〜©日本ピンサロ研究会〜

調査報告「沖縄風俗の現況」

by えせ男爵氏


 いつもお世話になっております。研究部のえせ男爵です。
 ここ最近、2度ほど沖縄に出張する機会があり、さらに先日は那覇プチ合同調査にも参加いたしましたので、僭越ながら沖縄の風俗の現況について、先行研究を参照しつつご報告させていただきたいと思います。なおおもな調査期間は平成26年11月〜平成27年1月です。

1. 概略
 まず概略ですが、本研究会では沖縄に事務所が置かれておらず、まだまだ未開拓の地であることがわかりました。那覇の辻のソープにおいてもまだまだ未レポ店が多く残されています。いわんや、デリヘルについても報告数が少なく、また掲載の多くの店がOut of Serviceとなっています。しかし我が国においては北緯30度線以南の最大の風俗地域でもありますので、ぜひ会員のみなさまには足を運んでいただきたいと思います。

2. 各種風俗の現状
 次に各種風俗の現状について見ていきたいと思います。

【ソープ】沖縄の風俗の主流はソープで、ほとんどの店が那覇の辻に集中しています。およそ40軒ほどの店舗があるといわれていますが、その半数以上は未レポ店です。
 価格帯は、内地での格安〜中級店クラスがほとんどで、店内のグレードやサービス内容もほぼそれに準ずるものと思われます。また内地からの出稼ぎ姫も多いので、ちゅらかーぎー(沖縄美人)と遊びたい人は気を付けたほうがよいです。
 一部の店では「ソープコース」と「ヘルスコース」の二本立てで営業しているところもあります。風俗検索サイトなどで姫をみつくろった場合、その姫がどちらのコースが対応できるのか確認したほうがよいかと思います。
 なお、とも氏のご厚意で、同氏作成の「未レポ店一覧表」を文末に転載させていただきましたので、ご参照いただければ幸いです。

【ヘルス】辻には数店の箱ヘルスが存在しますが、やはりソープが充実しているだけにマイナーな感があります。だだ最近はYESグループが進出してきており、今後の動向に注目が必要です。

【デリヘル】那覇を中心に、数多くの店が存在していますが、入れ替わりが激しいようです。費用は内地のものに比べると安めなのがいいのですが、やはり内地からの出稼ぎ姫も多いようです。プロフィールに記載がなくとも、HPの出勤表や写メ日記などを細かに見ると出稼ぎ姫かどうかはある程度、判別することは可能かと思います。
 また内地姫には「顔出し」が多く、地元姫は顔バレを嫌ってボカシを入れる傾向にあるともいわれていますので、参考にしてみてください。
 他に,沖縄市(コザ)発の店も若干あるほか、北部の名護にもデリエステの店ができ(えせ男爵 2015a)、範囲が拡大する傾向にあるのは歓迎すべきことです。なお沖縄本島以外では石垣島に存在するようです(勝太郎 2014)。

【ピンサロ】フェリーが出る泊に隣接した前島に、いわゆる○サロが点在しているといわれています。先行研究としてはヌクート氏の報告(ヌクート 2012)などがありますが、なかなかすごい体験をされたようです。
 また、場所の詳細は不明ですが、フェルメール氏の報告(フェルメール 2011)でも○サロの存在が確認されています。ただ寄せられた情報によると、現在では壊滅状態とのこと。

【セクキャバ】辻に隣接する繁華街の松山周辺に点在しており、いずれも若くてレベルの高い姫がそろっていると思います。ただ沖縄の夜はスロースタートなので、9時くらいに行ってもまだ姫がそろっていないということもあるかもしれません。あと、多くの店では泡盛が飲み放題なのも嬉しいですね。

【連れ出しクラブ】松山の繁華街のなかにいくつかあるといわれており、客引きや、その手の方面に明るいタクシーの運転手さんに聞けば連れて行ってもらえるかもしれません。基本はクラブで飲んで、気に入った姫を近くのホテルにショートで連れ出すという流れですが、連れ出し料や姫へのチップを合わせるとかなり高額になるといわれています。
 最近では、サルト氏が報告しており(サルト 2011)、総額40Kを超えることが報告されています。沖縄の方に聞くと、あれは完全に「内地の人向け」とのこと。小生は未調査なので、現状については不明です。

【洗体&エステ】これらの非風俗系サービス店は那覇市のほか各地に点在しています。このうち洗体は沖縄発といわれるサービスで、ボディソープとローションを混合した泡で全身を洗ってくれるというものです。小生の以前の研究ノート(えせ男爵 2015b)で、洗体の現況について報告しましたが、その後状況が変わり、現在では姫の身体を用いた密着サービスは店側の「自粛」という状況にあるようです。
 またエステは洗体のない、いわゆるアロマエステのサービスとなります。いずれの業種にも、業界ズレしていないちゅらかーぎーが多く、料金も格安なので、上記風俗とは違った満足を得ることができると思います。

【ちょんの間】沖縄にはかつて真栄原(宜野湾)と吉原(コザ)という二大ちょんの間地帯がありました。先行研究として平成22年1月の勝太郎氏の報告(勝太郎 2010)で同地の活況が報告されていますが、同年12月の愛ポッド氏の報告(愛ポッド 2010)では大きな変化が報告されており、同年におこなわれた大規模な摘発のために両方とも壊滅している様子が伝えられています。

 現在行っても、かつての店舗の廃墟が残されるのみです。小生も、いずれも数度にわたって行ったことがあるので残念です。ただ最近は、吉原のなかに数軒、かつての店を改装したエステが開業しているようです。

 またこの二か所以外に、同様の地帯として安里の栄町と牧志の桜坂を挙げることができます。
 前者の栄町は、K_爺氏の報告(K_爺 2013)ではかなり高年齢の物件ばかりと報告されています。ただし、それ以前のらき氏の報告(らき 2010)では比較的低年齢(30歳くらい)の姫の存在も確認されています。
 なおこの周辺にはヤギ屋が数軒あり、小生もよく通っています。沖縄ではヤギは精力剤と考えられており、色町の近くにこうした店があるのは納得です。また後者の桜坂については、まったくの未調査なので不明です。

3. まとめ
 このように沖縄の風俗は奥が深く、ないちゃー(他府県人)には全容がしれないところがあります。従って小生の本報告も、不完全な点を多々残していますが、それらの検証については将来の調査の進展を待つことにしたいと思います。また、状況は常に変化しますので、本調査報告はあくまで調査時点(平成26年11月〜平成27年1月)の状況とご理解いただき、実際に調査に赴かれるときはあくまで参考資料として参照していただければ幸いに存じます。

引用文献

愛ポッド 2010「沖縄風俗の現況について」../papers/ipd_pape.htm
えせ男爵 2015a「デリエステ「AROMA club 東江」(名護)」../rpt15/esd_de1m.htm
えせ男爵 2015b「沖縄における洗体エステの現況」../papers/esd_pap3.htm
勝太郎 2010「沖縄風俗の現況」../papers/kro_pap4.htm
勝太郎 2014「デリヘル「ロコブルー」(石垣)」../rpt14/kro_de4s.htm
K_爺 2013「那覇・栄町裏風俗の現況」../papers/nz2_pape.htm
サルト 2011「スナック「名称不詳」(那覇)」../rpt11/sra_tyon.htm
ヌクート 2012「ピンサロ「名称不詳」(那覇)」../rpt12/nkt_sal2.htm
フェルメール 2011「ピンサロ「G」(那覇)」../rpt11/zr2_nk4s.htm
らき 2010「小料理「名称不詳」(安里)」../rpt10/rk2_tyo5.htm

参考資料「那覇・辻ソープ 未レポ店一覧表(作成・提供:とも氏)」

【未レポ店】
ever(エバー)
百楽門
チャペル
波の上総合ヌキニック
エメラルド
Annex
ROYAL ES
EL VIENTO
クラージュ
小梅CLUB
ちゅら海物語
スターティアラ
アメリカ屋

Premium Club
ちゅら(旧 ちゅらさん)
ひめ屋
イメクラじょう ※ヘルス&ソープ
PRESIDENT

※以上は2015年1月段階(那覇プチ合同調査時)のものです。このときに参加者の方々が未レポ店のじゅうたん爆撃をされましたが、それらの未掲載分については反映しておりません。ご了承ください。

 以上、長文・乱筆のほど失礼いたしました。

 研究部 風俗心理科学研究室長 えせ男爵 (H27.02.21)

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