金や物、人やチャンス、ポスト、人脈、なんだってそうだ…… この世のすべてが有限である以上、奪い合いは当然…ボサーッとしてたら、みんな奪われる… 失うだけだ、何も得られないっ……！
　『賭博黙示録カイジ』より抜粋

　逃げたければ逃げればいい！逃げたら何か変わるとでも思ってるのか？誰か追いかけてきてくれるとでも思ってるのか？ だから甘いんだよ！誰もおまえの事なんて見ていない…！逃げた時間だけ、皆はお前より先に進んでるだよ…それすら苦痛に感じないおまえは救う価値なんてない虫以下だっ！地を這いつくばって生きるしか道は残ってないんだ！
　『賭博黙示録フドウ』より抜粋

レポートNo.180
【店名】スピード　日本橋店
【業種】若姫専門ホテヘル
【料金】60分10000円(サービスタイム)＋2000円(ホテル代)
【場所】既レポ参照
【ＨＰ】http://www.speed-speed.com

　前回のレポからの続きです。漫画喫茶(通称　コテージ)で体力回復させた私…真夜中、セクキャバオキニ嬢に『今からご飯食べに行こうよ』と誘ったら、遠回しに断られるという悲しい出来事もあったのですが、それは見て見ぬフリして、何とか皆様と同じように朝を迎える事ができました。断られた時『もう俺、ダメかもしんないね』と思いました…いやっ、今、既にもうダメな所まで堕ちているのは揺るがない事実。這い上がるのに後２〜３年はかかるはず。兵藤会長に『１０５０年地下行き…！！』と宣告された気分です。

　漫画喫茶から出た後、眩しい日差しを受けながら、まずプレイボールを目指しました。そこで新人嬢２人のパネルを見たのですが、『なんやこんなもんかいな…残念』と思い、次はむきたまごライツに…。ここでは相変わらず愛想が悪いバカ店員にイラっときて、架空出勤パネルの多さに唖然とし、お店を出ようとしたのですが、なんやかんや言いながらお金をすぐに返してくれません。今の私は尖った彫刻刀、『はよ返せや！』と店員を一喝してしまいました。
　そして次に行ったのが今回のお店。前日、廉価版スピード[スノースタイル]に行ったからという理由ではございません。朝のサービスタイムでお安く遊べるかなと考えたからです。むしろなるべくこのお店には近付かないようにしていました。以前、何かで行った時、店員から『パネル見学の常習犯』とあらぬ容疑をかけられたからです。これには深い理由があるんですけど…。会員ナンバーでわかるようです。『１０５０年地下行き…！！』と宣告されなかっただけでもまだ救いです。
　お店に入ると朝の１０時だと言うのに客の出入りが激しいです。さすがスピード！サービスタイム狙いという理由もあるのでしょうが、やはりここはアンパイホテヘル店なのでしょう。待ち札をもらい、一旦待合室へ。ここの待合室で残念な事は椅子を少しずらすと『キーキー』と耳障りな音がする事と待機している嬢の喋り声が待合室まで聞こえてくるという事です。そして漫画『殺し屋イチ』がなくなっていた事がとても残念でした。この漫画、ド・エスのバイブルです。読んでいたら自然と勃起してきます。興味がある方は一度漫画喫茶等で読んでみてください。私はこの店の待合室で全巻読みました。あっ、映画もありますので。そして読み終わった後、違った意味で興奮しながら嬢と対面していました。
　余談はさておき、やっと呼ばれて受付へ。頑なに守り続ける前金制度に従い、先に料金をお支払い。パネルが机の上にささっと並びました。その中の早めの案内嬢で私好みのカエルちゃん的雰囲気を持った嬢を発見いたしました。即決です。やはり風俗遊びというのは自分好みの可愛い嬢を指名してなんぼ…長い間、私はこれを忘れていたような気がします。
　嬢の出勤時間まで後３０分あるという事で案内札をもらい、再び待合室へ。待ち時間の間はいつものように一人でお好み焼きを焼きながら待っていました。『マヨネーズかけてもいいですかぁ？かつお節はどうしましょ〜？』生まれ変われるなら好みより好まれる人間になりたい…そう強く願うのでありました。

　そして案内の声がかかり、階段下でご対面。いやぁ〜素直に可愛いと言える嬢ですね。ギャルギャルしくなくて、お洒落さん嬢です。雰囲気は私のタイプでウイッキウイッキしながらホテルに向かうのですが、朝早くホテル街を歩くのやはり恥ずかしいものです。ただ、この場所はそういう男性とそういう女性しか歩いていないエリアだから、そんなに気にする事でもないんですけど。しかし、お店を探している男性に嬢を品定めされているような目で見られるのはちょっと…という気はします。
　ホテルに入り、ここで先にホテル代を支払います。部屋に入った後はずっとお喋り。２０分ぐらいは喋っていたかも…。話していると絵に書いたような良い子なんですよね。靴は並べてくれるし、自分で買ったお茶をいれてくれるし、弟と仲が良いみたいだし。弟と人生ゲームやポケモンの映画を観にいくそうです。ちょっと笑った話は弟と『しりとり』している時、ポケモンのキャラクターの名前を言われるそうです。そのキャラクターが本当に存在するのかどうかわからなくて、『それは反則でしょ』と言っていました。こんな感じの話をしていたら２０分ぐらい経ってしまいました。
　すると嬢からやっと『シャワーに行きましょう』って…。もう少し早く言ってくださいよ●rz。言い出せない私は小心者だと思います。嬢が服を脱ぐのですが、その下着も私の好み。エロ下着ではないのですが、水色のマーブル柄で逆にエロカワイイ…みたいな。スタイルも細身、小振りなオパイも憎いあんちくしょーです。
　シャワータイムではしっかり全身洗ってくれました。お風呂にお湯も入れてあり、一人で浸かります。そしてイソジンうがい。ホテルヘルスの教科書の第２章に記載してありそうな事をきっちりしてくれます。

　そしてベッドに戻り、プレイスタート。恐らく残り時間は終わりのシャワータイムを抜いても１５分ぐらいしかなかったと思います。ここはまず嬢に攻めてもらいます。ティクビ舐めから始まり、脇腹等に軽く口づけ、そしてフィラ…これもホテルヘルスの教科書、第３章記載項目だったはずすです。フィラは最初ゆっくり舐めて、次第に手で包み込み、唾液混じりの手コキフィラ。全然悪くないんですよ…気持ちいいんですよ…だけど何かが足りない…何なの！？何が足りないの？自分から楽しもうという気持ちが足りないの？確かに心ここにあらずんばでした。
　あっ…時間がない…確変中なのに…閉店まで後１５分しかない…何で突確なんだよ！ちくしょー！！時間よ戻れ！それに気付いた私は攻守交代を嬢に申し入れました。軽めのＫから、ティクビ舐め、それからいつものようにフドムタッチに移ろうとしたら、嬢から『こしょばいよー』と言われ、早々に諦め(いつもならこしょばいから快感に変わるまで続けるのですが)、満足に攻め切れず、淡白な流れで９●２…。茹で上がっていないゆで卵を食べている気分です。それはもうゆで卵ではなく、生卵なのです。淡白な９●２故に嬢が感じているのかいないのか全くわからない反応をするので、頭を抱え込んで悩んでいたら、無情にもタイマーのアラームが…ピッピピッピピッピピ…ピー…『１０５０年地下行き…！！』
　嬢が再度、フィラをしてくれるのですが、最後はやはり素股で終演を迎えたいと私が強く要望して、ハンドアシスト付正常位素股となりました。時間が無いという事で嬢の事は一切考えず、自分の性欲に真っ向から向き合い、ガシガシガシガシガシ…ＤＫしながらお腹の上にザーメンを発射いたしました。私、ザーメンという言葉、エロ漫画でしか見た事ございません。
　時間が無いという事で急いでシャワー。汗と悔し涙をシャワーで流して、急いで服を着て、ホテルを出ました。そして…後書きに続く…。

　どうぞ…存分に夢をおいかけてください。

【総評】
　これぞホテルヘルスプレイといった内容で事が進んでいきました。たまにはこういうのもありなのかなと…。過去の経験上、スピードの嬢は基本教科書通りのプレイをする嬢が多いです。だからこそアンパイ店であり、良くも悪くも一定のサービスを受ける事が出来るので、風俗ビギナーな客は楽しめるお店なのでしょう。お店側の講習がしっかりしているのでしょうか。

　今回の内容は前半で喋り過ぎたせいでプレイ時間を大幅に削ってしまったのが心残り。折角の可愛い嬢なのに…もう少し色々と楽しみかった…というのが本音です。嬢も早く、『シャワーに行きませんか』とか言ってくれてもよかったのに●rz
　嬢には満足、プレイ内容は不満足…リピートもありなのですが、やっぱりどこか物足りないです。結局、良いのか悪いのかわからない結果はまた私を苦しめるのでありました。

【後書き】
　自分の不甲斐なさを紛らすために、いやっ、忘れるために、その日と翌日の２日連続、お店に行った私…結局、虚しさしか残らなかった訳で。今の状況からただ逃げているだけじゃん。現実から目を背けようとしているだけじゃん。
　『そんな事しても何も変わらない。何してんだよ！？』って自分を延々と責めました。自分を責め続けながら、日本橋１丁目からビッグカメラに向かい、充電器を探した後、なんばパークスまで歩き、途中でパチ打って負けて、そこからでんでんタウンに戻り、携帯電話を購入、最後は新世界で串カツを食べて、天王寺に辿り着いた不動産でした。寄り道しての日本橋から天王寺、歩くには結構な距離がありましたが、色んな事を考えながら歩いていたらあっという間でした。その距離を忘れさせるぐらい考える事が沢山あったという事です。日ピン研のジャギ様にこの話をしたら『日本橋から天王寺って意外と近いからねぇ』ってっ…この悪魔！！『１０５０年地下行き…！！』

　今の現状から抜け出す事はできるのか…答えは誰にもかかわりません。しかし、明日という希望の架け橋は自分自身で造るものだという事に気付く事ができました。

　大阪支部　南大阪事務局　日本橋事務所長　不動産鑑定士　(H21.11.11)