by ファントム氏
E支部長の車で小雨そぼ降る立川に到着したのは13時半、KEN会長に遅れること1時間だった。だって首都高で事故だったし、ジブリ博物館の辺りはなんであんなに混んでるんだよ!って言い訳しても遅刻は遅刻です、すみませんです。
(管理者注:その通りです。遅刻は遅刻です,はい。)
待ち合わせ場所であるマックに向かう途中、シャッターの閉まっている店先に傘をかぶってホームレスが二人座り込んでいる。この雨の中可哀想にと思っているとE支部長が
「ここがクリスタル女学院です。もう並んでいますね」
ですと!なに〜、客なのこの人たちは?まだ開店までに1時間半もあるじゃん。呆れるやら感心するやらでじろじろ見てたら向こうも気配を感じてか眼が合ってしまった。その眼には風俗魂をたたえた妖しいまでの光、これだけの情熱がある奴ならきっといい隊員になるに違いないと思い、あの〜よかったらピンサロ研に入りませんか?と思わず言いそうになるのをこらえるのだった。
マックで初対面の名波好き氏に挨拶をした後、3時に多くの店が開店するらしいので場所を変えて時間をつぶすことにした。おしゃれなケーキ喫茶店に入り会長とファントムは基本中の基本であるパフェをいただくことにした。これがうまいのなんのってと言う感じで至福の時が続くかと思われたのはつかの間、ここで恐怖の罰ゲームタイムがやってきたのだ。「さて、遅刻の落とし前はどうしますかね?」
と言って悪魔のように微笑むのはKEN会長だ。E支部長は
「僕はここの支払いをします」
ということで許してもらったのだが、貧乏人のファントムにはそんな太っ腹なことはできず、会長から関節技で体罰を受けることになってしまった。
「それにファントム支部長はちょっと守りに入ってるし、最近オキニに入り浸りで骨抜きになっていますからね。さらに会長をないがしろにする等、反逆の疑いもある。ちょい喝をいれとく必要あるよね」
と再び悪魔の笑みが…
数分後、うう〜、右手を完膚なきまでに殺され、当分は左手オナニー決定である。しかしKEN会長が格闘術を極めているなんてマジ意外である。恐らくお笑い系武術家で、人を笑わせて隙を突くという「笑拳」の使い手にちがいない。
そんなばか騒ぎをしているうちに、気が付くと15時近くになっていた。「ヨシッ!」とばかりに颯爽と目指す店に向かう6名である。
私と名波好き氏とsenban氏は先ほど「ホームレス」を見かけたクリスタル女学院へ入ることにしたのだが。でもさ〜、なにこの大行列は?皆さん予約を済ませてさっさと店を後にしていくではないか。人気の子は2時間、3時間待ち当たり前だって!これは絶対に好みの子を指名できないだろうなと諦めて3人ともフリーにした。写真を見る限りハズレはなさそうだし。
ファントムとsenban氏はすぐに案内され、名波好き氏は5分待つことになった。
さて、女の子はすぐ現れたのだが、これが結構いい。170cmの長身にして、スレンダーボディー、顔もかわいい。このレベルで指名がとれないとは恐るべし。北千住なら人気姫ななれるのにねえ。今月はナースのコスプレだそうで店中ナースで一杯だ、うれしいな〜!
この子の接客態度はとてもよく、おっとり系の喋り方がかなりかわいい。サービスがまたきちんとしていて気分がよかった。手抜き一切なしというところだ。フリーでこれだけちゃんとしてもらえば、文句の付けようはない。
帰る間際にギュッと抱きしめて名残を惜しむように長めのキスをした。そして客が行列で埋まっている階段を一緒に昇り、出口までエスコートしてくれるのだが、待っている客がジロジロと見るわ見るわ、かなり恥ずかしいぞ。
というわけで本日は大満足。守りに入っていると言われようが、体罰を受けようが、店でいい思いをした者の勝ちですわ、ハッハッハッ…
東京北支部長 ファントム (H15.08.20)