by 立川紫煙氏
今日は、立川紫煙です。
東京都中野区。
貴会の地域区分上、区内にも拘らず東京区外に分類される風俗不毛の地。
中野区は国立市と並び東京一規制の厳しい自治体である。私が確認する限り、区内で性風俗特殊営業を営む店舗は中野駅北口のハレンチ系既レポ店「メイドin中野」を措いてない。かつ当該店舗も、プレイルーム内にサウナを存置している点から嘗ての公衆浴場法特殊営業(風営法施行前)の既得権により辛うじて営業できている、といった現状ではないかと推察される。
東京で言うと北に赤羽・北千住、南の蒲田、東の錦糸町といったように、都心から「一つ離れた」という街の立地は風俗を発展させる。西においては中野がそれに当たるが、その違いは何に起因するのであろうか。
歴史的経緯を考えれば、前掲の諸街とは赤羽を除けば比較するまでもなく歴史が浅く、甲武鉄道の開線以前には遡り得ない。また旧陸軍中野学校や旧警察大学校という保安治安担当の養成機関が存していたこと、革新区長が存在したこと等々理由は考えられる。
現在、前述のように「メイドin中野」を除いて店舗型は存在しない。都内の浄化作戦開始後、雨後のの筍の如く乱立し閉店と開店を繰り返す大陸的エステ店もない(そのはけ口か、徒歩で行ける隣の高円寺(杉並区)に集中している)。中野駅周辺は都内でも有数の飲み屋街を形成しているが、セクキャバも存在しない。嘗て駅南口に有名おっパブチェーン越後屋があったものの、そこはお触り禁止(!!)であった。おっパブじゃないし…。越谷、赤羽、池袋と各地の越後屋で遊んだことがあるが、お触り禁止とは詐欺でしょう?店員曰く「中野は規制が厳しくて」。速攻で潰れたのは言うまでもない。
無店舗型は僅かながら存在する。しかし中野発という響きの悪さからか閉店開店のサイクルは早く、あったとしても在籍が少なかったり、微妙だったりと利用する気にはならない。そもそも立地上中野発と名乗る位なら新宿・大久保・吉祥寺を発地としたほうが経営上都合がよい気もする。
そんな中野のレポになります。
「当店は風俗店ではありません」が合言葉の回春エステに言って参りました。
名称 natural candle
所在 東京都中野区中野
業態 回春マッサージ
料金 16K/100分(回春オイルコース)他
日時 平成20年5月中旬
健全を謳うこれらマッサージ店は都内各所にあり、中野区内(主に中野駅周辺)にも数軒が確認されます。健全ですから、問題ありません。「ても○ん」が営業できて、こなたが営業できないという法はありません。まぁ従業員は全て妙齢の女性で、個室で、客は100%男で、全裸でサービスを受けますが、健全です。
さる初夏の夜更け、ヌキというよりも寧ろ卑猥な空間を味わいたいという変態特有の発作に見舞われ如何ともなし。しかしここは中野、デリの他に選択肢はない状況に、未経験の回春なるものを体験するに至った次第であります。
中野駅南口、マックのビルにあります。健全な看板が出ていますが、一縷の希望を捨てた訳ではありません。エレベーターを降りると入り口は病院のような佇まい、入り口には靴(紳士物)が沢山並んでおりなかなか繁盛している模様。やがて私に気付いた受付の女性に招き入れられた。
待合室に通され受付の女性にコースの説明を受け、金額を支払い、特に待つことなく個室へ通される。初回だからか指名の有無は聞かれなかったが、HPの作りからいっても可能でしょう。嬢は中国人と日本人の混合になり、私の担当は中国の方でした。個室は店名のように蝋燭の仄かな明かり、α波系のリラクゼーションBGM、ギラギラした風俗店の緊張感は全くありません。
サービスは(独りで)シャワー後指圧、パウダー、オイルを用いたマッサージ、その後回春になります。小一時間、棒を除く下腹部を弄られ続け、最終的には自家発電を促されドゥクシーノ(cT氏)。この虚脱感を如何せん。怪訝顔の嬢にさわさわもみもみと非道を繰り返したりはしましたが、嬢による裁量が大きいかと思われます。
はち切れんばかりの物足りなさを抱え、店を後にしました。
最後に、日ピン研会員諸兄におかれましては中野区内で遊ぶことはお勧め致しかねます。回春マッサージを照準にした場合を除き遊びようがないというのが現状です。将来的にも現状が好転することはないでしょう。大久保、新宿発のデリを利用する際交通費が安く済む点が唯一の利点でしょうか。あ、ホテル自体が少ないですよ、況や休憩可のホテルなど…
以上長々と失礼致しました、立川紫煙でした。
(H20.06.01)