会員および読者の皆さま、アローゼンです。
　今回は金津園の合同調査の後乗りで大阪に足を運んだ際のレポートです。

　前日、“大人の遠足”を満喫した私は、翌朝大阪に向かいます。目当てはもう一つの鉄道系博物館である「交通科学博物館」です。弁天町駅の目の前にある小ぢんまりした施設ですが、鉄道のみならず自動車や航空機の実物展示もしているのが特徴で、今はなき「交通博物館」を彷彿とさせます。何より、手作り感あふれる展示が個人的に好きです。
　施設を歩き回っている時、takezouさんからメールが来ました（脚色あり）。
ｔ「今日はどこで調査するの？」
ア「近場の日本橋を考えています」
ｔ「それならここがお奨めだよ」
ア「ＮＨヘルス…。さすがに男は無理ですよ…」
takezouさんの無茶振りに応えるのはさすがに無理でしたが、１年以上足が遠のいていることもあり、初志貫徹？で日本橋に向かいます。今回はある程度目星を付けていた店があったので、まっすぐ向かいます。

〈店名〉さくらん・日本橋店
〈業種〉ホテヘル
〈時間・価格〉７５分１７Ｋ（会員割引・ホテル代込み）
〈ＨＰ〉http://www.nihon.sakulan.jp/（ＰＣ・携帯共通）

　日本橋を代表する風俗マンションの一つ、レディスアローズの２階に受付店舗があります。築年数が長く、シャンクレールと同じくらい旧いマンションです。
　店に入ると店員が二人いて、予約の有無を訊かれます。ないと答えるとパネルを示されます。ここで「見せ金」を要求されます。こちらはまだやっているようですね…。本当にくだらないシステムです。
　すぐにいけるパネルは３枚ほどですが、ここで別のパネルを出してきます。パネルというよりスナップ写真です。店員の説明では入店２日目だそうです。「風俗擦れしてない素人で、口開けですよ」と積極的に推してきます。スペック的にはポチャの可能性があるのでどうかと思いましたが、そこまで推すならということで指名します。

　待合室で１０分ほど待ち、予約の番号を呼ばれます。店の外で待っていたのは…。ま、真理子さん？ご本家ほど大きくはありませんが、２０代の頃の林真理子さんを彷彿とさせます。
　林さん（仮名）は「今日で入店２日目で何も分かりませんが、よろしくお願いします」と挨拶します。 「いやいや。こちらこそよろしく」と返します。個人的に好みから外れているので厳しいかも…と不安が頭をよぎります。

　林さんの緊張をほぐそうと思い、近くの自販機で飲み物を買って渡します。ぎこちないながらも会話をしながら、ホテルに向かいます。今回のホテルは「JO●BOX」です。日本橋では「エ●ロード」などと並び、ホテヘルでよく使われます。
　フロントに着くと複数の疑似カップルが順番待ちをしています。休日ということで、結構混んでいます。全体的にやん猫系列の嬢と客が多かったように思います。
　待っている間、林さんと話をします。東京から来たと話すと、昼職の関係で東京に行く機会が結構あるとのことで、東京の話で盛り上がりました。
　１５分ほど経ち、店名を呼ばれます。林さんはフロントでホテル代を支払いますが、このホテル代が曲者です。システム上はホテル代は２Ｋとなっているのに、実際の支払額は1.5Ｋです。何だかピンハネをされているような気になります。

　部屋はそこそこ広く、ホテヘル使用なら必要十分なレベルです。
　林さんをエスコートしながら互いに服を脱ぎます。う〜ん、むっちりを通り越してポチャです。巨乳ではありますが、興味のない私にはメリットになりません。テンションが下がったので、マグロになろうと決めました。
　とりあえず、先に体を洗ってもらうため、浴室に入ります。何と、浴槽の湯がそのまま残っています…。おおかた清掃し忘れたのでしょう。テンションはさらに下がります。さて、この時間をどう過ごそうかな…と考え始めています。

　ベッドに戻り、攻めてもらうことにします。適当なところでヌいてもらえばいいや…という半ば投げやりな気分で仰向けになります。しかし、林さんはリアル素人なので下手くそです。ちっとも気持ち良くありません。このままでは埒が明かないと思い、方針転換をして攻めダルマ（by池田高校・蔦監督）になります。
　林さんは初めは驚いていたようですが、途中からこちらのペースに乗ってMぶりを発揮するようになります。これでもかとリップとタッチを繰り出すと、林さんは全身が痙攣して声も出なくなります。これだけ攻め甲斐があると楽しいです。途中、純正素股もやりますが、うまくいきません。「このまま不発でもいいや」と思い、時間一杯まで攻め倒しました。
　林さんからは「私ばかり気持ち良くなってごめんなさい」と謝られます。「いやいや、十分満足したよ」と告げ、ホテルの前でお別れしました。しかし、不発だったこともあり、モヤモヤ感があります。何を血迷ったか、その足でシャンクレールに向かいます。何軒か見学しましたがピンと来なかったので、そのまま日本橋を後にしました。

　それでは寸評です。

〈店・店員〉★★☆☆☆
・対応はむきたま系列では良い方だと思う。しかし、見せ金とホテル代の件はいただけない。嬢選びのミスリードもマイナス。
〈ホテル〉★★★☆☆
・日本橋のホテルの中では比較的綺麗だと思う。ただ、浴槽の洗い忘れは酷い。
〈嬢〉★★☆☆☆
・一言で言うと「ミスマッチ」。私の好みとは合わなかったが、M性向が強く攻め甲斐があったので、加点。
〈価格〉★★★☆☆
・人妻店の中では高額な部類に入るので、外すと痛い。

　特大の地雷を踏んで以来の日本橋でしたが、当たりを引けませんでした。勝太郎さんの言葉をお借りすると「方角が悪い」のかもしれません。しかし、大阪一の規模を誇る日本橋です。次こそ当たりを引きたいです。

　帰りはアーバンライナーで名古屋に出て、風来坊の手羽先をつまみながら新幹線で帰りました。久しぶりの遠征を楽しめたのが何よりの収穫です。合同調査に参加された皆さま、今回は本当にありがとうございました。

　以上、長文・駄文失礼しました。

　東京西支部　東京西機動調査隊長　アローゼン　(H25.08.03)