こんにちは、マーシーです。
　前回レポの「COTTON」で、ビデオパブという業種が懐かしくなりました。何度も記していますが、７〜８年前に名古屋で一世を風靡していたのがビデオパブであり、当時はたくさんのお店がありました。風営法の煽りを食らい、今ではそれらが根こそぎ閉店に追い込まれ、ほんの数えるほどにお店は減りましたが、そんな中で頑張って生き残っているのが、今回の「BOSS」です。
　このお店はたぶん１０年くらい前から営業を続けていると思います。「Ver.3」といっても７年ぶりの訪問となりましたが、当時から変化はあるのでしようか？しばらくお付き合い下さい。

訪問日：２０１２年３月中旬　平日夜
訪問店：デデオパブ／「 BOSS（ボス）」
場所：愛知県名古屋市中区丸の内２丁目１５−８ ビッグベン丸の内２Ｆ
TEL: 052-223-3445
料金：
　入会料１.０００円（初回のみ）　指名料　無料
　２０分２.８００円　サービスコース（姫順番制）　服の上からタッチのみ
　３０分５.０００円　アルバム指名可・服の上からタッチのみ
　３５分７.０００円　アルバム指名可・トップレス
　※その他、コースおよびオプション多数有り。

※詳しくは夜遊びガイド等情報サイトでご確認下さい。

　さて場所は桜通、地下鉄丸の内駅正面のホテル「東急イン丸の内」東側の筋を北へ上がり、二本目を過ぎた右側のビルです。周辺はオフィス街で、およそ風俗には似つかない場所です。
　お店のある「ビッグベン丸の内」というビルも一階が飲食店で、普通のオフィスビルのようで、当然派手な看板もなく、ともすれば気が付かずに通り過ぎるかもしれません。
　以前このビルには他に「キャンパブ／BLANCO（ブランコ）」、「キャンパブ／学校に行こう！」が入っていましたが、今はもうありません。ビルの前に出ている小さな電飾式スタンド看板で、今も営業が続いていることが確認できます。
　お店は二階になりますが、エレベーターを使わずに階段を上がります。階段を上がると左手に今回のお店の入口が見えますが、アルミ製のドアがきっちり締まっており、初めて訪れる人には入りにくい感じがするかもしれません。
　そのドアを開いて、中に入ると左手に受付カウンター、右手はプレイブースに続く通路なのでしょう。黒いカーテンに覆われています。受付カウンターにはおじさんが一人。いきなり「会員証はお持ちですか」と言われます。小生は７年前にもらった会員証を持っていますので、期限切れかなと思いながらも、それを提示します。結果はそれでＯＫで、特に期限は定められていないようです。
　次にコースを問われますが、調査目的を兼ねるということもあり、あえて一番安い２０分と致しました。以前はこのコース料金は２９８０円でしたが、値下げされたようで２８００円となっていました。
　このコース、姫は選べませんので料金を支払うと受付が完了して、待合スペースに案内されます。４〜５人でいっぱいになる狭いスペースですが、先客の同士の姿はありません。
　すぐにおしぼりが出されました。店内を見渡し、記憶を辿りますが、改装した様子もなく、店員の対応も含めて、７年前と何ら変わらないように思います。
　その後、大した待ち時間もなく、案内になりますが、店員が事前におしぼりを数本姫に手渡しているのが見えました。そしてカーテンを開いて姫との対面となりますが、何と樽嬢です。小生は数え切れないくらい、ビデオパブを訪問していますが、樽嬢に遭遇したのは今回が初めてです。コースを２０分にしておいて良かったなというのが、正直な思いです。
　ブースは変形に５区画かと思いますが、ここにも先客の姿はありません。腰高のパーテーションで仕切られていますから、周囲を見渡すことができ、待機中の姫の姿も確認できます。他に樽嬢はいないようで、どうして小生に付いたのかと悲しくなりますが、姫は選べず順番制となれば、運が悪かったと諦めるしかありません。
　一つのブースに案内されますが、二畳ほどのスペースに、ラブチェア風のマット、小型テレビが配されたシンプルな空間です。テレビは通常の番組を映し出していますが、ＡＶを流すかどうかの要望を問われ、「そのままでいい。」とお断りします。
　小生がマットに腰を下ろすと、上着を受け取ってくれ、丁寧にハンガーに吊るしてくれます。そして小生の隣に姫も座ります。２０分という短い時間ですから、すぐにズボンを脱ぐようアシストがあるかと思いきや、そんな素振りも見せず、トーキングタイムとなります。こりゃ、サービスまでもが地雷かなと、さらに落ち込みます。
　時間も残り１０分ほどとなった時に、ようやくズボンを脱ぐよう誘いがありますが、トーキングタイム中はズボンの上から愚息に触れることなど、イチャイチャムードは一切もありませんでした。
　しかもズボンを脱ぐにしてもアシストはありません。一人でズボンを下ろし、パンツを脱ぎます。しかし脱いだ物は受け取ってくれませんので、空いたスペースに投げ捨てたという感じです。
　もう時間も残り少ないのでしょう、姫はローションを垂らし、手コキを開始しますが、お互いの気が乗らないのか、ちっとも気持良くありません。しかし何とか発射には至ります。
　そして姫は簡単に後処理をして、小生の身支度が済むと、すぐにフロントにコールするという、実に愛想のない応対です。当然、名刺を頂くこともなく、退店を急かされた感じです。

　老舗のビデオパブとして頑張っているお店ですが、こんな接客をしていたら、お客は離れていきます。姫にもよるのでしょうが、期待をしての訪問だっただけに、今回はガッカリです。
　帰り際、受付でサラリーマン風の同士が、やはり２０分コースをオーダーしていました。彼にはどんな姫が付くのでしょう・・・。そんなことを思いながら、階段を下りました。

＜評価＞
「姫」
ビジュアル：☆☆★★★（残念ながら樽嬢でした）
サービス：☆☆★★★（事務的でした）
接客態度：☆☆★★★（心を感じません）

「店」
店内：☆☆☆★★（老朽化は否めません）
店員：☆☆☆★★（可もなく、不可もなく）
総合：☆☆☆★★（今回は期待外れ）

　研究部　風俗基礎理論研究室長　マーシー　(H24.04.01)