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調査報告「函館風俗に関する一考察」

by 改正遺失物法氏


 毎度さまです、北海道支部の改正遺失物法でございます。
 今回は2017年の年末、遺失物法さん慰安企画として函館に参りましたよ。ええ、ネタ満載のちょっと変わった地域まとめというお話です。

 今回、多分当レポが400本目となると思います。なので好き勝手に書きたいことを書かせていただきます。ええ、400本記念ですから。

■どうでもいい前段
 ええ、2017年も終わりかけ、みなさま大変お世話になりましたということですが、繁忙期を前に充電です。函館ですな。今回の訪問については、ネタがお二つございます。その2つをを合わせてみると、現状あまり明るいとは言えない当地デリヘルの展望が見えて参りましたので,ちょっとまとめて見ましょうね。ええ、暗いお話ばかりしてもどうしょうもないので、以下のように進めさせていただきます。
@今回のネタその1
A今回のネタその2
B歴史から学ぼう
Cまとめ
 はい、2017年まとめと、そこから見えてきた2018年の展望を申し上げたいと思いますので、恒例の街の成り立ちや立ち回り、過ごし方などは割愛いたします。
 今回本稿を記す目的は『何がどうなりこうなった』という点を明確にし、今の姿を残すことで記録としたいという意図となります。

■今回のネタ1
 ええ、遺失物法さん、最近SNSなるものをやっております。某媒体では風俗店、店舗スタッフ、お姉さま方、さまざまな方が活動されており、その中で遺失物法さんも情報収集の一環として活動させていただいております。その中でのつながりで、過去の思わぬ案件の裏話が判明いたしました。

../papers/kib_pa12.htm

 こんなお話がございましたが、この裏話が判明です。ネタ元の保護、お客さんとしての改正遺失物法の保全のために詳細は記しませんが、まあぞんざいな扱いを受けて放置されましたということ、真の原因は担当者ではなく経営層の問題であったことが判明しました。
 本件については丁重にお詫びをいただきましたし、過去のお話なので今更どうのこうのというのはございませんが、やりとりをする中で端的に語られるんですよ、現況がね。詳細の記載は遠慮しますが、お話を聞く限り当地の風俗、展望を全く感じることができない感じです。少なくとも今の

『まあまあ選択肢のある』

 という状態にはならないだろうということですね。端的に言うと風俗嬢とは、ごく一部を除き

『必ずしも儲かる仕事ではない』

 ということです。店舗においては集客をし、嬢が儲かる状態にしないとどんどん先細りになってしまうということを強く感じました。

■今回のネタ2
 お次はユーザーサイドのご意見です。今回の遠征でランチを共にした道南乃風氏と意見交換をいたしましたよ。氏は遺失物法さんと違い、このエリアで活動をされています。地域のユーザーとして遊んでおりますよ。地域をよくご存知な方として、ご意見を拝聴いたしました。

 現状の函館デリヘル、某媒体では56、他媒体を合計しても60弱の店舗数、更に系列や活動動態を加味すると30を割り込む程度の店舗数となりますよ。その中で遺失物法さんと道南乃風さん、問題ですなあとご意見が一致した部分が以下となります。
@嬢の入れ替わり
A地域性に馴染むか馴染まないか
B素性のオープン化
 目を引く嬢がおらず、出稼ぎ嬢は市場を荒らし、確実を期するならば馴染みの嬢と遊ぶしかない状態です。ええ、端的に申し上げれば『未経験者の入門』が極端に少ない状態です。んで他地域からのお店は当地の理解度が低い者もあり、お客さんの利用動態とはかけ離れたプロモーションを行なっているお店も散見されます。Bについては当地特有の問題かも知れませんが

『あのお店は元〇〇』『あの嬢は元〇〇の△△嬢』

 という話が非常に早く出回ります。しかも始末の悪いことに情報の精度が高く、全く夢の見れない状態となっております。ええ、期待感や夢がありませんなあ。
 二人が合致した部分として
@現状は『客数』が足りない
A@が理由で稼げない
BAが理由で新たなる入門者が入ってこない
CBが理由で楽しい遊びにならない、足が遠のく
 という悪循環ではないでしょうか、ということですね。

■歴史から学ぼう
 ネタ@ともかぶりますが、かつてこの街には大きな勢力を誇った地場の系列がございました。今でも後継店舗が細々とやっておりますが、かつてと同じ姿ではございませんのでこの場では『ないもの』として扱います。
 この系列については、2008年、遺失物法さんが当地に居住したころには当地の大きな顔でした。当地のデリヘルの半数がこの系列でしたのでね。そんな系列が10年持たずに総崩れです。色々な話を聞いておりますが、市場動向の変化についていけなかったこと、概況が悪化しているのに対策を打てず、放漫な経営となっていたこと、過程でまともなスタッフ、嬢に見切りをつけられたことが原因と推測しています。
 ええそれがどうしたの?と思う向きもあるとは思いますが、遺失物法さんと道南乃風さんには、今の函館の現況の悪化度合い、この系列と同じような動きで縮んでませんか?という風に見えているんですよということですね。
 んで、情報伝達が早い原因の一つと推測しておりますが、かつて上記系列に所属した特定の世代の嬢が現在でも市内各店に多数在籍をしております。ええ、そういう意味では、当地の市場は『大きな一つのお店』と言えるのかも知れません。

■まとめ
 はい、暗いお話ばかりしてまいりました。じゃあどうするの?ということですよね、大事なのは。遺失物法さん、函館が大好きです。ジジイになっても函館でお遊びしたいです。道南乃風さんも同じ思いです。その頃には市場は壊滅、選択肢なしという状態は御免です。そうならないためにユーザーとして何を望むかというお話は以下です。
@不明確な点をなくす
A足りないカテゴリーを補う
Bスタッフの労働条件の改善
 @は料金面と画像のお話です。特に他地域から進出の系列、見た目の安い料金は却って反発を買っていることを学んでいただきたいかなと。ユーザーが求めているのは『安さ』ではなく『クオリティとの比例』です。同様に画像の過度な加工も『実物のお姉さんとお会いする』わけですから無意味な行為であると認識をしていただきたいですね。
 Aは当地で足りていないのはエステカテゴリーです。腕の立つ嬢は個人的に何人か存じておりますよ。そういった嬢をプレイングマネージャー化して技術の伝播を行い、腕の立つマッサージ店があればなあと思います。
 Bは読んだ如くです。某店ではスタッフ1名が365日昼から深夜までというお店もあるときいております。増員をされてはいかがでしょうか。実務に追われて対策すら打てないのが現況ではないでしょうか?
 んで、遺失物法さんと道南乃風さんの結論として、こういうのはいかがでしょうか?現状の問題は端的に申し上げると客数の不足です。新しいユーザーを呼び込むためにという目的で以下をお読みください。
@嬢のスタッフ兼務(一部の嬢)
A新しいコンセプト
B真っ当な商売
 今、当地で遊んでいる中心層は30代から上の方になるのではないでしょうか?その世代が遊ぶ回数を増やすことは現実的ではありません。では、今遊んでいない若い層に足を運んでもらいましょうか、ということですね。それをもって客数を増やすということです。

 @は某系列の崩壊を経験されている嬢も市内に多数いらっしゃいますので、経験されている方にお知恵を借りてはいかがでしょうか?ご意見をお持ちの方、いらっしゃると思いますよ。店舗の経営に参画できていると思えばモチベーションも違うのではないでしょうか。
 A上記で申し上げたマッサージもそうですが、初心者向けのコース設定はどうでしょうか。経験の少ないお客に『デリヘルとは何ぞや』を教えるコースを『嬢の取り分』プラス交通費くらいのお値段でできないでしょうかね?お客の年齢制限などを設けてもいいと思います。デリヘルとはこういう遊びなんだということを理解してもらい、リピートに繋げるというコンセプトです。
 ここでも@の嬢のお力を借りて『経験豊富な講師枠』に収まっていただき、デリヘルという遊び、女性の体の接し方などを教育ということですね。昔でいうところの『ベテランソープ嬢に叩きこまれる』という奴ですね。
 B上記Aをするにあたり、画像や料金の不明確なところを排除されてはどうでしょうかね。一部のお店ではこのあたりをかなり排除して、堅実に成長されています。払うお金に見合う価値が見込めるという根拠があれば、ビギナーも大変利用しやすくなるのではないでしょうか?
 特に今の若い世代、財布のヒモは非常に堅いですよ。1万円の支出に対し、1万円以上のリターンが期待できなければ1万円という支出をしないということを申し上げておきたいと思います。

 ええ、遺失物法さんの函館を守るために、当地の業界関係者の方々、奮闘をお願いしたい。デリヘルというのはお店にとっても嬢にとっても『儲かる仕事』というポジションを復権させてください。そのために客数を増やし、市場を盛り上げ、更にお客がやってくるという好循環を期待しております。

 最後に、伝聞で申し訳ありませんが、今回情報をくれた方が申しておりましたよ。当地の嬢や店舗さまの中で当会の認知度は低くはないようです。もしそれが事実ならば、お願いをいたします。情報の伝播はさせていただきますので、みなさま方には経験とスキルをフル活用していただき、まず店舗の活性化をしていただければと思います。それがみなさまの待遇改善につながり、市場の活性化につながります。ええ、頼みますよ。

 ということで今回は以上でした。
 次回改正遺失物法『今回のお話』。待て次号!

 北海道支部長 改正遺失物法 (H29.12.29)

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