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ストリップ「まさご座」(岐阜)

by えせ男爵氏


 いつもお世話になっております、研究部のえせ男爵です。
 さて小生と面識がある方のうち何人かは、小生がストリップ好きであることもご存知でしょう。特に一部で伝説的な踊り子さんであったK.Y.さんのファンで、彼女の舞台を追っかけて関東のみならず東北や関西まで遠征したこともありました。しかし数年前に彼女が惜しくも引退されてからは、小生も劇場から足が遠のいていました。
 それでもストリップに対する関心は続いていたのですが、最近、ふとしたことがきっかけで地方の劇場に出かけてみたくなりました。そしてこのたび二か所の劇場を観に行く機会がありましたので、今回の報告はその第一段となります。
 まず一か所目はこちらです。

店舗名:まさご座
業種:ストリップ
HP:http://www.masagoza.com/
費用:5K
調査時期:2019年10月

 こちらは岐阜市の中でも、金津園の反対側、ブルージーな雰囲気が今なお残る柳ケ瀬のはずれにあります。
 この日の公演はいつもと趣向が異なり、SMショー特集ということで、出演者の数もいつもより多い7人、5演目からなる番組構成でした。なお料金は通常5Kですが,この日は6Kという設定で、ウェブサイトの割引を提示して1K割引の計5Kとなりました。
 こちらの劇場の最大の特徴は、靴を脱いで上がるというところです。座席も固定の椅子ではなく、ステージと花道を囲うように雛壇上になっているところに自由に座るという形です。ですので膝を崩してリラックスして観劇することができます。
 なお多くのストリップと同様、観劇中にお酒を飲んだりすることも可能ですので、劇場内でもビールなどは買えますが、事前にコンビニで買って持ち込むことをおすすめします。

 ちょうど小生が入った時は、番組が始まったばかりで、オープニングを除けばほぼすべての演目を観ることができました。
 全体的な印象としては、踊り子さんの年齢はロック座系列などに比べると高めですが、内容のクオリティは高かったと思います。中でも印象に残った演目は、踊り子さん2人によるSMショーの2演目でした。
 前者は、お嬢さん風の女の子を演じる踊り子さんとチーマーの格好に男装したもう一人の踊り子さんが登場し、女の子がチーマーに拉致されて犯されるという内容でした。シリアスで救いのないストーリーではありましたが、二人の演者の信頼関係がなくてはできないような手に汗握るものでした。
 後者は、M役の踊り子さんがS役の踊り子さんのロープワークで責められるという内容でした。S役の方のスピーディーなロープさばきと、M役の方の虐められがいのある反応と表情に、すっかり魅入られました。

 全体を通して観た感想は、演技の内容が素晴らしかったことに加え、劇場のプロデュースの力も大きかったと思いました。各地でストリップ劇場が消えつつある昨今、いかにして劇場の特色を出しつつ良質なエンターテイメントを提供できるかというところに、工夫されていることが感じられました。また機会があれば、別な企画での番組も観てみたいと思いました。

 それでは僭越ながら評価させていただきます。

女の子:★★★★☆(踊り子さんの年齢層は若干高めですが、演技の内容はいずれも素晴らしいものでした)
コストパフォーマンス:★★★☆☆(今回は特別公演のため普段より少し高めの料金設定でしたが、十分楽しませていただきました)
店舗:★★★★☆(リラックスできる雰囲気が良いです。またこうした企画を打ち出すプロデュース力も評価できます)

 長文・乱筆のほど失礼いたしました。

 研究部長 えせ男爵 (R01.11.06)

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調査部から補足事項
本店舗は他に, 先走り二等兵氏(H30.11.11), お茶飲み氏(H31.04.21) がレポートしております。
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