by 足立事務所氏
ある日、ファントム所長に至急ということで呼び出されたトムキャット氏であった。
F-4ファントム「トム君、最近いい店を見つけて密かに通っているらしいじゃないですか?」
F-14トムキャット「え?どうして知ってるんです?」
F-4「それは情報網がね、ま、そんなことはいいとして、君のオキニのMちゃんだけど、泣いていたよ。最近トムちゃん全然会いに来てくれないんです。俺はM一筋だよって言ってくれたのに。私飽きられんでしょうかってね」
F-14「所長、Mに会ったんですか?」
F-4「そ、それは公務としてだな….。ま、僕のことはいいでしょ。それにしてもオキニを泣かしちゃダメだよ。爆弾で傷ついた心を癒してくれるのはオキニでしょ。最後に頼れるのはオキニなのですよ」
F-14「そ、それは分かってますけど」
F-4「じゃあ、どこで遊んでるの?」
F-14「小岩です…」
F-4「小岩ったっていろいろあるでしょ」
F-14「ナンバーワンクラブです…」
F-4「いい子なの?」
F-14「すっごくいい子です。Mとはタイプが反対で、デヘヘ」
F-4「な、何ていう子?」
F-14「それを知ってどうするんですか」
F-4「君ねえ、上司が部下の行動を把握していないでどうするのです。あー、情けない。管理不行き届きですよ。KEN会長に知られたら解任されてしまうかも」
F-14「そ、そういう問題ですか」
F-4「そういう問題なのです。さ、誰なの?」
F-14「○○ちゃんです」
F-4「そうですか、では行ってきます」
F-14「え?どこへ行くんですか?」
F-4「ナンバーワンクラブに決まってるでしょ」
F-14「……….」
【ファントムの報告】
小岩南口を出て左手に歩くとすぐに地蔵通りという細い通りの入り口がある。自動車一台が通るのがやっとという狭い道幅の両側に零細な飲食店と風俗店がひしめく怪しげな通りである。入っていくのに抵抗あったけど、歩いてみるといい感じである。下町育ちのファントムはこういう怪しい雰囲気は大好きなのだ。
50mほど歩くと店に到着、本日はゲンダイデーなので3000円なのだが看板がすでに「サービスデー3000円」になっている。ゲンダイを見せろと言った上に取上げる店があるくらいだから、こういうところは誠実さを感じる。
それに店員は礼儀正しいし店内も小奇麗にしてあるし、なかなかいい店じゃないか。
シート数は13席でシートは広めで落ち着く。
6時少し過ぎた頃だったが、5人出勤していて2人がファントムの合格基準をクリアしている。2人のうちどちらにするか迷ったが、若そうな方にした。残念ながらトムキャット氏に教えてもらった姫はいない。早番のようだ。
現れた姫は、ちょっと写真映りが良すぎるんじゃないのという感じだが、もちろんハズレではない。しかしテクがそれほどでもない。それと話が盛り上がらない。こちらが言う冗談に反応して「キャハハハ」と不自然なハイテンションで笑う、だがその後、すぐに沈滞ムードに戻ってしまう。でも事務的でもないので、きっと慣れていないのか、それとも気に入られなかったのかな?
帰るときに控えシートを見たら、来たときにはいなかったすごくカワイイ姫が待機しているではありませんか!!写真を見たらさっきはなかったその姫の写真が追加されていて、その姫の写真だけ次のようなコメントがついている。「当店ナンバーワン、スレンダー、プロ並」。彼女らプロなのに、「プロ並」って変だよな。
今回は総額5000円ということを考えると十分満足である。実は「当店ナンバーワン」ちゃんがとても気になる。もう少し遅く行っていたらと悔んでいる。
【トムキャットよりファントム所長へ】
所長!あの店、会にはトムキャットがレポを提出しようと思ってたんですよ。ぐすっ(泣)。しかも部下のオキニを味見して、あまつさえレポにして公表しようとは。所長はピンサロの鬼です。ピンサロの星一徹です。
今回はトムキャットの姫に会えなかったとはいえ、いつか○○ちゃんのあの唇が所長のマグナムをくわえることになると思うと・・・・悲しいっす。えぐっ(泣)、あんなことやこんなこともされちゃうと考えると・・グスッ(同)。・・・・あれっ、あれれ、なんか勃起してきちゃいました。
まぁ、今回はMちゃんに秘密ということでヨロシク。(立ち直りは早いっす)。
こうなったらやけくそです。知っている限りの補足をさせていただきます。
まず、女の子の写真に添付されている一言コメントですが、実はあれは微妙です。違う日にいくと、違う娘がナンバーワンと書かれていたりします。きっとどの娘もナンバーワンと言いたいのでしょう。トムキャットも最初はあきれましたが、店名が店名ですから笑って許してやってください。
それから料金ですが、トムキャットの知る限り十月はずっとサービスデーで3kでした。つまり指名して5k。あの店は指名カードを持っていくと1k割引してくれますが、サービスデーはそれが使えないから、指名を増やしたい女の子は「意味ないじゃん」と、店のシステムにご不満のようでした。11月は「新人紹介」と称するイベントがあるそうで、トムキャットは同イベントの割引券を2枚もらいましたから、今度再査察にいきましょう。
十月といえば、地蔵通りのライバル店「ガチンコ」が店内改装のためと称して休業状態になったため、近隣の店がガチンコの客を吸収すべく張り切っていたらしいのです。この世界も競争は厳しいです。あの辺は新小岩の「モーニングクラブ」の姉妹店の「林檎」や「JJチャンネル」など回転系も混在していて、楽しい所です。
そうそう、確かにナンバーワンクラブの店員はけっこう親切です。姫があの日だったりすると、「それでもいいですか」なんて聞いてくる時もあります。もしかすると客に気を使っているというより、女の子のために言ってるのかもしれませんが。
その割に、女の子のサービスは徹底していないようで、トムキャットもあまりやる気のない娘に当たったことがあります。一部の姫の会話の下手さは否めないっす。でも、そうじゃない娘もいるんです。トムキャットのオキニは前職がヘルスなのでそりゃぁもう・・・ウヘヘヘ〜。おっと、、今のはウソですよファントム所長!あの子はダメダメ嬢ですよ。所長の嫌いなハデ系だし。幼な顔じゃないし。ホントですよ。指名しないほうがいいですよ!(汗)
ところで、ナンバーワンクラブは葛西に系列店があるとのこと。葛西にピンサロは「プラスワンクラブ」しかありませんから、きっとそうなんでしょう。
追伸:最後に内輪ネタで申し訳ありませんが、この場をお借りしましてファントム所長の同一オキニ100回指名達成をお祝いさせていただきます。
【トム君ヘ】
詳細なフォローアップご苦労様。今後も会のため、全国風俗ファンのために滅私奉公してほしい。しかしながら、余りにMちゃんに淋しい思いをさせるようならそのときは知らんよ。Mちゃんね、「わたし、所長さんついて行きたい!」って言ってたよ〜ん
東京北支部 足立事務所 (H14.11.04)