by 旅人2.0氏
俺は生まれついての旅人だ。旅人2.0ついに青森。
いつものように宿を移動中、今回は青函トンネル内で確保したが,友人はこのスタイルに疑問を呈してくる。これだからビギナーは困るとため息をつき、いよいよ北海道を完全に後にした。
青森駅に着いた頃にはそのまま移動するとチェックインには少し早いくらい。ならばと街をそぞろ歩き、何軒か飲み屋にあたりをつけようと繁華街を求めて市街地へ。しかし、友人は野暮な主張をする。
「早めにチェックインできるか交渉してみる」
今回は同行者のいる旅がいかに旅人的ではないかを思い知る。
元からアーリーチェックインの規定をWEBに掲載しているならば良い。例としてアパホテルは1時間につき1,000円の対価を支払うことを明記している。それならばまだいい。今回はそういった掲載が無いにもかかわらず交渉?解せぬ。
早めに宿に着いてしまい宿側の好意でチェックインできることもあろうかと思うが、あくまでも好意であり「宿に着いている」という事実がある。
だが、今はそういう状況ではない。
野暮なことはよせと言うが友人は一度休みたいと主張を変えない。やれやれと思い、頑固な友人を待つ。すると友人は満足気に「滞在時間を1時間得した」と言わんばかりの浅ましい笑顔で宿へと促してくる。
宿は決定事項を反故にされる方が嫌だろうと思い、俺も宿へ行きチェックインした。
その日はその後別行動として部屋を出て近場で美味いラーメンを食べ、しこたま飲み、シャワーを浴びた頃にやはり思い至る。女を抱くことにした。
遅れて申し訳ないが、旅人チェックだ。
店=ハニールーム
ビッグデザイア
甘くない時間の後は甘い時間が欲しい
金=90分 16,000円
青森は相場が決まっているのか、大体の店は同じか近い金額だった
場=青森
電話はおそらくだがツアラーV様が書いている女性ボウイ氏だろう。懇切丁寧に対応してくれたので、この女が来てくれてもいいのにと考えてしまった。時間の無駄もなく適切な対応だった。
予定時間に女は来た。実はこの前後について飲み過ぎたせいか記憶がおぼろだ。ただ、俺が尊敬してやまないある人物について意気投合して酔いが覚めて記憶が戻る。
その後、その日3回目のシャワーを浴びるがその日1番甘美なシャワーだった。
ベッドに移り、ハニーのように甘い口づけをすると思わず声を漏らす。偶然にも隣室の友人の部屋から出て行く女を見たが、彼はとんでもないババをひかされたようだ。こんな物言いは悪いかもしれないが、昼間の天罰だろう。
しかし、俺の目の前にいる女はハニーパイ。貪り喰らい尽くす勢いで抱き合い、素股も激しいグラインドでまるでそれは。。とある提案を受け入れると、俺はより激しさを増す。激しい時間は終わりを告げ、白濁を根こそぎ搾り取られた。
ハニールームでハニーパイでハニートラップであった。
翌日、一気に仙台まで向かい友人とはそこで別れた。おそらく俺は、金輪際彼と旅をすることはないだろう。やはり旅は1人に限る。
(R02.03.07)