by ファントム氏
〜グリーシャン・トリック作戦戦記〜
近くのマクドナルドで作戦会議を行うが、風俗の搭4階がやっているかどうかをファントムが電話で確認する。
「もしもし、あ、今日はやってますか?」
「あ、やってますか」(よかった〜、閉鎖していなかった)
「あの、ミナちゃんは今日出勤しています?」
「あ、休み、じゃ後で何人かで行きます」
クソッ、オキニは休みか。保険は準備できなかった…
そして皆さんの行き先が次第に決まっていく中、ファントムは一同に尋ねた。
「あの、ファントムと一緒に南越谷に行きたい人はいます?」
沈黙…
トホホだが、まあ仕方ない、今日は1人で特攻してやるさ。
GT4でのピン太郎隊長のピンサロ研魂を見せ付けられ、部下に汚れ仕事をさせる支部長と言われ(実際は本人が好きでやってるのだが…)。さらに最近KEN会長をないがしろにする態度で批判を浴びているファントムなのだ(実際ないがしろにしているのだから反論できない…)。だからこの辺で決死の特攻をかけてでも価値あるレポを書き、たとえ見せかけでも忠誠心を示しておかないとまずい。「会のために、いや会長のために死んでみせます」と言う風に。ピンサロ研を牛耳るにはまだまだ仲間は多くないのだ。そんなわけで、ひとり南越谷に向かうファントムだった。
西口駅前の左手方向にこの店の黄色い捨て看板が何本も立っている。「業界最安値の料金」とか書いてあるが2000円台のピンサロだって結構あるよ。
捨て看板の先に店舗がある。店にはいると料金の3000円だけ要求された。指名に関しては一言も聞いてこなかったが、写真はちょっと先に十数枚ほど貼ってあるが、ここからでは見えない。
ダブル回転も勧められたが、ボスキャラに連続攻撃されるなんてことになったらヤバイのでシングルにする。もちろんピンサロ研魂の基本「フリー上等」だ。
さて、店内ははっきり言って綺麗なのだ。壁は上部が赤系で下が緑系の2トーンに塗り分けられていて、壁にある照明もなかなかお洒落なのだ。席数は12席程度でシートも比較的広い。ピンサロではよくある安っぽさがここにはない。もしかして女の子も結構まともだったりして、などと淡い期待が心に生じる。
周りを見回すと客はファントムの他に1名いる。すでに女の子が付いてしゃぶられている。が、その女の肢体はいわば関取である。作業中なので顔はもちろん見えない。あの子じゃなくて助かった…
少ししてもう1人の客が席についたが、その客に付いた子は太め、ルックス並、肩に模様あり。ふ〜、あの子でもなくてよかった…
そしてファントムに付いた子は、ルックスC、老け顔だが年齢は分からない。愛想がよくない。歳なんか聞く気になれない。ほとんど会話をしないで早々にサービスが始まる。
キスはなし、だがその方がかえって助かる。キスをして楽しそうな子ではない。お触りもしたくない、というのも胸は張りがなく、体は太ってはいないのに腹がたるんでいるのだ。
2分程しゃぶってくれたが、その後は先端部だけ口に含んで手コキを始めた。もはやフェラとは言えないサービスだ。先端部に刺激がないので全然ダメ。これじゃ攻撃補助魔法「トップスピード」を使っても効き目が期待できない。仕方ない、召還魔法を使うしかないようだ。
しっかりと目を閉じ、瞑想状態の中でメグちゃんを召還する。メグちゃんは手コキなんて決してしないが、ここにいるのはメグちゃんだと必死に思い込む。そのとき信じがたいことにフラワーコール(終了間近の合図)
が告げられた。なに〜、まだファントムが席に着いてから10分くらいしか経っていないじゃん、いくら3000円の激安価格とは言え時間が短すぎるぞ。やばい、このままでは犬死にだ。仕方ない召還魔法を重ねがけするしかないか。くっそ〜、こうなったら意地でも抜いてみせる!
ゆりちゃん召還!MP残量がほぼゼロになった。
メグちゃんとゆりちゃんが二人でしゃぶる(姿を想像する)
が、うう〜、かなり惨め…
だが、時間ギリギリでなんとか発射できた。勝ち目のない強大な敵に立ち向かい、命を落としながらも何とか使命は達成したという気分だ。我ながらこの抜きに関する根性は大したものだと思う。「何が奴らをそうさせる」と以前2ちゃんで言われたことを思い出した。
だがこれで今日の勇者はファントムに確定だな。ふふふ…
ピン太郎伝説Part3「和風なのにユーロビート?」へ続く…
第1戦略調査隊長 ファントム (H15.06.21)