いつもお世話になっております、研究部のえせ男爵です。
　昨年4月に官憲の手入れがあり、6月から8か月の営業停止の行政処分を受けた「シアター上野」ですが、今年2月に営業再開となりましたので観劇に行ってきました。営業停止中にはクラウドファンディングによる一般からの支援もあり、持ちこたえることが出来て良かったと思います。ことの経緯については小生の前回のレポートでもふれていますので、あわせてご参照いただければ幸いです。

店舗名：シアター上野
業種：ストリップ
住所：東京都台東区上野2丁目12-2 立田ビル B1
HP：http://t-ueno.server-shared.com/
費用：3.5K（早朝割引適用済）
調査時期：2022年3月

　再開後の劇場の様子ですが、基本的な作りはそれほど変わっているように見えません。椅子が新しくなったのと、照明機材にも新しいものを導入したようでした。20人ほど入ると一杯になってしまうようなこじんまりした箱で、カーテンの向こう側の楽屋の様子も何となく感じられるような雰囲気は、なかなか他に代えがたいものだと思います。

　さてこの日は小生がひいきにしている踊り子さんの周年の記念公演にあたっており、小生もかねてより楽しみにしておりました。小生はこの日は第一回と第二回の公演を観劇しました。平日ということもあり第一回公演が始まる11時半の時点では席にも空きが目立ちましたが、第二回公演のころには席はおおむね埋まっていました。
　ひいきの踊り子さんの舞台は、今回初出しの作品もあり、また周年ということもあって、ますます輝きを増したものでした。ポラタイムでももちろんポラ（デジカメ）を撮らせていただくとともに、お祝いの言葉をかけさせていただきました。
　この日は5人の踊り子さんの出演でしたが、他の方の舞台もいずれも素晴らしいものでした。こちらの劇場の舞台はとても小さく、観客との距離も近いのですが、それがかえって臨場感と一体感を高めてくれています。各回のフィナーレでは出演している踊り子全員のポラタイムがありますので、今回は第一回の後に撮らせていただきました。記念として大事にとっておこうと思います。

　また最近は様々な客層の人たちがストリップ劇場に足を運ぶようになったと、これまでの小生のレポートでも報告してきましたが、この日は著名な作家の方が来られて小生の隣の席につかれました。小生もその方の作品をいくつか読んでいただけにとても緊張しました。さすがにプライベートで来られていると思いましたのでお声がけするのは遠慮いたしましたが、これもまた記念になる思い出となりました。

　これからもこの劇場が末永く存続することを願っています。長文・乱筆のほど失礼いたしました。

　研究部長　えせ男爵　(R04.03.28)