【大阪日本橋、某ホテヘルの待合室のこと】

　５人で満席の小さな部屋に、お連れ２人の先客が、いらっしゃいました。
　朝一番の開店準備中だったこともあって、そんな早くに来る人はいないやろ〜と（でも、私はここにいる）、部屋を広々と使っていました。
　私が入ると、慌てて荷物を寄せて、「まぁ座りぃな」と、２人の間を空けて下さいました。
「ありがとうございます」
心遣いに、お礼を言いましたけれども、、えっと、何故に真中？それって・・・、私を挟んで左右から話しをする気、満々やないですか？飲み会に遅れて来て、駆けつけ３杯注がれながら、肴にされる様な雰囲気でございます。
　大阪は、立っていると標識にでも話しかける土地柄でして、嘘のような本当の話です。
　電信棒に「どいてや」っと、道を譲れと話しかけます。
　ガードレールに車を擦っておいて「おまえ寄ってくんなやぁ」っと、ガードレールに言いがかりをつけます。
　あ、そう、こんなこともありました。
　お気に入りの食パンを買って、ぶぅらぶらと油断して歩いていましたら、脇道から鉄砲玉が飛んできました。
「ここにあったバス停しらん？」
見知らぬおばさまからの、出会い頭の早打ちです。こう言われて「知らない」と返しますと、つまらんし、話しも広がらんので「兄ちゃんあかんわ」と、蔑まされます。
　初めてこの、一見なんやわからん展開を体験し、「そうか！」と謎解きが出来た時、大阪の会話は、常に相手が突っ込める優しさがいるんだと、懐深さに感動しました。
　大阪のおばちゃんは、お笑いの評論家であり、常に戦闘態勢のアマゾネスです。
　この時、元々、質問したかったのか、暇にあかせて標的にされたのかも、わかりません。
　さて、知らないのに知らないと言えない場合の無難な応戦は、鸚鵡（おうむ）返しです。この場合は、「ここにあったん？」“おもろなさそうやな” と思われますが、一方的に言いたいことを言えば、どっか行ってしまいます。
　本当に質問だったとしても、知らないのも伝わります。
　もしあなたが暇なら、質問を無視して「どこ行くん？」も面白いです。友達感覚で話しかけられているので、友達感覚で軽く応戦です。宣戦布告と取られて、機銃掃射を浴びれるかもしれません。
　因みに、今回は私、コレを言ったばかりに、おばさまの家族構成から、旦那さんが、何の病気で、何処の病院に、いつまで入院するかを、バルカン機関銃で射ち続けられまし た。
　なんの話でしたっけ、えらい脱線しました。すんません。

　えぇ、あ、待合室。そう言う大阪ですから、話しかけるのは普通かもしれません。けれども、挟む様に座らせようとするとは、、トラップです。
　その時、頭にピンっと、日ぴん研だけにピンっと “日ピン研の刺客ジャマイカあるまいか？” っと、思いました。
　あ、ごめんなさい。おもいっきり空振りです。
　そのお２人、風俗慣れされていて、寛いでいます。そして、あたかも幼馴染みの様に仲が良くて、会話が心地いいです。感じも良かったこともあって、私、、座って話をし始めました。

　議題は「おきに」と「熊本ソープ」でした。
　プロだ。
　大阪日本橋にいながら熊本ソープ話。益々、日ピン研の会員さんと疑いました。

　えっと、心当たりのある会員さんは、いらっしゃいませんでしょうか。私、警戒しすぎて、ギクシャクしていたと思います。その際は失礼しました。

　因みに後日、、同じお店でのこと。待合室と受付は、カーテン一枚で隔てられているだけです。私が部屋の奥に座っていると、受付にお客さんが来ました。カーテン越しに聞こえて来る声、言葉使いは紳士です。会員証を、お店預けにしている様で、常連客です。手続きを終えて待合室に入ってきて、入り口近くに座りました。
「おっ！」
靴、ぴかぴかに磨きあげられています。スーツはパリッとしています。細くて長身、年齢は50歳前後かと思います。清潔感があります。態度も上品で背筋がピンとしています。高級クラブが似合います。女性にもてる要素しか、ございません。
　「仕事あがりにお鮨でも如何ですか？」と言われて、断る嬢はいないと感じました。

　私が先に呼ばれました。その方の前を通る時に、私、、「前を失礼します、お先です」と、お詫びとご挨拶を申しました。
「あ、どうぞ、いってらっしゃい」
っと、自然に言って下さいました。やはり、紳士です。

　えっと、こちらも心当たりの会員さん、いらっしゃいませんでしょうか。

　さて、雑談長くてすみません。
　今回のレポートも、これだけ振っておいて、このホテヘルでなく、いつものこちらです。すみません、重点調査、継続中です。
　店名通り、運命の出会いはあるでしょうか。

レポートNO.20
お店：Destiny（ディスティニー）
場所：東京都杉並区荻窪
日時：平成27年2月上旬　12時頃
料金：30分 3500円
ＰＣ：http://www.destiny-esp.com/
スマ：http://www.destiny-esp.com/s/

　私、スイーツ好きです。東北から九州まで、出張の度にケーキ屋さん回りをしていた頃があります。私の本業を、デパートバイヤーだと思っていた人もいました。

　今回の嬢は、業界未経験の初仕事でした。全くの新品です。緊張で汗をかきっぱなしです。顔はかわいい、スタイルもいいです。いいのでしょうか、私が汚しても。
「もしかして処女？」
とお聞きしましたら
「チェリーではないよ」
と言われました。女性もチェリーって表現するんですね。知りませんでした。しかも、この仕事をするにあたって、どうせなら、人気が出るように頑張りたいって言いました。何だか、すごいなと思いました。

　私のスイーツ話しに、嬢は食いついてきます。ガスオーブンと電気オーブンの違いの話にも、ついてきます。急にお蕎麦の話をしてみました。すごく食いついてきます。こんなに、趣味の合う女の子は、なかなかいません。
　この子、欲しい〜つれて歩いて、スイーツ巡りや、パフェ食べに行きたい〜

　もう、Ｈな気分は無くなり、話で盛り上がります。ここまで、ずっと服を着たままで、触れ合ってもいません。
　店員さん、新人ということもあって、重点的に回ってきます。注意されるんじゃないかと、思った様で、店内放送を聞いて、急に服を脱ぎ始めます。
　もう、Ｈはどうでも良いのですけれど、女の子が指導を受けては困ります。残り時間は数分、フェラしてもらいます。おっきくなりません。６９をお願いしたのですけれど、断られました。終了です。

　胸は程よい大きさで、乳首は標準的です。乳房はとっても柔らかです。若いと硬いイメージがあったのですけれど、必ずしもそうではないのですね。味わっていると、新品なんだなって、とっても感じます。・・・結局、味わっているんかぁ！

　この娘と、ずっとお話ししたかったです。
　あ〜ぁ、何だろうこの気持ち。

＜女の子容姿＞★★★★★
　悪いところないです。普通の女の子です。

＜女の子性格＞★★★★★
　エッチ以外は、ばっちりです。外で出会いたかった。

＜サービス＞不明
　だって、殆どしてないのです。

＜設備＞いつも通り

＜店員＞いつもの方

＜総合＞★★
　ピンサロ嬢としては評価低いですけれど、スイーツ友達としてなら、星５つ。

《次回》
　急に思い出しました。あの嬢のこと報告しないと。

　ご清聴、誠にありがとうございました。

　(H27.05.10)