by 呼塚の男氏
こんにちは、呼塚の男です
実は今回のレポは遠征の報告なのですが、ぼったくりの報告なので緊急事案として可及的速やかにご報告すべきと判断し、いつもの遠征レポお馴染みの”挿入歌”もはしょって簡潔にまとめたいと思います。
店舗は福岡中洲にありました。
店名は「FUNKY」です。
今回のぼったくり店の舞台:http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=33.35.24.190&el=130.24.29.553&la=1&sc=2&CE.x=314&CE.y=241
ぼったくり店は1店舗だけではなく、無料案内所も巻き込んだ大掛かりなものでした。
料金は看板によると30分6000円、遅い時間は7000円だったか…どちらにしてもぼったくりなのでそんなの信用しても仕方ありません。私は40分5000円とか何とか言われて入店しました。
まずなぜこんな店に入ることになったかといえば、早朝中洲を歩いていた私が、ある店の前でおっちゃんに呼び止められたところから始まります。おっちゃんが言うには、この時間(午前7時すぎ)はあんまりお店がやっていない事、やっていても質は良くないし、手コキとかしかない。ならばきちんとしたヘルスでゆっくり楽しんだ方がいい…という事を言い、私に近づいてきました。
まずこの時点で不可解だったのが、おっちゃんは別の店の前に立っていました。おそらく別の店の店員だったと思われます。なぜ別の店の店員が?というクエスチョンを感じる前に「ヘルスとかどう?」などと言葉巧みに私に近づき、チケットだけでも見ていってなどと、近くの割チケショップに私を連れて行きました。
管理者注:九州ではピンサロを「ヘルス」,ヘルスを「ニューヘルス」と呼ぶのが通例となっています。地元以外の読者はご注意ください。
無料案内所は一応看板があり、中にはパネルと雑誌が置いてありました。店員は誰もいなく、おっちゃんはわが家に帰ってきたかのように置いてある雑誌をパラパラめくって今やっている店を教えたり、お勧めの店などを教えてくれたりしました。そのなかでも…特にお勧めなどと言っていたのがすぐ隣の「FUNKY」でした。
店の前まで来た時、「店員には話をつけてありますから、前金で 5000円いただきます」など怪しい事を言っていたので、私は「では店員の人に直接お金を払いますよ」と言うと、おっちゃんは「いいですよ。じゃあ連れてきますよ」と、無線で誰かに連絡をとり始めます。すぐに来たのは若い店員で、羽賀賢二とチョコボール向井を足して更に軽くさせたようなあんちゃんでした。
あんちゃんに
「40分5000円で良いんですよね?本当に総額ですよね?」
など確認し、
「そうだ」
と言ったので「まあここまで言って嘘はつかないだろう」と思い、5000円払いました。
すると店内に案内されるのですが、内装は完全にピンサロかキャバクラのそれです。怪しいと思いながら待っていると、少しして女の子がきました。女の子に「飲み物は何が良いですか?」などと聞かれたので、「じゃあウーロン茶で」と答えました。この時点で「これはまた騙されているのか?」とかなり懐疑的になってきていたので、もうドリンクを楽しもうなんて精神状態ではありませんでした。
少し話して、じゃあ脱いでくださいといわれ、ズボンを脱ぎます。手で下半身を握った瞬間
「じゃあこれからコースの説明するね…」
なんと!竹の子はぎかよ!やられました。
コースは10000円のAコース、15000円のBコースなど、まあ前回の仙台「PAMAN’S」と似たようなコース設定でした。
「さっきは総額5000円と聞いていたんですけど?」
と言うと、
「それは入店する時の金額ね」
などとのたまうではありませんか!
「じゃあお金ないので帰りますよ」
と帰ろうとしましたが
「ないじゃないよ!みんな払ってるんだから」
は?ないじゃないじゃないよ!本当にお金ないですからと言うと
「なら財布見せてよ」
ハァ??なんで私が財布の中身を見せなきゃならないのか理解に苦しみます。
「もう話し合っていても本当にないものはないですから」とズボンをはき、帰ろうとすると「じゃあ待って!」いきなりいなくなります。もしかして返金してくれるのか?それとも男性店員が脅しにくるのか?と戦々恐々としていると…別の女の子が来ました。さっそく同じ剣幕で
「お金払ってよ!」
…さっきのは自分では対処できないと思って援軍を要請したのか…自分の事くらいは自分で最後まで対処せえよ!と言いたくもなりましたが、とにかくさっさと帰ることに。
立ち上がった私に女の子も諦めたのか、お客様お帰りです!と怒って戻っていきました。外に出ると、さっきの軽そうな店員がヘラヘラ近づいてきたので、「なんかおかしいんですけど!」「さっきは5000円ぽっきりと言いましたよね?」と追求。店員はまた「いや〜あれは入店料ですから」…私が「それはきちんと説明したり、看板に書いたりするべきではないですか?」と言いましたが、店員は「いや〜べつにいいんじゃないですかあ」…また私が「そういうのをぼったくりというんですよねえ」…店員は「いや、福岡はそれが普通なんですよ」…でた!うちではそれが普通攻撃!ぼったくり店の論理ではそれが普通なのでしょうが、本当にまっとうな店からしたら普通でもなんでもありません。ぼったくりはぼったくりです。
更に追求し、「お金返してくださいよ」というも「それは出来ません」…ふっ「でもここで帰るのは腑に落ちないというか、帰れませんよ。ここでわめかれるよりも、お金返して私を返した方が良いんじゃないんですかあ?」私もよく言ったものです。すると店員氏は「それはお客さんが勝手に帰ればいいんですよ」まあそれはそうだ。更に私は嫌がらせをしてやろうと思い、看板に記載された電話番号(ただし看板そのものには書かれておらず、スタッフ募集のプリントが看板に貼ってあり、そこに小さくあるだけでした)をメモり、店名もメモりました。それでそろそろ行こうとすると、中から別のあんちゃんが出てきて「俺は店の責任者だけど、店の前で何やってんだよ」…あ〜真打登場。「営業妨害するな!」などとわめかれたので、そろそろ雲行きも怪しいので帰ろうとすると「メモ破り捨てろ」…ここで意地張って怖い事になるのは嫌だったので、「じゃあ破り捨てましょう」と、破って渡しました。
その後、最初のおっちゃんにも文句を言い、おっちゃん曰く「旅の恥はかきすてでしょう」なんてノラリクラリ。おっちゃんにも愚痴ってから、お決まりのセリフ「5000円は授業料だと思って諦めですかねえ」…意気消沈。というか、E師匠のお言葉「ちょっと待て、行動前に、一呼吸」をきちんと実践し、あそこでもっと冷静に考えていれば…そう思ってももう遅いのですが。それでも何とか更なる請求をかわし、きっちり私の主張は通してきました。いつもは「寡黙な」なんて言われてしまう私ですが、お金が絡むとしつこいです。
とまあ、こんな感じでまたぼったくり体験をしてしまいました。被害総額5000円とは言え、仙台のときとさほど変わらない手口でやられてしまったのは自身呆れてしまいました。もっと成長しなければ…つとにそう思いました。
コノ店は国体道路沿いのマンゾクステーションでもらえる地図には
「風俗アイドル」なんてなっています。
また風俗やキャバクラなどの情報を載せた小冊子も配ったりしているので、一見すると安全なようにも思うのですが、雑誌や小冊子はどこかから調達する事は簡単ですし、「無料情報館だから安心」とは思わないほうが良いでしょう。この無料情報館は「FUNKY」が出しているいわば”FUNKYの為の情報館”であり、「無料情報館に看板があるから安心だろう」というお客の心理を逆手にとった実にこずるい作戦を展開しているようです。しかも近隣他店もグルになっている節がありますから、この辺り一帯(中洲3丁目付近)を歩く時は要注意願います。
また、帰りがけに別の無料案内所の店員(常磐線沿線で有名な”某業界関係者”に似たタイプの人懐っこい感じの人でした)らしきに「この辺りは危ない」と事後ではありますが警告を受けました。本当に注意が必要ですね。
以上、呼塚レポ「またやられてしまったぼったくり体験編」をお送りしました
茨城支部長 呼塚の男 (H16.09.07)