〜©日本ピンサロ研究会〜

メイドカフェ「モエ・ドール」(池袋)

by 呼塚の男氏


 こんにちは、呼塚の男です

 今回のレポートを名古屋事務所長ロンメル氏&京都支部長ナイト内藤氏に捧ぐ!!

 さて…なにからお話しましょうか。まずは、私がこのレポを書くきっかけからお話します。私は毎日日ピンレポを欠かさずチェックしている訳ですが、ある日、私の縁の深い土地、秋葉原のレポがあがっている事に気がつきました。レポの投稿者はロンメル氏、名古屋の方でした。その後、間を空けてナイト内藤氏が立て続けにメイドカフェのレポを上げているのをみて、「これは行かねばならん!」と1人野望をたぎらせておりました。

 一部の方にはご存知のとおり、私はラブドールに並々ならぬ興味を持つ「日ピンの萌え系」の急先鋒。秋葉原という土地は、実は私が中学生の頃から自転車やら電車やらで足繁く通う、いわば東京における郷里のような土地でありました。さはさりながら、私はこの土地でのレポはおろか、メイドカフェという新ジャンルに対してさして興味関心も示さず、ロンメル氏やナイト氏の勇敢なる挑戦を眺める一人の傍観者に過ぎませんでした。

 さすがにそれでは「萌え系」の名が廃る。中学生の頃よりもう10年にも及ぶ秋葉原巡礼を続けてきた成果を、ここで出さなければいつ出すんだ!というわけで、私なりに「メイドカフェ」というジャンルについて調べてみました。

 それによると、やはりメイドカフェは秋葉原に集中しているという事。そこから大阪の秋葉原である「日本橋」周辺にも数店舗あり、また日本各地にメイドカフェは散在しているということを調べました。メイドカフェの聖地たる秋葉原には10軒弱のメイドカフェが存在しており、その多くはHPを携え、日夜ディープな「萌え系」お兄さんの心を癒しているという事実を突き止めました。

 更に調べると、どうやらメイドカフェの亜流として、メイド居酒屋といわれる業態が存在し、更には「パンチラメイドカフェ」なる業態すら存在するということを知ることと至り、さすがは世界最高峰のオタク文化を有する日本だけのことはある。これだけ短期間の内にこれだけ様々な業態を開発する「メイドカフェ業界」の、ゴキブリのような生命力、というかあくなき企業努力にはもう脱帽の他ありません。

 今回はそんな「メイドカフェ」の中でも、比較的日ピン的に「アリ」ではないかと思われる「パンチラメイドカフェ」についてのお話をしていきたいと思います。

 〜萌えの世界への潜入〜
 メイドカフェの聖地は秋葉原ですが、今回のお店「モエ・ドール」は何故か秋葉原ではなく、池袋にありました。しかし店の前に来て納得。その店は、なんと某アニメショップのまん前にありました。やはりこの「と○のあな」の客層を狙った企業展開をしているなと、そんな印象が強くあります。東京というのは、日本最強クラスの「霊場」であるとともに(なんのことだかわからないと思うでしょうが、私は現在「帝都物語」を読んでいるので、そんな話をしてみとうなりました)、日本最強の「萌え」の聖地であるということに思考を至らせれば、なんのことはない、東京でトップクラスの繁華街にこのような「萌え」の店が存在しない訳はない!という、いささか自明の理とも言うべき事実にぶち当たりました。

 当日の状況の説明を致しましょう。当日は3月某日、朝から天気は曇天模様。いつのまにか小雨がぱらつく、いささか冴えのない平日でした。私は夜勤明けで、会社の最寄から一駅分あるき、更に地下鉄を乗り継いでとある駅からまた二駅分ほど歩いて秋葉原に到着。その頃時刻は10時に少し至らない時間。それから、秋葉原界隈における”正統派”メイドカフェそれぞれの場所を確認。この土地はもう何度も訪れているので、瞬く間に3店舗ほど発見いたしました。ナイト氏いわく「空気が鉄火場そのもの」と言わしめたメイドカフェの場所も確認。この店は秋葉原の中では裏手に位置する「昭和通り」の近くにありました。

 目当ての店の開店(11時) が近づいたので、そろそろ御茶ノ水まで坂道を登り、それから丸の内線にて池袋へと向かいました。池袋につく頃には空はますます表情を暗くし、今にも泣き出しそうな趣を見せていました。

 鏡でパンチラ!メイドカフェ モエ・ドール 電話:03-5396-8868

 11時開店〜23時半ラスト 
 60分1セット料金
 ドリンクチケット1枚付き 60分/2000円
 飲み放題 60分/3000円
 入会金0円、指名料0円、初回限定10%引きチケットがHPにあります
 HP:http://www.moedoll.com/
(今回経費 初回割チケにカレーを注文して3200円)

 場所:池袋東口からサンシャイン60通りを進み、カーネルおじさんのお店の角を右折。オレンジの看板が映えるアニメショップが見えたら対面のビル。1階はゲーセンで、2階は風俗店でした。

 場所HP:http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.43.36.330&el=139.43.2.397&la=1&sc=1&CE.x=372&CE.y=394

 〜入店〜
 エレベータを3階に上がると、いきなり店舗が登場しました。どうも受付をしている御仁が一名。風貌は宅八郎そのものって感じの青年。受付を済ますと、店員(男性…風俗店のコワモテ店員にありがちな五分刈りの頑丈夫。萌えの世界をぶち壊している訳ですが、風俗店っぽさは120%増し) が風鈴のような鈴をチリリンと鳴らし、メイドを召還します。召還されたメイドは「おかえりなさいませ、ご主人様」という、その世界の人間には最大限に萌える言葉をつぶやいて、青年を店内の奥へといざなってゆきました。

 次に受付をした時、割チケを見せると「あっ」と驚嘆の声をあげ、柔和な表情を見せて「ありがとうございます」と返すコワモテ店員氏。とりあえず、割チケを見せても嫌な顔をしない事を確認。心の中でメモをとります「評価若干UP」。受付の時、カウンター席にするか、テーブル席にするか、もうひとつなんたら席にするかを聞かれました。事前に得ていた情報によれば、カウンター席ではパンチラを拝む可能性は限りなく低いということをリサーチしておりましたので、ここはやはり「テーブル席で」とお答えしておきました。

 〜おかえりなさいませ、ご主人様〜
 コースは「60分飲み放題」決まったら前金で料金を支払います。割チケ使用で2700円となりました。それから呼び鈴をならし、メイドを召還します。私の案内についたメイドさんは先ほどの宅八郎氏を案内したメイドさんと同じ人でした。まあまあかわいい人です。彼女の案内により、テーブル席へとご案内となったわけですが、その道すがら、まってましたとばかりに鏡が埋め込まれた床が登場。テーブルに引っ付くようにして置かれている鏡は、それほど精巧な反射を見せず、ぼやけてのみ映る劣化した金属加工製品のようでした。ぼわっと映し出されたその像には、確かに白い下着のようなものが映し出されていました。しかし、残念ながらそれが本当の下着なのか、それとも見せパン(重ね履きしている)のか、はたまた水着なのかの区別は私にはつきませんでした。それほど凝視する訳にもいかず、普通に席に通されました。

 テーブル席は4人掛けで、他に2人掛けくらいのテーブル席もありました。またカウンター席は4席ほどあり、カウンター席からは床に置かれた鏡を見るのは非常に難しい位置にありました。カウンター席から鏡を見るためには、完全に振り返らなければならず、女の子と会話等をするばあい、大体がカウンター中からの会話となるので、必然的にパンチラを拝む事は出来なくなります。もしかしたらカウンター内部の床にも鏡が仕込まれているのかもしれませんが、それを見るには相当身を乗り出す必要があります。

 早速「ビールをお願いします」と注文。しかし注文しながら鏡に視線を落とす勇気は残念ながらありませんでした。女の子が「かしこまりました」の後、後ろを振り返ってビールを注ぎに行くその刹那だけ、お尻を包む白いものが見えただけで、パンツを履いた下半身の前面(つまり「女の子の一番大事な部分」)を拝むなどと言う事はできませんでした。また、他のお客さんも同様で、開店直後の11時20分頃には私のほかに宅八郎氏がテーブルに、他にメガネ青年と少し後ろ暗そうな青年の2人がカウンター席に座っておりました。

 それから2杯のビール、ピーチオレンジ、ピーチツリーフィズ、ライチグレープ、ライチオレンジ、カンパリオレンジ、カシスグレープの順に、計8杯のアルコール飲料と、500円のビーフカレーを食しました。ドリンクの味は普通のアルコールドリンクのそれですが、カレーについては、パックご飯とレトルトのカレーであることは明白でした。ご飯がくっついていてパック製品の特徴が強く出ていて、カレールーもレトルト製品の味がかなり強く出ていました。その点は仕方がないとはいえ、少しがっかりです。まあ最近は大阪梅田のカレーレストランに端を発した「カレー戦争」の真っ只中で、私のカレーに対する目線は日に日にシビアなものになってきていますから、今回は特に厳しかっただけなのかもしれません。

 〜結局のところ〜
 1時間と少しの間、店内にいましたが、私はドリンクで元をとった形になり、店側からずればいささか迷惑な客になったかもしれません。一時間の中で、私が気付いた点をまとめてみました。

 1、トークしたけりゃカウンターへ
 全体的に女の子は女の子同士の会話が多かったのですが、トークが一番弾みそうなのはカウンターのお客さんでした。女の子はカウンター中や、その周囲にいることが多いので、トークしたい場合はカウンター席を選択するのがよいでしょう。

 2、パンチラみたけりゃテーブルへ
 パンチラは正直それほど見えません。受付からご案内の時にほんの一瞬と、メニューを注文して女の子が翻ったその刹那のみです。私は計4回ほどパンチラを拝見することができましたが、どれも一瞬で全然わかりませんでした。正直期待するのが無理なのか…この点は女の子次第です。

 3、女の子はどうなの?
 開店直後は女の子が2人でした。1人はパンチラを頑なに拒むタイプのように見受けられ、その女性はストッキングでした。しかも注文時は中腰というか座ってしまい、パンチラを見ることは適いませんでした。またその後3人目が出勤してきましたが、彼女も見ることが出来ませんでした。また料理を注文するとそれの準備の為厨房にこもってしまうため、パンチラの機会は更に減ってしまいます。

 4、お客さんはどこまでできるの?
 お客さんは一切女の子に触れてはいけません。スカートをめくる事も出来ません。頑張ってトークすることですね。トークしながら少しずつエロにもっていって「ココって鏡置いてるよね〜パンツ見えちゃうよね〜」とかやってうまく導入するしかないと思われます。この辺りは女の子次第であるところが大きいです。パンチラをヨシとしない女の子はつまらないし、逆にベテランで売れっ子の女の子はパンチラになるように仕向ける事もあるという話です。

 5、女の子の格好は?
 肝心な点を忘れていました。女の子は総じてメイド服を着ています。冬○さんが狂喜乱舞しそうですね。またこの店では曜日により、また月のうち何日かは「制服」や「ブルマ」を着て接客をするようです。またスカート丈はそれぞれ微妙に違い、一番見せる娘で膝上25センチ前後、これなら後ろを向いてお辞儀すれば見えそうです。一番ガードが固い娘は膝上10センチ未満で、かなり厳しいです。

 6、料金その他
 この店は前金制です。後でカレーを注文した私は最後に500円取られました。退店時間は、伝票には入店時間よりも若干余裕を持って1時間の設定がしてありました。私の場合は11時10分ころに入店したのですが、伝票上は 11時15分〜12時15分となっておりました。5分弱お得。しかも、色々調べたらこの店は20分から30分弱は大目に見てくれる可能性があるとのことです。店内が空いているときなどは結構いることが出来るのかもしれません。

 7、ポイントカード
 この店にはポイントカードがあり、15ポイント集めると割引券またはプレゼントがあるそうです。同じメイドさんから15個のスタンプを押してもらうと、そのメイドさんが実際に自分で買ってきた商品をもらえるそうです。色々なメイドさんの場合は割引券がもらえるようです。またポイントカードは1日1個しか押してもらえません。ご注意ください。

〜評価〜

店の評価
お手軽感:5点、値段は割チケ使用最安値1800円です。話術が巧みなら十分それでも楽しめそうです
内装感:4点、内装はさっぱりとしていて清潔感はあります。ただし鏡の質、また設置場所に疑問アリ
店員接客:6点、男性店員はかなり良さげでした

女の子の評価
ビジュアル:6点、風俗のお姉さんとは明らかに違う層のお姉さんがいます。それに萌えるかどうかの問題
トーク:3点、正直なところ、この店はトークが全てなのですが、まだまだレベルが低いとの印象を拭えません
テクニック:3点、店のコンセプトからすれば、まだまだできることは沢山ありますよ

 総合評価
 4点
 業界の草分け的存在であり、パイオニアという見方もできるわけですが、この店にはまだまだ課題が多々あります。まずパンチラですが、正直なところ鏡の精度が低く、あまりはっきりとは見えません。鏡の精度が高すぎると自分の顔が映ってしまい、引いてしまうお客さんもいるかもしれませんが、それよりもパンチラありきでしょうと。またパンチラについても、例えば後ろを向いておじぎをして、パンツを見やすい状況に導くとか、またはお客さんをお通しした時や注文時に、女の子がスカートを自らまくってパンツを見せるくらいはしても良いのでは?と思います。

 この店はまだまだ形が定まっていないなという印象です。改善点としては、まず鏡の精度を上げる事。それと配置を変えて、例えば鏡を床にも天井にもテーブル上にも置き、反射を利用して床の鏡をみなくとも、テーブル上の鏡を見ただけでパンチラを拝めるようにすること(この指摘は他サイトでもありました)。またお客さんが暇にならないように各席を女の子が巡回すること。会話についても、女の子同士で私的会話をするよりも、テーブルやらカウンターやらのお客さんとマンツーマンで会話して、さりげなくパンチラをさせるよう工夫する事の方が良いと思われます。スカート丈は全体的に短めに、ストッキングだとパンツが見えにくいので原則禁止にする、そのほか、1回100円くらいでスカートをめくらせるオプションなどをつけてみてはいかがかと思われます。この辺りは店のコンセプトや、法規制的限界などあると思われますが、色々試す価値はあろうかなと思われます。

 昼間に行くよりも、夜に大人数で行ってセクハラトークで盛り上がる方が楽しいお店なのかもしれません。願わくば池袋での合同調査の折、この店に集合して、日ピンの猛者達の無遠慮なセクハラトークでその場を凍りつかせてみたい。そんな願望が鎌首をもたげました。ジャイアン&のび太の掛け合いなんか爆笑この上ないと思われます。。。是非実現して欲しいものです。

 以上、呼塚レポ「パンチラメイドカフェはまだまだ黎明期」編をお送りしました

 茨城支部長 呼塚の男 (H17.03.22)

トップページへ

総務部から補足事項
本レポートの寄稿者,呼塚の男氏が運営しているサイト「続,呼塚の男オフィシャルサイト」も是非お立ち寄り下さい。
〜©日本ピンサロ研究会〜