by 立川紫煙氏
今日は立川紫煙です。
西武新宿線新所沢駅東口に着いたのは22時前であった。西武線の下り電車の到着とともに帰宅者が波状に寄せる。数年前は頻繁に訪れていた当地であるが、確実に寂れてきている。寒さに身をこごめながら軽く散策をしたが、駅前のメイン通り沿いにあったセクキャバも幾つかがネオンを消し、一本裏の怪しいサロン群に至ってはほぼ全滅である。
かく言う私は、新所沢は初体験である。新所沢の基サロといえば地雷原、かような情報をよく耳にしていた上に、頻繁に訪れていた当時は草加・越谷の全盛期で「何が楽しくて」新所沢で遊ぶのか、選択肢にすらあがらなかった。
しかし3オキニのローテがルーティーン化し閉塞感を覚える昨今、アンダーグラウンダーの血が突如沸きあがった。完全に思いつきで、新所沢を選択し、私は向う…。
店名 ヤングサロン女学園
業態 ピンクサロン
所在 埼玉県所沢市松葉町
費用 13k/?m
日時 11月上旬平日
新所沢駅東口を出てパチ屋の脇を入り、一本目の小径を右に暫く行くと看板が出ています。
かつて基サロが並んでいた路地も今や当該店舗を残すのみであった(確認できた限りにおいて)。賑々しく客引きが並んでいた光景は今はない。人通りはまばらで街灯もない暗い路地、上野池ノ端を思わせる怪しさが尚漂っている。
ふと一つの看板。そこにはただ「女学園」とのみ書かれている。怪しい。
外階段を二階へ上がると閉じられた青い鉄扉が来訪者を拒否するかのように閉じられていて、営業しているのかさえ分からない。怪しい。首を傾げつつも躊躇無くノブに手をやると。それはあっさり開いた。
中にいたのは40半ばのおじさんで、人当たりは良いがその警戒具合は透いて見える。「ご来店は始めてですか、この辺で遊んだことはございますか、サービス内容はご存知ですか、当店のことはどこで知りました」こう矢継早に質問を浴びせ私の反応を待っている。この辺り百戦錬磨の私は「友達から聞いた、説明は不要」とおやじを安心させる対応で応えた。
「今いろいろうるさいから、これで」と人差指を口にあて、もう一方の手で奥の扉を開けながらおやじはにやけた。
作りは西武標準?以前レポートした田無の「ブルースカイ」を彷彿とさせる。とはいえこちらのほうがずっと広く且つ明るい。ソファーが並べられ、それを以って仕切りと成している。立ち上がれば当然辺りは一目瞭然で、ちょうど一組が対戦中であった。BGMはさほど五月蝿くなく、女の吐息が漏れ聞こえる。
席に案内される時、ふと視界に異形(♀)の影がよぎった。まさかね、と私は「彼女はコンパニオンではない」と完全に思い固まっていた。私程の経験値を持つつわものが、何故かような安堵をしたのか、今考えるとこれこそが空間のマジックになのであろう。通常の判断力が働かないのか。彼女が嬢としてオシボリを抱えて私の元にやって来る可能性を疑いもしなかったのだから不思議である。
まさに佳境に差し掛かっている隣の一組の様子をチラ見ること数回、そして嬢が現れた。皆様の地雷報告の比喩にしばしばあげられる、お笑い女性トリオ「森三中」。私も先達の徹を踏みましょう。
大島さん(仮名)…
比較的明るめの店舗は仇でしかない。今頃になって(料金)13は無いだろう、などと思えてきた。
しかし哀しい哉、吾がバベル、ズボンの上からさすられて姿を露にしたその時には既に、天を摩す勢いで屹立し神の怒りを買うほどであったという。
以下粛々とプレイの流れ
オシボリによるお清め→NF、Tさわさわ→G着→新所沢レオライナー
いくら新所沢的とはいえこの嬢では…。しかし雰囲気は変態には最高です。危うさも満点。雰囲気を味わいに再訪してもよいかなとも思っています。
以上3オキニのヘビーローテーション中、立川紫煙でした。
(H20.11.17)