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「待ち行列を用いた風俗店の売上高推定」補足

先に公開した「待ち行列を用いた風俗店の売上高推定」に対し質問を頂きましたので解答いたします。
(解答:M氏)


【質問】

 女の子の人数からソープの一日あたりの来客人数(経営的に黒を維持するための)を算出する方法はありませんか? やはり1日その店の前で張り込みするしか方法はないのでしょうか。

【解答】

 立地条件やサービスの質により来客人数は変化するため、正確に予測することは難しいですが、ある程度の予測は可能であると考えます。 具体的には下記のような方法が考えられます。

1)女の子の人数×営業時間/プレイ時間で、来客人数の最大値(MAX)を求める。

 たとえばプレイ時間60分のお店に女の子が10人在籍していて、営業時間が12時間であるとすると、物理的に120人/日以上の来客はあり得ません。

2)損益分岐点から来客人数の最小値(MIN)を求める。

 風俗店経営を続けるためには、毎月利益を出さなければなりません。売上げ(来客人数×プレイ料金)= 経費(従業員の給料と女の子の給料、店の維持や雑誌への広告費など)となる点(損益分岐点)以上の来客があることは間違い有りません。

 実際の来客人数は少なくともMAXとMINの間になるはずです。

3)何人かの女の子に稼働率(営業時間中にプレイしている時間)を聞き、さらに来客人数を絞り込む。

 例えば女の子に「仕事中ってどのくらい休めるの?」と聞いてみて、12時間営業で3時間くらいと答えれば、稼働率は75%になります。女の子の平均稼働率が75%なら、(MAX×0.75)人が来店していると推定できます。

4)女の子の仕事量から推定する。

 3の方法は、全ての女の子が同じ稼働率で働いていることを前提としていますが、実際にはNo.1の女の子とフリー専門の女の子の仕事時間はまったく異なります。そこで、女の子の仕事時間が人気に対してどのような曲線を描くかを分析し、曲線を表す関数を積分して女の子の総仕事時間を算出すると、より正確な値を推定できます。

5)風俗経営者のリスクを金銭価値に変換する。

 ちょっと意表をついたアプローチです。
 風俗経営はリスクを伴いますが、経営者はこのリスク以上の利益を上げていることは間違い有りません。どのようなリスクが存在しているかを調上げ、過去の犯罪例などからリスクを金銭価値に変換します。そして、そこから求まる利益から、売上、来客人数を逆算します。

とりあえず、今考えられる方法を列挙してみました。