デリヘル「京美人」(京都)

by あやまる氏


〜 Operations Over Road additional story "EPISODE TWO" 〜

 さて、先の岡山で調査してしばらくたったある日、岡山に住む友人Mから電話がありました。
M「あやまるー、俺の車で2泊3日京都旅行にいかんかー?」
京都は個人的に観光でよく訪れていますが、いつ行っても新鮮な雰囲気のある街です。最近風俗旅行ばかりだったし、悪くないなぁ・・・。
私「そうやね。じゃあせっかくやけぇ一緒に連れてってくれぃ。ちなみにメンツは?」
M「お前と俺とT君と、あとはひかる」
私「・・・!!」
ひ、ひかるが一緒とは・・・。嫌な予感はしましたが、久々に高校の同級生たちとの旅行なので、話に乗ることにしたのでした。

 そして当日。4時頃私が岡山駅に降り立ちつと、M氏の超高級車ブレ○スがお出迎えです。次に、これまた長年来の友人T氏と合流します。が、肝心のひかるから連絡がない。M氏が電話をすると、ひかるはスロットで当たり始めて席を立とうにも立てないとのこと。仕方ないので、彼をおいて我々三人で出発することになりました。よかった。これでたぶんひかるは来ないだろうし、久々にまっとうな旅が出来る・・・。

 山陽自動車道を駆け抜けるブ○ビス。2時間ほどで京都に到着してしまいました。ほんとこの人はいつまでたっても飛ばし屋です。ちなみに私もタンパク質の飛ばし屋です。・・・ってどうでもいいですね。はい。
 京都で、これまた高校の同級生2名と合流し、みんなで夕飯。久々の再会にみんな話も弾み、同窓会気分で盛り上がります。しかし、そんな和やかな雰囲気を一瞬で消し去ってしまうかのような、携帯の着信音が!
ひ「あー、あやまる?俺だけど」
でた。ひかるだ。
ひ「スロット終わったけぇ最終の新幹線で京都行くわー。ではまた後ほど」
なんてことだ・・・。ひかるが京都に来るということは旅行の行程表が大きく変わってしまいます。

2日目:M氏たち・・・京都・大原の三千院の特別拝観を拝みに行く
 ひかるとあやまる・・・風俗
最終日:M氏たち・・・坂本竜馬ゆかりの地を巡る
 ひかるとあやまる・・・風俗

なんなんだ、この旅は(笑)

 そして、ひかるは本当に最終電車で京都に来てしまいました。京都の友人Y氏の家でひかるも合流。そして、部屋に入ってくるなり、
「あやまる、(今から)風俗行こうや」
第一声がこれです。両手にはピンクチラシ。ホンマに頭イカれてます(笑)Y氏のマンションの集合ポスト付近に落ちていたチラシを持ってきたそうです。
私「今の時間(12時すぎ)やと店は閉まってるからデリしか無理やで」
ひ「おぉ、じゃあむしろデリで。初めてやからそれはそれで楽しみや」
私「えぇ〜、マジで言ってんの?今日全然行く気なんかなかったのに・・・」
と言いながら、自分の財布の中身を調べている私(大笑)
私「・・・、行くか」
結局私もアホなのでした(笑)

 京都は基本的に新規に風俗店をかまえるということが難しいらしく、無店舗型風俗(いわゆるデリヘル)が盛んなんです。私も昔京都に住んでいましたが、ポストに入ってくるチラシの量は半端じゃありませんでした。
 今回もひかるが集めてきた大量のチラシを選りすぐり、最終的に3枚にしぼり、周りの友人の冷たい視線をあびつつ、我々は友人宅を後にします。しかもちゃっかりM氏のブレ○スを借りて(笑)

 さて、ひかるの運転で深夜の京都をドライブします。繁華街にさしかかると、ひかるは辺りの女の子に気が向いてならないようですが、私はそれどころではありません。頭の中で先程選んだ3店について、徹底的に調べあげます。時間と値段の比率、オプション、システム・・・。
 それぞれのお店に電話し、直接交渉した結果、対応が一番親切で、しかもコスプレ無料というオプションにひかれて
「京美人」というお店に決めました。
 ひかるは私の電話のやりとりに圧倒されていましたが(笑)しかしこの私の独断が、後にひかるをとんでもない目にあわせてしまうのでした・・・。

 友人宅から40分弱、ようやく店員お勧めのラブホ、「シャンテ」に到着です。ここは夜間でも休憩料金で入れるし、宿泊が6000円からと、非常にリーズナブル。
 場所は五条通りからそのまま国道9号線に入り、亀岡方面にひたすらまっすぐ。しばらく行くと、京都縦貫自動車道・沓掛ICが出てきますが、間違えて入らないように(結構間違いやすいので要注意です)9号線を走り続けます。
 するとすぐに突然ラブホ密集地が現れます。亀岡方面を向いて左手側に、お世話になるホテル「シャンテ」がありました。

 そして二人は別々の部屋に入り、それぞれ京美人のスタッフに電話をかけ、交渉。私は「とにかく細くて若い子。ぽっちゃりとかデブは絶対NGなんで」とカマをかけます。
 基本的にデリヘル(ホテトルもそうかもしれませんが)で交渉するときは、ちょっとオーバーなくらいの表現を用いたほうが絶対よいと思われます。やせてる子と言えば普通は痩せ型〜ぽっちゃり系の女の子がきますし、ぽっちゃり系がいいとでも言えば、とんでもない重戦車と戦うハメになってしまいます。一概に正しいとは言えませんが、デリを頼むときに覚えてて損はないと思います。
 もちろん年齢的な交渉もそうです。とにかく若い子がいいのなら、ぶっちゃけ「10代の子がいい」とでも言ったほうがよいです。ほんとに10代の子が来るかもしれませんし、仮に該当する子がいなくてもそれなりに若い子(20代前半とか)が来てくれる可能性が高いです。ハッキリと年齢を指定しなかったら、店側も無作為に姫を選んでいる可能性が高く、結構年のくった子が現れかねません。
参考までに。

 待つこと30分。いよいよ姫とご対面です。
 ・・・ほほぅ。まあ悪くはないですね。名前は忘れましたが。ぽっちゃり系で背は低いですが胸が結構あり、ひかるだったらかなり喜びそう(笑)容姿的にもBランク。まあよしとします。最初に金銭面の交渉。
 ひかると55分で入ると決めていたので、55分12000円+交通費2000円を払います。ホテル利用だと交通費が取られ、家での利用だと取られないそうですよ。ちなみに時間は45分から120分あたりまであり、値段も10000円前後から20000円強となっています。もちろんデリによってシステムは違うので、各自調査されてみてください。

 さて、一緒に風呂に入り、まずは挨拶代わりにマシンガントークをかましておきます。そうすると姫もかなり打ち解けてくれて、プライベートの話を始める始末で、まあつかみはオッケーといったところでしょうか。
 そしてベッドにうつり、プレイが始まりかけたところで、私は大事なことを思い出しました。
・・・コスプレじゃない!!(笑)
無料オプションなのに使わないわけにはいきません。
「ねえねえ、制服着てくれる?」
すけべオヤジ丸出しです。しかし姫は嫌な顔一つせずに夏用ブレザーを着てくれました。しかーし、姫の足元を見ると、肝心なものがない!
・・・ルーズ(または紺のハイソ)を履いとらん!!!(笑)
私「ねえねえ、ルーズとかはないの?」
姫「ごめんなさい。ないんですよ」
ざ、残念。頑張って聞いたのに、アホ丸出しです。
 しかしそれはさておき、いよいよプレイの始まり。
 話してるとまあまあよかったのですが、プレイ自体はハッキリ言ってよくなかった。ちょっとフェラしたかと思うとすぐに手コキ。その繰り返しです。なんか味気なくて攻守交替してみたのですが、結局すぐにまた私が受身にさせられます。
 手コキのテクは確かに恐ろしいほどあったのですが、あまりにも手抜きもいいとこ。そのまま本当に手抜きされました(苦笑)
 口内発射もなければ、私の腹の上に放出させる始末で、私のテンションは最悪。風呂に入っても適当に話をあわせただけで、お互いさっさと着替えてハイさよなら〜。

 すぐにひかるに電話をすると、なんか彼もテンションが低い。しかももうとっくにプレイは終わっているとのこと。どういうことだ?私も速攻で部屋を後にし、ひかると合流します。
 彼はほとんど無言で足早に車に向かいます。私も必死に彼についていき、お互い車に乗って、ひかるが重い口を開きます。
「ホンマ、史上最悪やった。まじトラウマになりそうやわ」
ここから延々と彼のグチが始まったのでした。どんなにひどかったか、詳しくはひかる氏のレポをご覧ください。
 彼はレポではまだ抑えて書いていますが、実際はもっとひどかったですよ。彼があんなに荒れ狂っていた様を見たのも久しぶりかもしれません。彼は京都初風俗だったというのに、私の独断で決めた「京美人」でとんでもないトラウマとして一生記憶に残る体験にさせてしまったのでした・・・。

<姫>
ビジュアル:★★☆☆☆(まあ悪くはないですけど)
接客態度:★★☆☆☆(こっちがしゃべらないと話してくれません)
サービス:★☆☆☆☆(テクはあるんでしょうが、評価はレポで納得していただけるかと)

<店舗>
店内:★★★★☆(低姿勢でホテルの検索もしてくれて、非常に好印象)
料金:★★★★☆(割とリーズナブルかも。でも店によって違いますよ)
「京美人」はお勧めできませんが、今回利用したホテル「シャンテ」は結構お勧めで す。

 しかし、いつまでたっても忌わしい記憶が消えないひかるさん。
私「今回の旅行中に必ずぷるぷるに連れて行くから。絶対満足させちゃるけぇ」
ひ「おぅ。まじホンマ頼む。このままじゃシャレにならんから」
明け方までひかるとファミレスで語りあったのでした。

 東京西支部 東京西機動調査隊長 あやまる (H14.10.20)


調査部から補足事項
本店舗は他にひかる氏(H14.10.19) がレポートしております。
〜©日本ピンサロ研究会〜