by KEN氏
皆様,こんばんは。アンディ"KEN"ガルシアでございます。
今回は,函館訪問の際のレポート,2/2となります。
デリが終わり,笑顔でわたくしの部屋に飛び込んできたアーロンさん。すっかり上機嫌です。あれほど普段は冷静でクールなアーロンさんですが,今日は何を聞いても答えは
「最高でした!」
「次はいつ函館に来ますか?」
すっかりメロメロで,全く面白く有りません。
次行こう,次!ってことで,二人で,ホテルに戻る際,タクシーから見えた,ちょんの間(街)の散策に向かいます。
出ると外は吹雪いています。実はわたくし雪が深々と降っている中を歩くのは大好きです。要は子供なんです。わざわざ雪が積もっているところを踏みしめて歩きます(実は人が歩いた跡より歩きやすい)。
10分ほど歩いたでしょうか,先ほどの看板が点いている一帯に到着しました。ざっと見た感じ,都合7,8件は看板に灯がともっていました。
時間は23時を回った頃でしたが,通り(と言っても,とっても狭い通り)には人っ子一人いません。ただただ,雪が降り積もってゆくだけです。。。もちろん,客引きの類も皆無,私たちが通っても,何の反応も有りません。。。
すると,あるお店で,掃除をしているやり手バア(バアと言うには若すぎる,恐らく30代半ば)がいたので,入り口を開けて聞いてみます。
KEN「すいません,女の子はいますか」
やり手姉「いますけど。。。。」
なんだか口ごもっています。おかしいです。
KEN「料金とか教えてもらえませんか?」
やり手姉「うちは。。。はじめてのお客さんは。。。」
やっと悟りました。一見さんはダメなようです。
KEN「もしかして,一見はNGですか」
やり手姉「そうなんです,すいません。。。」
KEN「どこのお店もみんなそうなんですか??」
やり手姉「そこの○○なら大丈夫だと思いますよ」
という事で,15メートル離れたお店に向かいます。そこは長屋のようになっていて,何件かお店がありました。そのうちの1件のお店の扉を開けます。中には年配のお母さんがおりましたが,いらっしゃいも何も言いません。猜疑心にまみれた目で,二人を見詰めています。
遊ばないけど,話しだけでも聞かせて欲しい,という事で,中に入れてもらい,カウンターに座りました。
お母さんはどうも,警察官である事を疑っているようでした。散々否定してもなかなか信じてくれません。わたしのスリデーパスと帰りの切符を見せてやっと疑いが晴れたようでした。
とりあえず,入るつもりはなかったので,ドリンクのオーダーをしてビールを頂きました。こちらも,金沢や川崎の小料理屋と同じく,ワンドリンク何でも1000円です。ビールをオーダーし,アーロンさんと乾杯しつつ,お母さんにも奢ってあげました。
お母さんからは,現状はもちろん,昔話や苦労話など色々な話を聞けました。途中でお母さんが電話を掛けて女の子を呼びます。アーロンさんは「いや,遊ばないよ」と念を押していましたが,お母さんは電話で「仕事じゃないけど○○ちゃん,ちょっと来てよ」と女の子を呼んでくれました。
数分で雪まみれで女の子到着,容姿こそしずちゃん似ですが,意外にも22才,若い事に,わたくしもアーロンさんもちょっとビックリです。4人で飲みながら談笑しましたが,足の悪い年配のお母さんを見ていると,どうしても自分の祖母を思い出してしまいます。聞けば青森の出身,うちの祖母も青森の出身で函館に嫁いできました。益々,祖母と重なってきます。函館訛りも祖母とダブります。
色々な窮状を聞いていると,なんだかとても可哀想になってきてしまいました。正直女の子は,しずちゃんのようで入る気はなかったのですが,お母さんを少しでも喜ばせて上げたくなったので,この子をオーダーする事にします。
料金は30分で
・近隣のラブホなら11000円(ホテル代別)
・ビジネスホテルなら12000円
との事で,12000円を払いますが,お母さんは「さっきドリンク代5000円貰ったから,10000円でいい」と言います。わたくしとアーロンさんでビール3本を空けており,お母さんにも,ドリンクを薦めて2本,さらにしずちゃんにも1本奢っているので,6000円のはず,負けてもらう道理はありませんので,そのまま12000円を渡しました。
お母さんは手を合わせて,これで2,3日の食い扶持が出来た,と哀愁に満ちた微笑をしていました。。。
さらに話していると,威勢のいい3人組が登場,常連さんのようで,お母さんの顔も明るくなりました。今日は私たちで狭いお店が一杯状態なので,違う店に行ってろ,と言うと,3人組はそのまま,ワイワイガヤガヤ,先ほどの掃除の姉さんの店に行きました。漁師さんらしく,往時の函館はこんな威勢のいい漁師さんで溢れていたんだと思います。
お母さんとわたくしは,函館は連絡船が無くなってから一挙に寂れた,という事で意見が一致しました。
という事で,1時間30分はお話していたでしょうか,そろそろ行きましょう,という事で,しずちゃんとホテルに向かいました。出る際に,あまりにお母さんが不憫に見えたので,5000円分以上飲んだから,と言って,さらに5000円置いてきました。お母さんは固辞していましたが,無理やり置いてくると,また,合掌,なんだか切ないです。
【調査対象】
業態:スナック
名称:名称不詳
費用:12000円(30分)
【調査結果】
ビジュアル ★★☆☆☆
しずちゃんを若くした感じ。
スタイル ★★☆☆☆
太ってはいませんが,ガタイがいいです。骨太。
サービス ★★★★☆
まぁ,小料理屋ですから
総合 ★★★☆☆
あえて次は。。。。
【調査経過】
《場所》
シティーホテルです。
《受付》
前述のとおり。。
《設備》
ホテルなので省略。
《女の子》
何度か書きましたが,しずちゃんに結構似ています。ボソボソ話す感じも,しずちゃんぽいかも。あまり感情が表情に出ない子でした。
体は何か運動をしていたような,非常にガッチリとした感じです。肩幅も広いので,まるで水泳選手+陸上選手=トライアスロンの選手のような体つきです。
あまり明るい感じではないですが,話しは途切れず話していたので,ムーミンのようなぼやっと感は,特に不機嫌とかではなく,地なのでしょう。
《サービス》
ご承知のとおりの小料理屋さんのサービスです。ただ,Fはしっかり生Fでした。やはり最終手段が残されているためか,Fはあまり上手では有りませんでした。
特筆すべきは,防護服が0.02mmの,今のところ世に出回っているものの中では,最薄のものだったことでしょうか。
ちなみにわたくしは無謀にも,それを使うことなく,Fのみのサービスをお願いいたしました。しずちゃんも,ちょっと驚いておりましたが,防護服ありで,実質15分では恐らく無理だと思ったためです。
結果として不発で,しずちゃんに
「だから言ったのに。。。。」
としかられてしまいました。
今回は気持ち的に,お母さんのためのボランティアのようなものだったので,不思議と敗北感は無く,清清しかったです(笑)
《店舗総評》
−−−−−
今回は具体的な評価はなしで行きたいと思います。
既に絶滅したと聞いていた,函館の小料理屋さんでしたが,思った以上に残っていました。どこのお店も相当慎重に営業している様子でしたので,一見さんで遊びに行くのは,結構厳しいかもしれません。
またいつか,函館に来たときは,飲みにだけでも伺って,お母さんと函館の昔話に華を咲かせたいと思います(笑)
日本ピンサロ研究会 会長 KEN (H24.01.29)