〜©日本ピンサロ研究会〜

ピンサロ「deeps」(菊水)

by fuzoku19氏


 ピンサロ「deeps」(菊水・北海道)

 知人のお見舞いに行ってきました。その病院はそこそこ大きな病院なので、たくさんの看護師さんがいたのですが、美人の人が多くて、入院するならこの病院がいいなぁなんて思いながら病院内をプラプラしていました。不謹慎ながらちょっとムラムラきてしまったのでピンキャバに行くことにしました。行ったお店は以下になります。


【調査店舗】deeps(ディープス)
【店舗業態】ピンクキャバレー(ピンキャバ)
【所 在 地】地下鉄東西線菊水駅すぐ
【電話番号】011-817-2722
【公式HP】なし
【調査日時】2007年7月下旬(平日正午前)
【調査費用】5000円(30分)
 当該店のある札幌市白石区の菊水地区は、大正の初め(1920年)に「薄野遊郭」が移転して「白石遊郭」と呼ばれた風俗街でした。当時のススキノは周辺人口が増し、近隣に学校などもあったため、遊郭の存在がふさわしくないと考えられていました。
 その一方で、薄野に面する豊平川の川向こうにある菊水地区は農村で土地取得が容易だったため、薄野遊郭を丸ごと移転させてしまおうということになったのです。当時33件あった薄野遊郭の業者のうち31件が当地に移転し、「白石遊郭」としてそれなりに栄えることになりました。

 この「白石遊郭」は、昭和30年代初頭ですべて姿を消し、現在では名残すら残っていません。風俗とは縁遠く見える普通の街です。当地に住む人ですら、年配の方ではない限りこの地に遊郭があったことなど知る人はほとんどいないでしょう。残そうと思えば残せたはずの当時の名残を何一つ残さずに消し去ることは、街の歩んできた歴史を忘れさせるものだと思います。当地に遊郭があったことを知っていても実際見たわけではないので、この菊水という街が遊郭と共にどのように発展し、どんな物語を育んできたか、私はただただ当時に思いを馳せることしかできません。風俗遊びをする人間がこんなこと言っても説得力ないですが、礼賛するのではなく、忘れてはいけない風化させてはいけない人と街の歴史がここにはあると思います。

 今回調査した「deeps」は、当地にある唯一の風俗店です。この店はピンキャバ店なので昔あった遊郭とは直接関係ないと思いますが、菊水に残る唯一の風俗店として、万感の思いを持って訪れる人もいるのではないかと思います。若輩ながら私もその一人として、白石地区の他のピンキャバ店に行くのとは少し違う気持ちで訪れました。

 当該店は、地下鉄東西線「菊水駅」を降りてすぐそばにある、少々古めかしいパチンコ店が入居するビルの地下にあります。このビルはパチンコ店のほかに飲み屋やテレクラが入居する雑居ビルで、当該店の入る地下にも飲み屋があります。ビルやこの店の外観は、悪く言うと古い、良く言うとレトロな感じがし、わずかですが昭和の遊郭が存在していた頃の面影をトレースすることができます。実際はその当時よりもずっと後にできたビルですけどね。

 店内も、良くも悪くもレトロな感じがし、他の郊外ピンキャバ同様あまり設備投資にお金がかけられないのかなという印象を持ちます。ただ、こういうのも味があって悪くはないと思います。受付で店員氏に料金を支払うわけですが、このお店の料金システムは少しおかしいと感じました。今回私が調査したのは30分のお試し的なコースなのですが、その他のコースは、40分6000円、50分8000円、60分12000円なのです。40分コースはいいとして、長い時間のコースになるごとに時間単価が跳ね上がるのです。裏を取ったわけではないので迂闊なことは言えませんが、何やら少し怪しげですよね。

 平日午前中ということで、すぐに案内となります。私が行った時間はおそらく先客はおらず、出勤嬢もおそらく一人だったのではないかと思います。指名の有無も写真指名の有無も何も訊かれませんでした。そんなこんなで嬢と対面し移動しますが、店内は新しさを感じないもののよく清掃されていたと思います。不潔さは感じませんでした。

 お相手の嬢ですが、当地菊水地区はススキノから近く、なぜススキノではなく菊水で働くのか考えると正直それほど期待できないと思っていましたが、可もなく不可もなくのビジュアルレベルで、ススキノにもいくらでもいそうな感じだと思いました。年齢は30歳くらいでしょうか。やや肉がついています。このレベルならススキノの人妻店にいてもなんら不思議はない印象です。ただ、会話がうまくできませんでした。会話とは嬢が一方的にするものでも客が一方的にするものでもないので、嬢ばかりじゃなく私も悪いのですが、どうも会話がうまくできませんでした。話し込めば悪い嬢じゃないと思うのですが、やっぱり陽気な子の方が初対面は話しやすいですね。

 「あまり時間がないので」という嬢の声を皮切りに、サービス開始となります。バケツにまたがって局部を水洗いされた後、仰向けに寝かされます。キスはありませんでしたが、乳首舐め、F、タマ舐めと続き、A舐めまでされてしまいました。それほど技術はありませんが、手を抜くことなくやってくれている印象です。5000円でA舐めしてもらえるとは思いませんでした。

 サービスに手抜きはなかったですが、やや機械的で情緒がない感じがしました。30分という短い時間なのでそれはしょうがないことだと思いますが、慌しく過ぎていく時間の中で、「白石遊郭」があった時はどういう時間が流れていったのだろうなどと思いを巡らしました。そう考えると、先ほど書いたコース時間が長くなると時間単価も上がるという料金体系は、古き時代の何かを感じるためのプレミアムなのかなとちょっと思った次第です。全部思い込みですけどね(笑)。

 結局、口でイケなかったので手コキで放出して貰い、サービス終了となります。片付けと称して5分くらい嬢が私の前からいなくなりましたが、会話がうまくいかなかったので私にも責任がありますね。こういうワビサビを含めてピンキャバ遊びなのかなと思います。決して至れり尽くせりではないですが、これも味です。

 それでは評価ですが、少し感傷的になっているのでその分を割り引いてお考え下さい。

【店の設備等】★★★★☆(4)
 新しさはないが風俗店として良く清潔感を保っている印象。場所柄か味があるように思える。本来ならば、よりきれいに、より快適にあって欲しいと思うが、この店に関してはこれ以上もこれ以下も望まない。

【店員・店のサービス】★★★☆☆(3)
 若い(たぶん)店員氏だったが、可もなく不可もなく。店には味があるが店員氏には味を感じなかった。申し訳ないがあまり印象に残っていない。時短はなかった。

【嬢のサービス】★★★☆☆(3)
 会話はよくできなかったが、この嬢なりに手抜きなくサービスしてもらったので良かった。少し機械的で流れ作業だったが、ヘルスよりも安い料金で遊べたので悪くはない。

【店総評】★★★★☆(3.5)
 料金は札幌郊外ピンキャバと同レベルなのでこんなものだとは思うが、他の郊外店よりススキノに近いことを考慮すると、少し高い印象を受ける。また、長い時間のコースほどプレミアのつく料金体系に少し疑問を感じたので、継続調査の必要ありか。菊水地区唯一の牙城であることを考慮しこの評価。

 以上、お読みいただきありがとうございました。時間と共に風化していく私の知りえない過去を想い、感傷に浸りながら当該店に入りましたが、サービス内容にいっそうの過ぎし時間の流れを痛感し、時が経つはかなさを改めて知りました。店や嬢に非があるのではなく、私の勝手な感傷です。なんだかグダグダなまとめになり申し訳ありませんが、何かを感じ取って貰えたらこれ幸いです。

 北海道支部 石狩方面機動隊 先任隊員 fuzoku19 (H19.08.04)

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