〜日本ピンサロ研究会〜

研究ノート「乱交パーティー潜入レポート」

by 東京南支部編


 序章「ロード・オブ・ザ・リングス / 勇者の決断」を読んでいない方はこちら

 第2章
 「ロード・オブ・ザ・リングス / 二つの塔」

 当日、都内某駅で爺所長とセロ隊長の2人は待ち合わせ、電話をすると場所を教えてもらう。そのままホテルへ直行。都内の某有名ホテルのスィートルームの一室が乱交パーティーの会場となっていた。爺氏が部屋のチャイムを押す。

セ「この瞬間が一番緊張するところなので(だって普通の泊り客とか出てきたらどうします?)チャイム押すのは勇気がいるから嫌だったのですが助かりました。さすがは爺所長。(しかも一瞬の躊躇もなく)」
爺「ひゃっひゃっひゃっ〜〜!堂々としてれば怖いものなど今は無い!(正直K察くらいかしら…汗)」

 重厚なスィートのドアが開き、出迎えられ中へ入ると女性が1人…。

爺「こんにちはー、○○で予約入れてた者ですが…。」
セ「うーん、どこかで(この女を)見たことあるような…。」
出てきた女「会費いいですか?」

 参加費1人2万円、計4万円を渡すと無言で受け取り、さっさと奥へ消えて行く女。

セ「何か言えよ〜〜感じ悪いぞ、おい。」
爺「思ったよりビジュアルは悪くないけど性格のほうはど〜なんでしょ??」

 部屋の中にはガラ声の別の女性がもう1人、この2人がどうやら主宰らしい。受付の女は靴を入れる場所までやたらと仕切る。中に通され部屋のソファーに座っていると客が1人登場、なんとも緊張した様子。初めての参加のようだ。少し経って、パーティー慣れした若者も登場。いわく彼はいろんなパーティーに参加しているらしい。

爺「Eさんまだ来てないんだ、俺これからシャワーだからメールしておこう(以後連絡不可のメールを送信)。」
セ「う〜ん、やっぱりこのレベルか〜。この(主催の)2人も片方はギリだけどもう一人はイタダケナイなあ。」

 その後、爺所長はシャワーを浴びにシャワールームへ。まだE支部長は到着していない。今回は知らない人同士という設定(笑)なので来ても知らんぷりしなくてはならない。各自シャワーを浴びたあと3人目の女性が到着。

セ「あっ、3人目。少しはマシかな?好みじゃないけど。それにしてもな〜んかこの人も見覚えがあるような・・・?う〜ん、思い出せん。」
爺「仕切りの方はかなり好みなんだけどガラ声はちょいとなぁ…。おっ、最後の一人はイイオンナ系じゃん!」
セ「シャワーが2箇所あるのはいいことだよなあ、シャワー待ちが半分で済むしね。まあ、人数少ないからそこまで必要なかったけど。。。」
爺「夜景のきれいな都心の某ホテルだったな…。出来れば彼女と一緒に来るようなところだよ。」
セ「こんなに広い部屋は初めてだな、もっと人数多かった時もここまで広くはなかったし、少ないところだとこの半分くらいだったなあ。」

 遅れてE支部長の登場。ここで今回の参加メンバー全員が揃った。男性5人に女性3人の計8人。

ここでパーティーの参加メンバーを整理すると。。。 E支部長…今回は「知らないヒト」というシチュエーション
爺所長…今回の乱パ共同参加計画の言いだしっぺ。乱パに好奇心ありあり
セロ隊長…参加回数が多い割には他2名より落ち着かない様子。鬼には程遠い。2人が満足できるか心配
パーティー慣れした若者…20代前半の遊び慣れしている、真っ黒に日焼けしたイケメン(微妙)?
初参加氏…かなり緊張のご様子。えっ、この人が?という感じの40代サラリーマン

仕切り屋の女…ルックスは20代半ばの普通の女の子、でも話し出すと止まらない
ガラ声の女…30代後半の細身のオバサン、あとでわかったがサービス熱心でしまりがいい
遅れてきたイイオンナ系…30代前半のスレンダー系美人、派手なお水風のメイク

E「ソファーにセロさんが座っているのを見た時は、思わず笑いそうになってしまったよ。しかも、横にはバスタオル姿の爺さんが座っているし(笑)。」
セ「いやあ、私もE支部長を見た時は、ついついニヤケちゃいましたよ、慌てて視線をそらしたものの(笑)。それに比べてさすがはE支部長。すごく自然に知らない人のフリをしてましたね。それがまた、笑いを誘う原因に。マジで苦労しました。」
E「結構、演技派なんだよね〜。」
爺「シャワーから戻ってきたらE支部長が来てたもんで心の準備が…自然に振舞えるかちょっと不安だったなぁ。演技?するのは結構大変かも。。。だけどちょっとクセになりそ(笑)」
E「みんなに隠れてとか、こっそりとかって癖になるよね。でも、こういう共通体験をすると結束力が高まると思って、この企画に参加したんだよ(嘘)。」
セ「嘘かいっ!(笑)」
爺「まっ、騙してたのね(爆笑)」

爺「(隣のEさんに初対面の如く)こんにちは」
E「初めまして、加藤鷹といいます。」
セ「鷹って・・・このヒトは・・・(自分はボロが出そうなので黙っとこ)」
爺「かかか加藤鷹っ? そ、そうですかぁ(バレバレですね、この名前は…)」

 ここでセロ隊長のさっきから引っ掛かっていたことが突然氷解した。

セ「げげげっ!!わかった、思い出したよ!仕切り屋の女と三人目のイイオンナ系、他のパーティーで会ってるんだ。しかも仕切り屋のほうは相手した子だよ、おい。しかも、記念すべきデビュー第1戦で。うわっ、気付かれたら気まずいな、目合わせないようにしよ。しかしよりによってこんな時に。この世界は狭いのかも」

 乱パデビューの女性と主催者が別のパーティーで奇跡の再会を果たしたセロ隊長。しかし、女性の方はセロ隊長のことに全く気付く様子がない。。。 開催時間も迫っているので電話や受付の応対で独特の雰囲気に。

仕切り屋の女「他のパーティー行ったことある?」
セ「・・・(焦り)いっ、1回だけ(やべ、中途半端にウソついた)。」
イイオンナ系「えっ?どこどこ?」
セ「(げっ、興味津々かよっ!)え、えっと…忘れちゃったなあ…。」
仕切り屋の女「忘れたの?他の人は?」
E「オレはあるよ。前に錦糸町に参加した。人数多くて大変だった。」
仕切り屋の女「錦糸町は知らないなー、渋谷とかは人数多くて最悪らしいよ」
爺「俺初参加〜(とそれぞれの話に耳を傾ける)」
E「初めてだと緊張するんでしょうね(他人の振り)。」
セ「(もうホント黙っていよう。どんどんボロが出そう)・・・・・・(黙って聞いている)」

 仕切りの女はE支部長の話を熱心に聞き、他のサークルの話題を提供してくる。この女、若そうに見えるが、かなりの数のパーティーに参加しているらしい。そして、パーティーに参加する女の子はいくつかのパーティーを掛け持ちにしているとか…得意気に話していた。今回のセロ隊長の偶然の再会も、乱パではたまに起こることのようである。。。

セ「(結構いろんなとこに顔出してるみたいだし、これなら覚えていなさそうだな。この様子なら普通に話してても平気だろう)」

 全員シャワーを浴び終わったところで別室(通称「やり部屋」)へ移動、ベッド2つの間にマットを2つ敷き、全体をシーツで覆ってある。

爺「ほほぅ、コレがウワサのヤリ部屋か…広いね。」
E「部屋は10畳くらいあるよね、さすがスィート!」
セ「マットもかなりでかいな、このマットどうしてるんだろう?まさか持ち込みもできないだろうしなあ。」
E「たぶん、追加でホテル側に持ってきてもらっているんじゃないの?」
セ「となると、ホテル側もうすうすは何かあるなとか感づいてるのかな?場所は何箇所か変えてるとはいえ周期的にここを利用するんだろうから」
爺「まあまあ、どんな業界にも〈公然の秘密〉というのがありますからねぇ、しかも大金を落としてくれる上客ですよー!深く突っ込むのはいけません。お客様は神様なんですから(笑)」

 ここで王様ゲーム(命令は主催者が用意したボックスに入っている)をやるがイマイチ盛り上がりに欠けたのは仕切りが下手だったからであろうか。内容的にはE支部長とセロ隊長がお互いを電気アンマをするという夢の共演や爺所長が初参加の男性参加者と▲▼(激しくないが自主規制)をしたり若者に○○○(もちろんそれではない)を舐められたりと盛りだくさんであったのだが。。。

E「まさか、この年になって“電気あんま”をするとは夢にも思わなかった。」
セ「力加減が難しいんだよなあ、しかもバスタオル1枚だからリアルな感触が…」
E「初対面の人よりはセロさんの方がやり易かった。でも、セロさんはいいモノを持ってるよね、うらやましい(セロ注:誤解のないように伝えておきますがホントは粗品です《泣》マジです)。あと初参加の男性と▲▼してる爺さんの姿は笑えた!」
爺「まさか男同士であんな▲▼(激しくないが自主規制)までしてしまうとは…俺の王様の意味ねーじゃん(泣)。」
セ「爺さん王様の回数多かった割にはイイ思いしてないですね(笑)主宰者ももっと考えて、常に男と女が相手になるようにしたほうがいいんじゃないの?飲み会じゃなくて端からH系のパーティーなんだし。」
E「男性同士も仲良くなって欲しいっていうのも狙っていると思うけど、初対面の男性と▲▼はきついね。」
爺「ノリがほとんど悪い意味での合コンみたい…男同士に当たるのはこーゆーところではマイナスポイントですね。」
セ「トラウマになって次の参加に二の足踏んだりして(笑)」
爺「実はちょっとクセになっちゃうかも…今度誰かにやってもらおうかな(爆笑)」
E「▲▼と○○○、どっちも過激…。セロさんにやってもらって。俺はパス」
セ「い、いや、勘弁してくださいよ。いくら支部長の指示でもそれは・・・(こんなときは)か、会長〜〜、なんか爺さんが会長にお願いがあるみたいなんですが。叶えてやってください」

 その微妙な勢いのまま1回戦突入。

 慣れた若者が速攻、イイオンナ系を独占。セロ隊長が奥側のベッドのほうに座っているとあろうことか前回某パーティーで相手してあしらわれた仕切り屋の女が隣に来てしまい、初参加氏と3Pする羽目に。反対側のベッドではE支部長、爺所長が残りもののガラ声の女への共同作戦を展開している。しかも傍目では他人同士という状況で…。

セ「あっちは楽しそうだなあ、でもあの子はちょっと苦手なタイプだったし。でもこの仕切り屋には前回も事務的にとっとと終わらされた覚えが…。あっ、また、とっととゴムを…。早く入れなさいってか?」
E「セロさんの方を見ると、ゴムを着けて入れようとしてたので、展開が早いなぁー、と思ってましたよ。さすが、“乱パの鬼”だと感心していたのに。。。」
爺「周りを見ると早くも1ラウンド目が始まってるよ〜!ココはひとまず自分のほうに集中しないと…。(と、まずはキスから…うわっ!タバコくさ〜! 非喫煙者の爺にはキツイぞ!!)」

 セロ隊長の奮闘を尻目に、E支部長と爺所長の2人で共同作戦開始。横になった女性の頭の方にE支部長、足元に爺所長が陣取ることに。

E「爺さん、女の子の足を持っててあげるから、最初に攻めなよ」
爺「2:1っていうのは初めてだな…結構緊張するし他の連中も気になるな、でも攻めなきゃ(笑)」
ガラ声「あ゛〜」
E(爺氏が攻めている女性に対し)「声が出てるよ、気持ちいいの?」
爺「おりゃおりゃおりゃ〜〜っ!れろれろれろ〜〜ん(舌と指で攻めまくり)」
ガラ声「あ゛〜、い゛〜」
E「Hな声だね(ガラ声だけど)、気持ちよさそうだね(と言いながら胸をいじくってる)」

 一方、仕切り屋を相手に初参加氏と3Pを繰り広げているセロ隊長は…

セ「お〜、(あっちは)南支部幹部、夢の競演だ。いいなあ、楽しそうだなあ。でも、抜いてあっち行くのもナンだしな。何かつまらん、初参加君も絡んでくればいいのに、見てるだけだし。無理もないか…。」
E「セロさんが、ガンガン攻めているように見えたけど、実は仕切り屋の女に仕切られていたのね。。。」
爺「自分のことだけで精一杯だったんで周りなんて見えてない…。」

 その間のマットでは、慣れた若者とイイオンナ系が1対1で激しくやっている。セロ隊長は仕切られっぱなしのまま10分で終了、初参加氏と交代となった。この時、他チームはまだ前戯の途中、まだ挿入さえしていない。それを横目に見ながらうなだれてシャワーへ向かうセロ隊長。

セ「う〜〜ん、速攻だったな。みんなはこれからか… 負け犬の気分だな(泣)。」
E「相手が悪かったね。淡白な仕切り屋の女と初参加氏、やりにくい状況だね。」
セ「いやあ、この女では初参加氏じゃなくてもダメでしょう。kissもNGだったし、ちょっと触らせてすぐ終わらせようというオーラ丸出しでしたから」
爺「やる気ないですねー、コッチはヤル気まんまんで来てるんだからちょっとは考えろっつーの!」

 セロ隊長が帰ってきても、E、爺、両氏ともまだ奮闘中。

E「爺さんの前戯にガラ声は本気で感じてるようだよ、エッチだね。」
ガラ声「ね゛ぇー、ね゛ぇー。」
爺「おっ、いよいよOKサインか?(とゴムをつけて突入)」

 爺所長はいきなりハイスパートな腰の動きでガラ声の女を攻め立てる。

E「(爺所長に)お客さん、初っ端から、激しいですね(笑)」
爺「周りを見る余裕もなく腰を振ってます。思いのほか中の具合がイイので途中で体位を変えます。」
E「ガラ声の女も感じまくってたね」
ガラ声「あ゛〜、い゛〜」
爺「ありゃ、途中で体位を変えたのがいけなかったみたいだな、しぼんできちまった…イイや、終了にしよう。」

 ここで爺所長が離脱、シャワーへ向かう。E支部長はいつの間にかイイオンナ系の女性に相手を変えていた。

E「最初からイイオンナ系とヤルのは決めてたんだ。だから、爺さんが体位を変えた時にこっそり、イイオンナ系の方に移動したんだよ。でも、途中から混ざるとイイオンナ系はあまりいい顔をしなかったが、そんなことを気にせず、若者が終わると速攻ではめてやりました。でも、キスNGだったので、そんなに良くなかった。アソコも緩かったし…。」

 その後もE支部長は怒涛の攻撃(高速ピストン等)を展開。壮絶に散ったのを見届けたあと、セロ隊長はリビングに戻った。全員がヤリ部屋から戻ったところで…。

E「あれれ、爺さん発射しなかったの?」
爺「うぅむ、この爺が不発というのも不覚なり(汗)。 ま、次に賭けましょう」

 結局、一回戦目では、爺所長だけ不発であった。日ピン研東京南支部は、乱パ大作戦の初戦で、大きな輪(=リング)をつくることは出来なかったが、E支部長とセロ隊長の2つの塔(竿!?)を建てることに成功。まだまだ時間はある。残りの時間で3つ目の塔を建てることが出来るのか?

セ「とんだ早撃ちっぷりを晒してしまい、もう凹みまくりです。乱交ではそれを周りに曝け出してしまうのが難点です。女の子的には楽でいいのでしょうが。情けなや…、トホホ。」
爺「いやぁ、セロさんいつの間にか居なくなっちゃって残ったのが俺らだけだったー。。。」
セ「事務的に終わってしまって…気持ちも盛り上がらないうちに。全くいいとこなしでした。」
E「いやいや、初戦としてはみんなよく頑張ったと思うよ。この休憩時間でパワーをためて次も頑張ろう!」

 1回戦後の休憩時間となる談笑タイムであったが、仕切り女は次の開催に向けてかPCに向かいっぱなしになり、話を盛り上げようという雰囲気がなく、イマイチ盛り上がらなかった。しばらくたらたらとしゃべった後、「じゃあ、そろそろ」ということでまたやり部屋へ。

爺「なんか事務的な状況になってきたな、今度もイケるかわからんかも知れない。も〜ちっと盛り上げて欲しいな。」
セ「こういうところで盛り上げられるかどうかが楽しいパーティーのポイントだと思いますけどね。その点レベルの低さを感じますね。伊達に年食ってんだからもうすこし・・・」
E「明らかに初参加氏は浮いていてかわいそうに見えた。仕切りの女がもっと気を使わないとね。」
セ「肝心なところは仕切らないんだなあ、他では主催者は孤立してる人とかに気を使って話題を振ったりしてたけどなあ。仕切ってるというより楽してるだけだな、コイツ。イクのは疲れるから嫌だと?そんな事言われたら萎えるっちゅうねん。まあ本音だろうけど」

爺「仕切り屋の本領発揮か?結構本音が出てるなー、お仕事モードはイヤじゃん!」

 次回は、いよいよ3部作の最終回。セロ隊長の怒涛の攻めに“乱パの鬼”の素顔を見た!そして、爺所長はリベンジを果たすことが出来るのか!?

 最終章「ロード・オブ・ザ・リングス / 王たちの帰還」に続く。。。

 東京南支部(E、爺、セロ) (H16.01.06)

トップページへ

〜日本ピンサロ研究会〜