by オナンの末裔氏
こんにちは、オナンの末裔と申します。この度の震災の被害に遭われた方々に慎んでお見舞い申し上げます。
親戚宅に物資を届けるため、震災以来初めて東北に足を踏み入れました。高速からみた若林、東松島はスゴかったです。
用事を済ませ、気仙沼を目指しますが、志津川・歌津辺りで充分すぎるほど「被災地」を実感した私は、「お邪魔しました」といわんばかりに,元来た道をスゴスゴと引き返します。帰りの高速は酷い渋滞で、仕方なく下道へ。4号バイパスより「また来るよ国分町」と別れを告げた私は、一路福島を目指します。
福島といえば、いつも後ろ髪引かれる思いで後回しにしている「USA」が、あるじゃないか!今日を置いて他に無い!ということで睡魔にもなんとか打ち克ち、やっと付近に到着。疲れがどっと出まして、これは一泊するべしと、片っ端から電話しますが、どこも空きなし!ビジネスホテルでこんなに断られたのは初めてです。仕方なく車中泊と相成りました。ひょっとすると原発の避難地域の方々が利用されているのでしょうか?
ところで13号から駅方面に抜ける怪しい一帯は何なんでしょうか?裏の香りがするのですが、気のせいでしょうか…。
店名 USA
業種 マットヘルス
場所 福島市
日時 2011年5月上旬21時頃
料金 13000円/40分
HP http://www.fashion-shower.com/htlm/
どこが入り口かも分からないようなボロい建造物の引き戸を空けますと,外からは想像もできない世界です。それは、まるで部室のような…、店員と勘違いして、思わず先客に頭を下げてしまいました。
景品交換所の小窓のような中から、「こちらは初めてですか」と声が聞こえます。
「はい、はじめて」
「13000になります」
待合室に通されます。先客3人、やっぱり部活を思いださせます。懐かしさのあまりヘッドロックをかけてしまいそうです。
「番号札24番の方」
中に入ると熱気でやられそうです。疲れマラのせいもあり、見事に発射いたしました。聞けば彼女は被災地の近くらしく、私が被災地を見てビビって帰ることを伝えると、半ばバカにされた感じで笑われてしまいました。曰く、現地の人はショックを通り越して淡々としていると。
私が地に漏らした僅かな一滴が阿武隈や北上の様な大河となって(気持ち悪いw)ゆくゆくは復興につながっていくことを願って止みません。
では、失礼します。
(H23.06.28)