ピンサロ「アンデルセン」(竹の塚)

by ファントム氏


 どよよ〜ん
 はあ〜、KEN会長が目を細めて喜ぶ顔が目に浮かぶ…
 (どうも,KENです。目を見開いて喜んでおります。はい。キャハハ)

 本音を言うと割と安全な「ギャルソン」に行きたかったのだ。だが、会長に腰抜け呼ばわりされてばかりもいられないので思い切って未知の店にしたのだ。
 W回転で昼間3000円という、周辺に比べ明らかな激安ぶりにはもちろん不安はあった。しかしながら店の外見はわりと小奇麗だし、1人くらいはまあまあの子はいるだろうから指名をすれば大丈夫だろうと思った自分が甘かった。
 今回の合同調査に参加した5名は竹ノ塚制圧の使命に燃え、全員がそれぞれ違う店に散っていく。何かのイベントがあり、駅前でマーチングバンドが演奏をしていて、これから戦場へ赴く精鋭の5名を勇気付けているようだ。爺さんがあらかじめギャルソンに行きたい旨を表明していたので、後ろ髪を引かれる思いはあったが勇気をふるって「アンデルセン」に突入する。

 店員は熊系の愛想のあまりよくないオヤジだ。すかさず3000円と言われ、指名する余裕を与えない。聞いて見ると、女の子は2名しかいないのでW回転のこの店では指名が意味を持たないことが分かった。いや〜な予感がする。
 店内はかなり暗い。シートに座るときに形状が判別できずに苦労した。シートの広さはまあまあの広さで、全7席だ。以前はスナックのような店だったと思われる。側面が鏡張りなので実際より広く感じる。音楽はアイドル系の歌謡曲が流され、それほど大きな音ではなく助かる。天井にミラーボールが回る。昨年の10月にオープンしただけに内装はそれほどくたびれてはいない。ファントム以外に客は1名しかいないので、女の子はすぐに現れた。

 あ〜あ、悪い予感が当った。

 オバちゃんである。体型はオバちゃんにしてはまあまあだし、顔立ちも普通のオバちゃんなので「対人」程度だろう。室井滋を思いっきり庶民のレベルに下げた顔というか。
 軽く世間話をしてから初めてもらうが、詳細は書かない。まあ、普通のサービスだったと言っておこう。店が暗いのは助かる、ミッションは遂行できた。

 さて二人目だが、あ〜あ、さっきよりもはるかにオバちゃんだ。北千住の広島級と長崎級に比べればまだまだ甘いが、サダムの隠れ家の分厚いコンクリートをも突き抜けるバンカーバスター並ではあると思う。最初のオバちゃんがカワイク思える。二人とも若く見せるために髪をかなり明るい茶髪に染めているが、なんか不自然だ。はあ〜、完全に戦意喪失。もう出ないからサービスはいいですと断り、吸っていた煙草を吸い終わるや「ちょっと急いでるから、ごめん」と言い逃げ去る。せめてこの順番で助かった。

 集合場所に1番早く帰ってきたので、竹ノ塚神社へお参りに行くことにした。次はお願いしますよと神様にお祈りするファントムであった。

(おまけ)
 もし行ってみたい人がいればオバちゃんから聞いたことを書くので参考にしてもらいたい。
 昼間はこの二人のオバちゃんで夜は三人になるらしい。違う人になるかどうかまでは聞かなかった。なんか投げやりになっていたのでね。
 系列店は北千住の「チャップリン」で、料金体系(夕方から4000円、9時から5000円)は同じ、女の子はここよりは多いらしい。

 東京北支部長 ファントム (H15.04.27)