by M氏
今回初めて、性感マッサージに行ってきました。このお店は正確に言うと、「性感Mトリップ」という分野になるそうです。はじめにお断りしておきますが、私はMではありません。少なくともこの日まではそう思っていました...
西中島の駅から徒歩3分ほどの所に看板が出ています。1階がゲームセンターになっていて、エレベータに乗込むまではゲームをやりにきた客と区別が付かないので、結構入りやすいと思います。受付で簡単なプレイの説明を受けたあと、女の子の選択です。20人くらいの中から選べますが、すぐに入れるのは2人でした。とりあえず、店員さんオススメの女の子を選びました。このお店は現在改装中で、プレイルームは近くのラブホテルになっています。で、びっくりしたのですが、お店からホテルまで女の子と一緒に行きます。駅前の人通りの多い中を腕を組んでホテルへ向かうのは嬉しいやら恥ずかしいやらの複雑な気分です。
ホテルに入ると、シャワーを浴びて早速プレイ開始です。まずは裸になってベッドの上に横になり目隠しをされます。何も見えません。さらにロープで手を縛られます。この状態では、聴覚と肌の感触が妙に研ぎ澄まされます。そこに、言葉と前身リップによる攻撃です。「きもちいい〜んでしょ?ここをどうして欲しいの?言わないとやめちゃうわよ...」こいつは想像を絶する気持ち良さです。しかし、確かに気持ちいいのですが、どこかで「いったい俺は何をしているんだろう」という冷めた自分もいます。
そのうちプレイも佳境に入ってくると、しきりに「声を出してもいいのよ」と言ってきます。どうやら、私に声を出させたいようです。しかし、私はHの最中に声を出したことは1度もありません。いくら気持ち良くても出ないものは出ないのでしょうがない。と思っていたのですが、度重なる攻めとじらしで、だんだん息が荒くなってきて、ほんのちょっと意識すれば声が出てしまいそうな状態です。しかしHの最中に声を出すなど私のプライドが許しません。自分の中で理性と本能とがぶつかりあっているのを感じます。
そしてついに声が洩れてしまい、自分の中で何かが音を立てて崩れていくのを感じました。そこにすかさず「あら〜、何か聞こえたわよ。どうしちゃったのかな〜」とお姉様。あとはもうお姉様のいいなりです。全てを委ね、いいなりになっている自分とそんな自分を決して見捨てないお姉様。この信頼関係がSMの世界かなどと感心しながら、甘美の世界へと堕ちてゆきました。ここから先はとてもじゃないけど恥ずかしくて公表できません。
終わった後女の子もお姉様モードをやめて、素に戻ったのですが、恥ずかしくてまともに顔が見れません。彼女はこの世の中で唯一、私の恥ずかしい姿を知っている人間です。「新大阪秘密倶楽部」改めて店の名前の意味を知りました。
毎日気を張って過ごされている方は一度行ってみてはいかがでしょうか。そこには、全ての理性を捨て去った素直な自分がいるはずです。
料金 :19000円(60分)
入会金:2000円
ホテル代:3500円
お店の評価
(H11.07.21)