〜©日本ピンサロ研究会〜

ヘルス「クラブ睦月」(難波)

by たいらの漬盛氏


 こん○○は!たいらの漬盛です。

 3千円で年末ジャンボを買おうか迷うものの、千円が惜しくて2千円のスクラッチを買ってみると、5千円が当たったので、前々から気になっていた普段はちょっと手が出ないお店に、勇気を出して行ってきました。ってことで、今回のお店はこちら!

漬盛レポNo.59
【店名】クラブ睦月 【難波】
【業種】ホテルヘルス
【場所】大阪市中央区千日前2-9-7
【TEL】06-6636-0204
【日時】2011年12月下旬 週末お昼頃
【料金】90分 30000円 + 6000円(ホテル代)= 36000円
(※その他、詳しい料金設定はHPをご覧下さい。)
【HP】
 PC http://www.mutuki.jp/
 携帯 http://www.mutuki.jp/i/

 当該店舗は、当会の大阪レポのページにもバナーが貼られておりますが、随分以前から長らくの間、放置プレイ的な責めを受け続けているお店だと思います。以前から気になっており、再三HPを覗くものの、その得体の知れなさに怖気づき、×のボタンでページを閉じてしまう。と言う行動を幾度も繰り返して来ました。いつかは誰かがレポを上げてくれるだろうと期待しておりましたが、辛抱たまらなくなったので、この機会にと、自ら突撃してきました。

 その得体の知れなさとは何なのか?となると、やはりHPから感じ取られる怪しい雰囲気とプライスだと思います。HPでは、とにかく情報が少なく、嬢の紹介も全て「顔は後ろ向き」であります。スタイルこそ判るものの、お顔の雰囲気は全く想像も付きません。
 そして料金ですが、入会金・指名料・ホテル代などなど・・・一切の明細は無く、少々強気な60分2万円。それをを最短コースとした、コース料金の掲示のみとなっております。
 この手の「知る人のみぞ知る」と言うような、暗黙の了解的なシステムが、逆に恐いもの見たさ的な興味を沸かせるのですが、やはりその得体の知れなさとの葛藤が、今まで二の足を踏んでいた所以であると思います。

 しかし、いつまで気がかりにしてても始まりません。今回プチ支援金をゲットしたのを弾みにして、気合を入れて突撃してみることにしました。

 まずはHPの出勤嬢から、良さげな嬢を見繕い電話してみます。
 コール3回、丁度良いタイミングで受話されました。声色からは年齢不詳と感じましたが、若者ではないことは推測できます。どこかコンソメ系調味料に名前の似た『手品師』のような、訛りのある喋り口調な方でした。
 予約したいと伝えると、「お電話番号をお伺いすることになっておりますが、宜しいでしょうか?」と問われます。もちろん問題ないので教えると、「では、折り返しお電話させて頂きますので、一度電話をお切りになってお待ち下さい」と言われます。悪戯防止も兼ねてるのでしょうが、電話代を負担させないサービスでもあるのでしょう、こう言う配慮は好感が持てます。
 電話を切ると、すぐに折り返しの電話がかってきました。時間と嬢を伝え、案内可能なようなので予約をお願いします。予約料や指名料は一切掛からないようです。
 更にコースを聞かれたので60分でお願いしますが、店員氏は「時間に余裕があるなら・・・」と90分を頻りに進めてきます。いや・・・そりゃ90分の方がゆっくり出来て良いと思いますが、『時間』の問題じゃなくて、小市民としては、どちらかと言うと『金』の問題ですよね。。。とりあえず、考えておきますと言うことで、お茶を濁しておきました。

 予約時間に合わせて車を走らせますが、ミナミ周辺の駐車場が軒並み激混みです。なかなか停められる駐車場が見つからず、予約時間に間に合わない可能性も出てきたので、一応断りだけ入れておこうと思い電話しますが、その旨伝えると、人が変わったような冷たい口調で「後も支えているので、出来るだけ早く来てください」と言われました。まぁ、仰ることも間違ってないなと思い、やっと見つかった「空」に車を止め、急いでお店に向かいました。

 因みに、HPには所在地までは記載されているものの、建物の名前や部屋番号は伏せられております。これはHPにも「お客様同士の同席を避ける為に、お越しになる前にお電話を頂けますようご協力をお願いしております。」と記載されており、恐らく不意な訪問などを極力避けるため、敢えて記載はしていないのでしょう。よって本レポでも、所在地はHP記載通りのものとしております。

 そんな訳で、無事10分前にお店の近辺まで到着したので、もう一度電話を掛けてみます。すると、今度はまた優しい店員氏でした。もちろん同一人物です。

 教えられたビルに入り、教えられた部屋に向かいます。18禁の注意が書かれたドアをそっと開けると、普通に玄関があり、スリッパが並べられておりました。その先の部屋の方へ目を向けると、スーツ姿の年配の店員氏が「いらっしゃいませ」と立礼しております。お店はワンルームマンションの様で、その部屋全体が受付のようです。8畳くらいあるお部屋にテーブルとソファーがポツンと置かれ、まずは座る様促されます。
 店員氏の丁寧な挨拶の後、まるで高級ソープの様なアルバムを広げ、本日の予約嬢を紹介されました。そのアルバムは当然顔出しですが、全てこの受付の部屋で撮影したものだと言うことで、見た感じも修正などは無さそうだと思います。一通り在籍嬢を見せて貰いましたが、どこにでも居そうなお姉さんばかりで、一目でビジュアル地雷に認定するような嬢もいませんが、容姿は特別どうこう言うものでは無いと感じました。それよりも、指名した嬢の顔に気になることが・・・出来ればパネマジであって欲しいと思ったのでした。

 店員氏との話の途中でしたが、トイレをお借りしました。所謂マンションのそれで、ユニットバスと一緒になったシャワールームに通されました。もちろん「アナルウォッシャー」付きです。トイレから出ると、おしぼりを手にした店員氏が「お帰りなさいませ」と出迎えてくれます。再度ソファーに座って、今度はコースの確認になりますが、ここでもやはり90分コースを勧めてきます。理由を聞くと「当店の女の子は全員素人です。」と言います。まぁ、いつまでも素人な訳ないので、素人っぽいと言う意味でしょう。そして「60分では女の子がお客様に馴れ親しんだところで終わりになってしまいます。そこから30分の時間があれば、本当の恋人同士の様な関係が築けるのです」と言うことらしいです。要は『時間短くても抜けりゃええねん。』と言うような抜きのみを目的としたプレイより、『ゆったりとした時間の中で恋人同士のような雰囲気を味わって下さい。』と言うコンセプトなんでしょう。相当悩みましたが、この店が推奨すると言う90分コースに入ることが、この店の本質を知ることになるのだろうと判断し、奮発して90分コースをお願いすることにしました。

 すぐに準備が出来ます。と言うことで、少し待つことになりますが、お飲み物は如何でしょうか?「まむしドリンク」と「冷たいお茶」がございます。と聞かれ、お茶をお願いすると、350mlの缶のお茶が出て来ました。この辺は少々横着かなと言う感じです。ちゃんとグラスに注いだお茶を出しましょうよね。そして「いつでもご案内出来ます。都合の良い時に仰って下さい。」と言われたので、焦らずお茶を頂いてますと、「どうぞ、玄関前で女の子がお待ちしております。」と、いつでもいいって言ったくせに急かされました。まだ飲みかけのお茶を置いて出陣です。
 玄関で靴を履きドアを開けようとすると、後ろでは片膝ついた店員氏が「行ってらっしゃいませ」と頭を下げてのお見送りです。本当にここまでは、普通のホテヘルには絶対に無い高級感で持て成されました。

 そして、いよいよ嬢とのご対面です。ドアの向こう側のお顔がちょっと気になる本日のマイハニーは!

 あぁ・・・やっぱりパネマジ無し。いや、パネマジ無し自体は良い事なんですけどね、アルバムを見た瞬間思った事が、『うおっ、小学校5年生の時の担任にそっくりやん!』でした。。。年の頃も当時にすれば同じくらいなんで、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』チックなプレイを思い浮かべれば、それはそれで興奮するかもって感じですが、実際はちょっと微妙です。

 簡単な挨拶をしながら店外へ出てると、まず「どこへ行きます?」から会話が始まりました。「?」な状態ですが、聞くと良く利用するホテルが2件あるそうですが、特に店から指示があるとかではなく、お客さんと相談してホテルを決めるようです。『じゃあ、雰囲気の良い方で』と答え、「じゃ、○○かな」って感じで誘導してもらいます。
 中々立派なホテルに案内され、ロビーに入るとパネルからお部屋を選ぶようですが、「どの部屋にしましょう?」と聞かれたので『任せるわ。広い部屋がええかな・・・』と言い掛けた時に、料金表が目に入りました。近年、この界隈では、ホテヘルご用達の格安ホテルしか利用したことが無かったので、全くもって無用心でした。その料金パネルには5段階くらいにランク分けされた1時間当たりの料金が掲示されておりますが、よく見ると、上位の方は1時間半も使用すれば、確実に1桁変わってしまう金額です・・・。漬盛の脳内電卓が4桁しかないのでオーバーフローしたのが何よりの証拠。これはヤバイと思い、慌てて1番安い部屋でとお願いしようと思ったのですが、幸いなことに空室なのは最低ランクのお部屋ばかり。。。ラッキーでした。って言うか、高額なお部屋ほど満室って、皆さんどんな金銭感覚してるんでしょうか・・・

 無事に「それでも高い」最低料金のお部屋が取れ、EVでお部屋に向かいます。もちろんEVも廊下も綺麗です。そしてEV降りると禁煙フロアの表示、更にお部屋に入ると・・・広〜い!大画面のTVが遠慮なしに鎮座しております。見渡せばダーツやカラオケやバーカウンターもあり、ビジネスホテルなんか比べ物にならず、普通にシティーホテルよりも豪華でしょう。これで最安かぁ・・・と唖然としますが、そう言えば、何十年か前、プライベートで利用していた頃は、こんな綺麗なホテルばっかりやったかな・・・とも思いつつ、最近は狭くて汚くて臭いホテルばかりなので、この料金も致し方ないところでしょうか。

 嬢はお店に連絡を入れ、お風呂の準備をしに行きます。この辺りも特に変ったところもありません。準備が終わりソファーで談笑タイムとなります。次第にモードが変りつつ、2人共裸になったところでお風呂へ向かいました。イソ嗽を経て、体の洗いっこ。混浴まで普通に流れます。特にどうと言うこともなく、至って普通です。どちらかと言えば店員氏が言う通り、素人寄りの恋人プレイ気味、そんな感じでタオルを渡され、やはりセルフで拭くようです。

 ベッドへ移り、まずは攻めてもらいますが、ここでも特にこれと言った攻め技も無く、技量も普通と言えば普通です。程なく攻守交替で、いつも通りに攻めますが、感度は良さそうですが、最近よく遭遇する『これ以上はムリ』のパターンです。逝ってしまうと仕事にならないと言い出し、攻撃を受け切って貰えません。奉仕することがお仕事だとお考えのようですね。69を要望するものの同様で、結局最後は受身Fでの発射となりました。直後にお店からのコールが鳴り、90分コース時間一杯のプレイ内容でしたが、濃密さなどはなく、あっけない感じでした。

 なら、サービス地雷なのか?と聞かれると、『否』なんです。セルフ拭きあげなど、突っ込むところは若干あるものの、不満と言うレベルではありません。逆に及第点であると言っても良いかも知れません。でも、何でしょう。物足りない気がするのは事実です。店員氏が言う「恋人プレイ」に終始する、ガツガツしないプレイだったからでしょうか。

 要は、料金的に高額だから、無意識に並以上の何かを求めていると言うことなのでしょう。正直なところ、この価格は何なのか?と考えれば、さもありきなサービスなのではないか?と思う訳です。それを期待していた訳ではなく、もちろんそんな強要も交渉もせずに、嬢からの攻めは終始お任せしましたが、ここまでの会話の中でも、この嬢はその手のプレイは無いなと思わせる内容もあったので、その傾向にあるお店と言う訳ではないのでしょう。

 あと気になったのが、嬢がプレイ終盤になってきて、やたら時間を気にするようになりました。プレイ終了時のコールが鳴ってからも、少々慌しくシャワーを浴びたりします。明らかに、当初のゆったりとした時間とは相反する雰囲気なので、どうしたのかと聞いてみると、「時間」と言うものに、ものすごく厳しいお店なようです。そう言えば、遅れそうと電話した時の対応も、案内時に急かされたもの、全部時間が絡んでいることが判ります。もちろん時間を気にしない訳には行きませんし、ルーズな時間感覚も、スケジュールを管理する上で困るとは思いますが、嬢がピリピリしだし、客も動揺するような状態は如何なものかと思いました。

 そんな感じで、少々慌しく帰り支度をし、嬢がお店に「帰るコール」をしますが、電話を代わるよう言われたようで、「女の子は粗相など無かったでしょうか?」と尋ねられました。女の子の目の前で聞かれても、よっぽど腹立たしいことでもない限り、そうそう本音では答えられませんよね。品質向上のためでも、フィードバックは良いと思いますので、別の方法でのアンケートを考えて頂きたいです。

 ホテルを出た後は、またお店前まで歩いて戻り、そこでバイバーイとなりました。

 では評価と感想です。
 10段階評価となります。あくまでも主観ですので、予めご理解下さい。

■■■■■■■■□□:8【店員】
 接客の丁寧さは非常に良だと思います。ただ時間に細かいことはダメではないですが、表面上だけでも優しく対応して頂きたいですね。

■■■■■■□□□□:6【嬢】
 ちょっとキツメの顔つきでしたが、笑顔は愛らしく感じました。しかし、似ている人が微妙なので、やはり、テンションも微妙に・・・

■■■■■■■□□□:7【サービス】
 終始いちゃいちゃ感のある、ごく普通のヘルスサービスでした。

■■□□□□□□□□:2【価格】
 やはり、この価格帯、小市民には辛うおます。

 客も普通に多いらしく、その客層は推して知るべしのようです。恐らく、財布から数万円くらい無くなっても、全く気付かないくらいの人達が利用するんだろうなと思います。

 風俗全般で考えると、決して高い金額ではないですが、やはりホテヘルと言う業種の中で考えると、高額な部類になると思います。お店のコピーにもある通り、贅沢さが売りだと思いますので、心と懐に余裕が無ければ、その「贅沢さ」を堪能するのは難しい気がします。漬盛には身分不相応だと、しみじみ感じました。

 では、最後までお読み頂き有難うございました。

 大阪支部 南大阪事務局長 たいらの漬盛 (H24.01.18)

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