〜©日本ピンサロ研究会〜

SMクラブ「優雅」(新大久保)

by 山チャン氏


 ご無沙汰しております。北海道の山チャンです。
 この度、しばらくぶりに上京してみたところ、歌舞伎町の風俗店がかなり浄化されたようで、大変驚いている次第であります。都知事の仕業なんでしょうかね?(苦笑)

 ということですが、それにもめげず、ネットで事前に調べておいた新宿の「女装SMサロン・優雅」に行ってまいりました。
 小生、ソープ・ヘルス・ピンサロ・SM、ありとあらゆる風俗に手を出して来ました。しかし、今まで何となく興味はあったものの、どうしても手が出せなかった「女装SM」のお店に初挑戦です。若干特殊な世界ですので、共感できる方にお読み頂ければ幸いです。

http://www.yuga32085000.com/

 SM専門店では、M男のコースに大抵は「女装コース」があります。これは自分が女の子として扱われて虐められるという特殊なシチュエーションで行なわれるイメージSMといった訳ですが、プレイに入る以前の受付の段階で、「女装のコース」として申し込むにはかなりの勇気が必要なため、気の弱い小生にはどうしても今まで入ることが出来なかったコースでした。
 ところが、この「優雅」は、全コースが「本格的な女装コース」ということで、最初に一回電話さえかけてしまえば、あとはスンナリ事が運ぶという特色があります。

 まずはお店に電話です。HPにも書いてある通り、一通りの必要事項を聞かれ、時間の予約を取ります。部屋数と出勤の姫が少ないようで、ヘタをするとプレイ可能日が翌日以降ということもあり得るようです。が、まずは電話ですね。
 新宿から近いJR○○○○駅を降りたらまた電話して下さいとのことで、駅前からの電話で初めてお店(マンション)の場所を教えられます。
 この研究会ではお店の場所を明記する必要性があるようですが、優雅のHPではお店の場所は伏せてあり、最後の電話でお店の場所を教えるというお店の意向があるようなので、ここでは優雅のHPにもある「新宿」という表現以上は明記しない事をご了承下さい。

 いよいよ指定のマンションに突入です。さらに指定の部屋に入ると、いきなり受付があります。このお店は飛び込みのお客は一切受け付けず、事前に電話を入れて予約が取れたお客のみが時間に来店するというシステムになっているため、他のお客とは絶対に顔を合わせないように配慮してあるようです。最悪、他のお客と来店時間が重なったとしても、一人用の待合室が用意されており、プライバシー対策は完璧です。

 受付では、申込の電話の時点で既に選択済みの、希望のメンバー形態、プレイ時間、化粧形態等を再確認し、それに伴なった料金を全額前払いします。システムが複雑なので、詳しくはHPを見て下さい。なお、最高にケチった場合は割引券使用で約2万強、時間も内容も中程度のコースだと3万くらいの出費になります。

 コースは全て女装になるコースで、Mコース以外にもレズコースなどがありますが、少なくともお客がSになるコースはありません。
 小生はMコース70分のスタンダードメイクをチョイスしました。正直、ワクワク感というより不安と羞恥心で一杯です。

 いよいよプレイです。というか、まずは別室にある着替え部屋へ移動です。ここで女の子に、「好きなパンティを一つ選んで下さい」と言われ、山のようなパンティの中から自分で穿きたいパンティを選び、ストッキングとコンドームを渡され、「シャワーに入って、コンドームを着けてからパンティとストッキングを穿いて、ここで待っていて下さい」と言われます。ここで出てくる案内係の女の子は必ずしも自分のお相手となる女の子ではありません。
 この時点で、もともと女装癖の無かった小生に、若干の後悔と極度の羞恥心が発生します。しかしもう後には引けません。ここまで来たら居直って楽しむのみです。

 シャワーの後、コンドームを着け、パンティを穿き、ストッキングも着けると、あらあら不思議(笑)。何とも言えない感触が下半身を襲います。「う〜ん・・・女の子って普段こんな感触で外を歩いているんだなぁ〜」という、生まれて初めての感触です。(この変態感に付いて来れる方はこの先も読んで下さいませ)

 そして次は「メイクルーム」へ。ここで先ほどとは違った女の子が出現し、ブラジャーを付けられ、さらに受付の際に申し込んでおいたセーラー服上下を着せられます。(コスチュームは多数あります。)
 ここからが女装SM専門店の凄い所で、美容院のようなメイクルームで、たっぷりと時間をかけてメイクをしてもらいます。
 最後に、好みのカツラと、女子高生用の靴を履かせられて、とうとう頭のてっぺんからツマ先まで、完全なる女装の完成です。ここまでの過程で1時間程度はたっぷりかかります。

 そしていよいよ別室のプレイルームへ。プレイルームはどうやら2〜3部屋あるようですが、完璧にSMチックな部屋です。
 待つこと約5分。いよいよ女王様とのご対面。恐ろしい面持ちの女王様というわけではなく、見た目はごく普通の女の子です。
 この女王様は、今までの着替担当とメイク担当した女の子とは全くの別人です。(指名はしませんでしたので)

 ここからは自分が完全に女の子に成り切らなくてはなりません。というより強制的に女の子として扱われます。まず名前を聞かれますが、女の子の名前を言わなくてはなりません。とっさに思いついたのが小生初恋の女の子「さやか」。その後、小生は「さやか」と言う名で呼ばれながら、虐められるというシチュエーションに入っていきます。

 女子高生姿で磔にされている自分を鏡で見せられた時だけは、さすがに自分の醜さに嫌悪感を感じました(笑)が、一般的なSM店のMコースのように、「痛い・苦しい・熱い」ということは一切無く(希望をしなかったからかな?)、あくまでも縛りとアナル、言葉攻めというイメージプレイが中心で、SMとしては極めてソフトな内容であり、この程度なら、女装はともかくとしても、プレイ内容はSMに不慣れな方でも十分受け入れられるものだと思います。
 最後は、縛り付けられたまま、椅子に座っている女王様の「足コキ」でイッてしまうという事で終了でしたが、フィニィッシュ形態は女王様によって違うでしょうね。

 プレイ終了後は、女王様とあまり盛り上がらない歓談をしながら、顔のメイクも完璧に落としてもらい、おしまい。ここまでは受付をしてから2時間以上も経過しております。

 帰りの電車で自分の唇をティッシュで強く拭ってみると、薄っすらと自分が着けていたリップが残っていたのが印象的でしたね。普通だったら、女の子とキスをした後だと考えるのが普通なのでしょうけど・・・(苦笑)

 このお店は、出入りの際は男の姿でなければ入店できないという規則があり、女装を済ませている状態、つまり「プロ女装者」の入店は禁止です。つまり、普段は女装なんかしないけれども、時としてその気になるという純男のお店であるという事ですね。
 かなり特殊な世界ではあると思いますが、女装について嫌悪感以外何者も無いという方以外は、風俗話のネタに一生のうち一度は体験されてみても良いのではないでしょうか?(笑)

お店の受付★★★★☆丁寧で親切。優良店である。
女の子★★★★☆それなりにハイレベル。
お店の清潔★★★★★女性経営者らしい気配りです。
お値段★★☆☆☆本格的なメイクの分、やや高めです。
淫乱度★★★★★思い切り変態できます(笑)
SM度★★★☆☆かなりソフトでした。
総合評価★★★☆☆忘れた頃にまた行きたくなるかも・・

 (H17.01.23)

トップページへ

〜©日本ピンサロ研究会〜