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体験メモ「風俗利用料金に関する考察」

by 勝太郎氏


 新型コロナウイルスの影響で多数の風俗店が営業自粛しており、調査がままならない中、暇だけはあるので普段考えていることを考察として投稿しました。
 今回のテーマは、風俗を利用するうえで必要なもの「お金」です。利用料金について書かせていただきます。

【共通編】
・入会金

 私が最も嫌いな料金です。同じ店に何度もリピートして、それなりのメリットがあれば別ですが、私は遠征が多く、遠征は一期一会の調査が多くなるので、入会する意味がないのです。
 入会のメリットでよくあるのが、会員はビジターより早く予約ができることやポイントが付与され、それに応じた値引きがある、会員価格が設定されているなどでしょうか。店によっては入会しなければ遊べないところもあります。大阪の某ホテヘルでは会員証を忘れると、再度入会を求められました。これでは入会金という名の料金です。リピーターを増やしたいのであれば入会金なんかとらない方がいいと思います。

・指名料
 説明するまでもなく、女性を指名するときにかかる料金です。
 フリー上等な方、女性の容姿等に拘りがない方には必要のない料金なのですが、自分の好みの女性と遊びたいと思えば必要になります。
 指名料には、本指名、写真指名、タイプ合わせなどがあり、どの業種においても、たいていは1,000円〜2,000円くらいなのですが、一部地域では、特別指名料と称して女性のランク次第で高額になるケースがみられます。
 昔ト○コ風呂と呼ばれていたソープは、ほとんどの店で指名料はかかりませんでしたが、デリヘル等の影響か指名料をとる店が増えてきているように思います。
 個人的には、指名料については本指名のみにして欲しいと思っています。実際そういう対応をしている店があります。店頭でのボカシや修正なしでの写真指名ならまだしも、ボディスペックが変わるほどの修正画像で写真指名料をとるのは詐欺に近い行為だと思います。もちろん、顔は身バレ防止の意味合いもあると思いますので、ボカシが悪いとは言えませんが・・・。

・消費税
 これは「消費税に関する考察」で詳しく書いたので省略しますが、念を押して言います。「今まで消費税をいただいてなかったので、令和元年10月から10%いただきます」は嘘です。だまされないようにしましょう。名目上で消費税をいただいてないかも知れませんが、課税事業者であるならば、言い方を変えると、消費税を申告して納付している事業者ならば、10月以前は内税として8%の消費税を客からもらっていたことになります。なので、10月以降は2%分だけ上乗せするか、本体価格の値上げを宣言することが適切な対応だと思います。
 消費税については、国民の義務ですので、払うのは問題ないのですが、できれば内税でやって欲しいなと思います。外税で10%加算されると、それだけで高くなるイメージがあるのです。

・オプション
 文字通り、基本料金以外にかかるもので、主にデリヘル、ヘルス、デリエステ、エステ、イメクラなどにあるものです。
 例えば、コスプレ、即尺、顔射、ローター、バイブ、パンスト、パンティ(持ち帰り)、ごっくん、聖水、AF、写メなどがあります。エステ系だと、ヌード、トップレス、フェラ、ボディタッチなどでしょうか。それぞれ、店によりますが、1,000円〜10,000円の範囲内の単価ですが、いろいろ付けると結構な金額になります。
 これも店によりますが、上記オプションが基本プレイに入っていたり、無料オプションになっていたりします。女の子によってできる、できないもあります。私はあまりオプションは頼まない主義ですが、趣味趣向は人それぞれですので、楽しむ範囲が広がるのだと思います。

【ヘルス・デリヘル編】
・入店料
 名古屋に存在する悪名高き「入店料」です。総額で考えればサービス料の一部だと思えなくもないですが、名目上「入店料」とされているので客としては払いたくない料金と言えます。これはソープの入浴料とは意味が違います。入浴料は文字通り風呂に入るための料金と言われれば納得できますし、後述の通り分離する経緯があったということですが、ヘルスの入店料は納得できません。喫茶店で入店料100円+コーヒー400円、合計500円ですと言われて納得できるかということです。名古屋だけなので、条例でもあるのかと思って調べてみましたが、見つけられませんでした。余計なお世話かも知れませんが、いずれにしても、1,000〜2,000円くらいなのでサービス料に合算してはどうでしょうか。

・サービス料
 多くのヘルスで、時間によって料金が変わります。サービス料については、言わずもがなで説明は省略しますが、個人的に「60分2万円の壁」という考えがあり、ヘルスやデリヘルで60分2万円以上となると敬遠しがちです。その壁を超えるならソープに行こうという気持ちになります。理由は分かる人には分かるでしょう。

・交通費
 デリヘルにおける店舗拠点から派遣先への交通費です。市内中心部無料が一般的ですが、有料の場合もあります。拠点から徒歩圏内の場合を除けば、交通費は文字通り車両や燃料代、ドライバー人件費を考えれば必要なものですから、近くても有料というのは理解できますし、遠隔地だと回転が悪くなるため、その保障という意味では多少高額になるのもやむを得ないのかなと思っています。

・ビジネスホテル派遣料
 これも私が嫌いな料金です。考え方としては、ラブホは女の子が使うバスタオル等アメニティがあるけど、ビジネスホテル利用客はたいていシングルルームなので、バスタオルを持参しなければならないためタオル代ということでしょうか。
 HPにきちんと明示してあるデリヘルはまだしも、何も書いてないのに請求されると、たまに受付時にキレます(笑)店によっては「ビジネス出張支援」として、逆に1,000円引きというデリヘルもあるんですけどね。

【ソープランド編】
・入浴料
 ソープランドの位置づけ上、入浴介助する女性と客がたまたまムラムラして合意の上で××するのであって店側は女性と客の行為には関与していないことが建前になっているため、通常は入店料とサービス料は別々に支払うことになっている店が大半だと思いますが、一部の地域・店では総額表示しているところもあります。内部的な処理は別々にしているとは思いますが。

・サービス料
 入浴介助の女性に支払うサービス料金です。詳細は分かりませんが、女性はすべてもらえるわけではなく、この中から雑費等を店に払うようです。

【まとめ】
 結局、何が言いたいかというと、客としては総額だと思うんです。このサービスに対して、総額いくらかということです。それが自分にとって、安いか高いか、適正なのかで判断すると思うのです。
 そのためには、客として納得できる料金体系、費目が整理されていて欲しいのです。それもシンプルに。いろいろな料金を付加して、取れるだけふんだくってやるみたいな料金体系の店がありますが、そういう店を利用しようと思いません。
 また、値引きについては、「お得感」を出して利用しやすくするというのは分かりますが、それが常態化している店もみられます。そして、言わなきゃ引いてくれないというのは、客の立場から言うと、非常に印象が悪いです。言わないのに引いてくれたりすると、それだけでまた来ようという気持ちになるんですけどね。
 共感できること、できないことがあると思いますが、皆さんの風俗調査の参考になればと思います。

 事務局長 勝太郎(R02.05.10)

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