刑事を装い,女子高校生に「売春容疑だ。署に行くか,ホテルか」と迫り買春したとして,神奈川県警少年課などは1月31日,児童買春防止法違反の疑いで同県秦野市の会社員S.T容疑者(41)を再逮捕した。
調べに対しS容疑者は「昔,自分が補導された時,警察官が手帳を出す姿がかっこよかった。刑事を装えば,相手から金を要求されなかった」などと話しているという。
調べでは,S容疑者は昨年8月28日,テレクラで知り合った男と2人で,ツーショットダイヤルで同県小田原市の高校1年の女子生徒2人(いずれも当時15)に金を払う事を約束し,みだらな行為をした疑い。
S容疑者らは待ち合わせ場所で女子生徒に「警察だ」と告げて車に連れ込み,黒い手帳とおもちゃの手錠を見せたうえ,住所や学校名などを”聴取”。手帳に書き込みながら携帯電話で署に報告するふりをし「ヤマさん」「カワさん」と呼び合っていた。
S容疑者は別の女子高校生2人にもみだらな行為をしたとしてすでに起訴されている。
(H13/2/1付,報知新聞から引用)