「生まれたてのハツカネズミのような、非常に奥ゆかしいちんこ」

　上記は、日本一モテる男として有名な福山〇治さんが、自身のイチモツへ向けた名言です。奥ゆかしいという言葉には「心が惹かれて、その先が見たくなる感情」を表しているそうで、確かに彼のイチモツにはそれがあっても過言ではないと思います。
　かく言う私は、名称としては彼と同じ「ちんこ」を持っているしがないミュージシャン被れでして、彼とは真逆の「生まれてはいけなかったような、非情にも奥ゆかさないちんこ」にも定期的な癒しは必要です。
　オナニー好きと公言している福山氏のように自分自身で慰めるのもいいのですが、誰かに抜いてもらうのも一興。というかそうしてもらいたい、出来れば可愛い子希望で。なので、そのわがままでどうしようもない欲望を満たす為、この度エステ店として比較的有名なお店を利用してきました。

店名：NADIA（ナディア）大阪
ＨＰ：https://www.nadia-umeda.com/
場所：大阪発
受付：10：30〜翌3：00（完全予約制）

　ここを知ったのはつい先月、とあるバーで意気投合したミュージシャン仲間（この日初対面）と「ちんこ」の話になった際に教えてもらいました。出張エステなので店舗は無し、お店に電話をしてまずコースと女の子を決めます。初めてなのでとりあえず生と言わんばかりにオススメを聞き出し、その中から指名させてもらうことに。

女の子：Hさん
　ポイントは見た目と中身のギャップ。悪い意味でなく大人びて見えるHさんはHPに記載通りでクールな外見と顔立ちをしています。
「あー…」って思いました、第一印象は。これはやばいか…？とも思いました。クールな女性って菜々〇さんを筆頭として一部の方には人気があるようですけど、私にはまだまだハードルが高いので。

　でも、いざシャワーを浴びてマッサージが始まり、そこから何気ない会話をしていくんですが、全くそっけなくない。接客業ですから当たり前でもあるんですが、それでもここまで若い子が相手で会話が心地よかったことは初めてでした。
　マッサージのテクに関しても筋肉に語り掛けるような…筋肉を寝かしつけるような…まぁ私の語彙力ではこれが限界なんですけど、程よいという言葉がぴったりで、後日の揉み返しもなかったです。エステ系はこの揉み返しが意外ときつかったりしますからね。

　あと、皆さんはもう睾丸処女は捨ててらっしゃるかもしれませんが、私は未だに睾丸処女でして、そこへのマッサージは今回が初体験だったんですよ。オナニー中に自分で触ったりしたことはあれど、別に気持ちよくなかったですし、不安と緊張と期待でがっちがちでした。が………、
　いやぁ、凄いものですね、睾丸って。くすぐったい感覚から気持ち良さへ変わる瞬間なんて格別ですし、新しい扉が開いたというか、古い扉を閉めたというか。ただちんこの下にあるだけのブラブラした付属品ではない…睾丸とは、快感を得られる立派なちんこの一部なんだと改めて再認識しました。

　そのまま最後のフィニッシュも丁寧に導いてくれて、手抜きや時短なんてものもなく、スムーズに終了。「奥ゆかさないちんこ」もこの施術を経て、「奥ゆかしても支障はないちんこ」にはなったのではないかと感じています。

　私のちんこが「奥ゆかしさ」を得るまであとどのぐらいか、少し楽しみです。

　(R01.10.22)