六月某日、松戸において合同調査が行われた。
　松戸といえば・・・そう、バンダイミュージアムですな。という訳で先に侵入、斥候を買って出ることに。とりあえず「Ｇ−ＢＡＳＥ」なるガンダムの専門ショップへ。全体的な印象としては多少のオリジナル商品はあるものの、他は大きなホビーショップと似たような品揃えであり、感動は無し。
　一通り見終わった頃、本隊が到着。ＫＥＮ会長を筆頭に、ＯＴＴＯ氏、ＯＫＫ氏、ＳｅｅＤ氏の面々である。ただひとりオッキー氏は興味なしということで一時離脱ということになった。もう一度見て回るも一同、同じような感想を持ったようで、とくにプラモの品揃えには相当の不満が聞かれた。あてが外れた形だったが、それぞれ少々の戦果を持ってグリプスから脱出した。

　次はモビルスーツミュージアム（ＭＳＭ）、入場料0.3ｋ、パンフ0.7ｋである。この値段を見たとき、すでにＧ−ＢＡＳＥで肩すかしを食わされた我々に向かって「恥を上乗せしに来るなんて律儀だねえ」という声が聞こえたような気もしたが気にせず突入、内容は・・・まあ、こんなものでしょう。

　集合時間まで一時間以上、バンダイミュージアムが「噂ほどでもないわ」という有様だったため、時間が余ってしまった。ＯＴＴＯ氏と「用も済んだのでテキトーにやって帰りますか」などと軽口を叩いていると会長より、「そういうなげやりな態度はよろしくない」との叱責をいただいたので「それではさくっとやりますか」と言ったら「私はやっつけ仕事というのが一番嫌いです」と返された。後に某氏にその事を話すと「会長が一番そんな感じなのに…」と言っていたことは黙っておこう。「主催者は無理難題をおっしゃる」などと言いながら駄弁って…じゃなくて作戦会議をしていたが間が持たなくなって…じゃなくて職務執行のため事前調査をすることになり、更新作業に忙しい会長を残して出発。

　Ｓｅｅｄ氏の先導のもと松戸の街を探索する。店は分散してあるのであちこちを歩き回り、位置を確認。集合時間が近くなり駅へ戻ると会員が続々と参集、最終的には21人（この時点では20人）という恐ろしい事態に。ＦＦ店にて紹介などを終え、作戦開始。会長を怪しげな店に護送（収監？）した後、各自突入となった。あまりの人数の為、他地域への分散を余儀なくされ、私は「松戸の引力の井戸に引き込まれるのは御免だ。後は後続に任せる」ということで・・・他地域にまわることにした。

　呼塚氏を隊長に「柏別働隊」を編成し、Ｅ氏、爺氏、Ｒ氏、気まぐれ猫氏とともに柏へ移動した。しかしこちらも店が点在しており、多くの店を確認はしたものの一同疲れ果てていた。開いている未レポ店も少なかったため、爺、Ｒの両氏を残して新松戸へ移動した。

　駅近くにて３店の未レポ店を確認し、３人で散ることにした。私が行ったのは
　新松戸「ホールインワン」（047-846-4684）
　駅の栄えているほうの右手、すぐのビル（駅から見える）の2Ｆにある。

　この時点ではＥ、きまぐれ猫の両氏が一緒であったが、Ｅ氏が写真は見られるのかと聞くとさきに指名料2ｋかかるという。二人とも興味が無いようなので私が潜入することに。2ｋを支払い、少しでも被弾率を下げようかと迷っていると、そんな揺れ動く心を知ってか知らずか去り際にＥ氏が「ひとり入ります、フリーで」・・・そして行ってしまった・・・。強制指名ではなく、強制フリーである。店員も確認もせず「4900円です」ということで5ｋを支払い、100円おつりを貰う。
　すぐに席に案内されるが途中かなり暗い。外が晴れて明るかったこともあるのだろうが通路は見にくかった。座るとすぐに小さなコップにいれられた冷たいお茶がおかれた。ブースは6つほどあり、ソファーは狭く、1.5ｍ弱くらいか。背もたれは頭の上まであり、見られる気遣いは無さそうだ。というか客がいない。不安がよぎる。

　ほどなく、姫の登場。前回の平塚が頭をよぎる・・・恐る恐る顔を上げるとそこには・・・あれっ？普通じゃん？いや、むしろ可愛いではないか。楽勝でＢＢＢはあげよう。20台前半でも通用するが、後半との事。ちょっと話してサービス開始。狭いので非常に窮屈である。
　なかなかのテクを見せてくれたが結局不発に終わる。あまりの狭さに攻めにくかったのが大きな原因であろう。謝る姫にいつもの事、気にしないようにと声をかけ、店を後にした。

評価します

お店	2	何だかぼろい。何より席がちょっと狭いのがマイナス。
店員	2	何がというわけではないがいい感じはしなかった。
女の子	4	意外というか結構良かった。そのコの話では他の子もそこそこのレベルであるということだが、いつでも女の子の同性評価は男にとっては眉唾物であるからしてなんとも言えない。
総合	2.5	4.9ｋならまあまあか。30分ということだが5分ほどの時短があったのが減点。客もいないうえに発射もしていないのだから時間きっちりやってもいいのでは？ということで減点。

　不発という不本意な結果ながらその後の反省会は大いに盛り上がり、楽しい一日を過ごすことができた。行方不明者が出るという椿事もあったがまず成功であるといえよう。その勢いを見て、当会の今後の発展を確信するものであるとの感想をもって締めくくらせていただく。

　なお、恒例の参加者紹介であるが、今回全ての人を把握することができなかったため割愛させていただく事をご了承願う。

　東京南支部　東京南機動調査隊長　セロ　(H16.06.11)