by ゆうぢ氏
「世の中は、色と酒とが敵(かたき)なり、どふぞ敵に巡り会いたい」
この狂歌が、身に染みるこの頃の、ゆうぢです。
この処、プライベートに仕事に煮詰まってしまった、ネガティブな暗雲から抜け出すべく、一人、旅立つのであった、西へ・・・。
大勢で遊んで、飲めば気分が少しは晴れるかな?、そんな短絡的な考えで西日本の納会に参加表明した小生、当日、仕事をサボって向かったのであった。
府内某所にて、皆さんと合流し、パネル見学、調査開始したのであったが、新幹線に揺られ飲み続けたせいであろう、全く記憶に残ら無い調査になってしまった。
「俺様を何処にぶち込んだんだ!不動さ〜ん、あれっ、ゴンちゃんだっけ?、それすら記憶にナイ。」
そんな事はもとい、皆さんで楽しく宴会をし、日本酒を飲み、調子が出て来た小生は、伊勢屋さんに小生のわがままを聞いて貰ったのであった。
場所 飛田新地
業種 小料理屋
店名 確認せずに突入調査費用 20分 1万六千円ナリ
古典の艶落語にも度々登場する新地、昔ながらの置屋をどうしても一度は味わって観たく、お願いをした。
伊勢屋さんの配慮で、松竹梅の梅から見物を開始。
店の間口にオババが座り客を引き、玄関の真ん中に姫が陣取り愛想を振り撒く、下から照明を当て、コントラストマジックを醸し出す。この一帯だけが、妖艶な雰囲気の風が流れ、本で読んだ色里を体感できた様に小生は思えた。
一通り徘徊し、十分に雰囲気を満喫出来たが、やはり、体験して観なければ!勝太郎さんに簡単な説明を受け、カンを頼りに突入したのであった。
オババに上がる意思を伝え、姫に二階の部屋に案内され、お茶を貰い、料金と説明を受けます。
支払いを済ませ、姫に服を脱がせて貰い、布団に寝かされ、ベンヂャミンを拭かれ、姫はベンヂャミンと袋を揉みほぐしながら、姫の舌は小生の首筋から這わせて行き、肩、乳首、脇腹、と丹念なリップ、そしてGFと姫のサービスは続き、ベンヂャミンも芯が入り、小生は姫を手繰り寄せチューをおねだり。
小生は上半身を起こし、ゆっくりと唇を重ね合い、姫の先が尖り立った見事なプリンをパフパフ貪り、下へと手を伸ばすと、姫は小生の肩に手を廻し、ひとつになった。
酔いは覚めていた小生であったが、ベンヂャミンの勢いは衰えず、上に、後ろに、最後は姫に覆い被さり、姫も小生の肩をしっかり掴んだまま、東西交流を終えたのであった。
【感 想】
初めての新地体験だった小生、カルチャーショックを受けました。街の雰囲気は明るく感じました。
「愛想笑いに騙されるな」を頭に置いて徘徊しました、今回の姫は小生と目が合った瞬間、目元が下がったのを小生は見逃しませんでした。20代中ばの姫でしたが、話し上手でこの界隈のしきたりや暗黙のルールを教えて貰い、小生は非常に興味が沸きました。
大阪の奥深さを思い知った夜であった。
会長付属調査隊 東部方面調査隊長 ゆうぢ (H20.12.17)