の美形が揃っていて、酒も飲みやすい雰囲気ッス。トムキャットなりに考えてみたけど、もしかすると系列店というか、同じオーナーのキャバクラみたいな店が各地にあるせいかもしれないッス??? 
西船橋にもあるから(ニューマドのすぐ近く)、今度、調査がてらおごって欲しいッス。

 東京北支部 足立事務所 (H14.11.23)


調査部から補足事項
本店舗は他に玖矢氏(H14.11.04),Diversion氏(H14.11.17),E-kun氏(H14.11.18) がレポートしております
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