〜©日本ピンサロ研究会〜

スナック「街角」(防府)

by るねぱぱ氏


「ほれ、上海飯店が酒場になったじゃろ。あそこにやらせる女がおるそうじゃ」
 伊集院静氏の三部作小説『海峡』『春雷』『岬へ』は氏が生まれ育った三田尻、現在の山口県・防府市が舞台になっているのだが、新開地と呼ばれる遊廓が幾度となく登場する。昭和三十三年に売春防止法が施行された後、主人公の英男少年は悪友に誘われて娼婦を買いに行く。読み終えた私の中に遊廓のおぼろげな姿が残った。
 ーー新開地は今でも残っているのだろうか?
 私の頭の中に、新開地の情景、そしてそこで働く娼婦達の姿が浮かび上がっていく。しかしそれはあくまで想像上のものだ。新開地をなんとしてもこの目で実際に見てみたいという衝動にかられてしまった。

 便を予約すると一路宇部空港に飛んだ。電車を乗り継ぎお昼の三時頃防府駅に到着した。南口の改札から出ると、そこには小説に登場したダンスホール「エデン」を含めた瀟洒な建物は一軒もなく、閑散としている。広大な敷地には住宅案内の大きな看板がぽつんと突っ立っているだけだ。無意味に広いロータリーにはバスが一台、タクシーが三台停車している。高い建物がないため、青空が地面すれすれまで広がっている。四月の青い空には雲一つなく、太陽がやけに眩しく感じる。
 三田尻は港町、商都としてかなり繁栄し、活気で溢れかえっていたはずなのだが、平成の世になってこの想像を越えた荒廃、衰退に茫然となってしまう。街がこのように変化したのでは新開地が消滅していてもおかしくない。とりあえず行ってみよう。とは言え新開地がどのあたりかまったく見当がつかないためタクシーに乗り込んだ。
「すみません、新開地に行って欲しいんですが」
「えっ、こんな時間はまだやってませんよ」
才槌頭をした三〇代前半くらいの運転手は身体を後ろの方にひねり、驚きの目をもって私の顔を穴が開くほどじっと見つめ、一瞬、顔をゆがめた。そこにはやや軽侮の雰囲気がある。しかし彼の口から新開地が現在もある事が確信でき、ほっとした。
「いや、あるならちょっと見学したいから連れていって下さい」

 車は郊外に向かって走り出す。アスファルトで舗装された片道一車線の道路を十五分くらい走り、やがて右手にやや寂れた町並みが見えてきた。急に右に曲がり路地に入ると舗装された道路はそこで途絶え、土くれが剥きだしになった、でこぼことした道に変わり、道は車がやっと一台通れるくらいの細いものになる。タクシーは十字路の真ん中で停車した。あたりはごく普通の民家ばかりが建っている。どうやら住宅街のど真ん中のようだ。こんなところに本当に娼家があるのだろうか。なぜか二階建ての家は見当たらず、木造の平屋建てばかりだ。
「ここ?」
私の質問に運転手は顎を引いて頷いた。私は運転手を待たせたまま車から降り、歩く。幅が二メートルもない細い路地を少く。塗装もなく、茶色い木の地肌が剥き出しになっている民家の壁が続く。壁には所々大きな穴が開き、隙間風が絶え間なく入る。かなり老朽化が進んで傾きかけた平屋建てがある。トタン屋根の家もある。家主がいなくなったのか、風雨を浴び、朽ち果てた家が二軒野ざらしになっている。そんな家々に春の陽気な日差しが降り注いでいた。剥き出しの赤い土くれからかわいいたんぽぽがはえ、風が吹き飛ばしたのかあたりに細長い茎をはやした白い花が舞い上がっている。すでに平成の世の中になっているのに、新開地は私が生まれた昭和三十年代前半の風景、情景とあまり変わらない。街全体に貧困の匂いがするのだ。

 やがて「三田尻三丁目」と書かれた住居表示があった。江戸時代、長州と呼ばれていた頃の名称を今も大事に使っている。防府はかなり古い街と聞いていたが、そういう名称を住民は大事にしているのだろう。
 狭い路地を右に左に壁に手をつきながら歩いていくと不思議な建物にたどり着いた。民家と民家に挟まれた間口一間ほどの木造平屋建てなのだが、玄関の部分が全面ガラス張りになっていて、中が丸見えなのだ。中にはL字型の小さなベニヤ板でできた赤いカウンターがあり、その正面に青のビニールが張ってあるアルミ製のパイプ椅子が2つ並べて置いてある。様子からスナックのようだが、棚はなく、もちろんお酒も置いていない。スナックの機能は完全に失っているようだ。むろん誰もおらず、扉を開けてみようと試みたが鍵がかかっていた。
 ーーここだ。
 ここが娼家だ。間違いない。得体のしれないものが壁を触っている指先からざわざわ沸き上がって体の奥底に入ってくるのを神経一本一本で感じた。周辺をぐるぐる回りながら歩いてみると、同じ造りをした間口一間のスナックのような民家に建ち並び三軒あった。神奈川や大阪に行くと、このような建物は一ヶ所に集められていている。新開地のように一般の住居と娼家が軒を並べながら混在しているのは珍しい。住民は邪魔と感じる事はないのだろうか。
 私は更に探索を続けるべく奥へ歩いた。と、その先に、この三田尻の住民だろうか。五十過ぎの男二人が煙草を吸って何事か話しをしていたのだが、私が左右をじろじろ見ながら歩いているのを不審に思ったのか、持っていた煙草を捨て、足で踏みにじると二人同時に睨みつけてくる。
 ーーまずい。
 住民とのトラブルだけは避けたい。急いで車に戻ると運転手に何時から営業が始まるのか聞いてみた。
「そうですねえ。夜の七時過ぎですかねえ」
私がこのような場所を物色しながら歩いている姿を見て、この運転手も私の事をさすがに不審に思ったのか、用心深く見つめるようになっていた。
 ーーよそ者は来るな。
 そう言いたいのだろうか。後部座席に乗り込むとそのままUターンして駅に戻ってもらう事にした。タクシーはタイヤをきしませ、発進した。その運転に怒気を感じた。  しかし運転手は私が何をしにきたのかまったく聞かない。無関心を装ったほうが無難と感じたのだろう。お互い無言のままいるもの息苦しいと思い、
「運転手さんは遊ばないんですか」
と話しを振ってみた。
「うちはかみさんがいるかならあ。まあ、それにね」
「それに、何?」
「いや〜。何でもないよ。かかかかっ」
そう言って、才槌頭をゆらゆらと揺らした。

 七時まで充分時間がある。ホテルにチェックインすると歴史が凝縮した街を歩く。私は運転手がぼそっとしゃべった、
 ーーそれに…
と言う言葉が気になっていた。私には言えなかった「何か」が新開地という街にあるに違いない。その「何か」は、今まで散々遊んだ事で培われた勘からくるものであって、実際夜あの場所に行ってみないことにはわからない。

 七時を過ぎ、再び南口からタクシーに乗り、新開地で降ろしてもらうように頼んだ。住宅街は夜になっても静まり返ったままだ。ここではテレビの音、ラジオから流れる音楽、そういった音は一切ない。無音なのだ。それどころか、それらの民家にはわすがに灯が灯っているだけで、街灯もなく、町全体がすっぽりと薄い闇の中に包まれている。想像以上の貧困が感じられる。小説では新開地は大層賑やかな場所として描かれているのだが、四十数年の間に、そういう街がこうも衰退してしまうのだろうか。
 ーーこの三田尻三丁目は本当に人が住んでいるのだろうか。
 そんな感情さえ芽生えてしまう。私は昼間探し終えていたくだんのスナックーー娼家に向かってみる。近づいてみるとガラス戸の奥から発せられたピンク色の灯が、外にめいっぱい降り注いでいた。赤い土はピンク色のネオンを浴び、いびつな色に変化している。私は地面にしゃがみこみ、中にいるだろう人物からは絶対見つからないよう、ガラスの隅に下側からそっと頬を当て中を覗いてみた。
 ーーなんだ、これは。
 驚愕のあまりその場で思わず腰をぬかしそうになった。そこには六十過ぎ、いや、七〇に手が届きそうな老婆が、白地に赤い水玉のワンピースを着、パイプ椅子に痩せ衰えた身体を乗せている。額と頬に深い皴が刻み込まれているが、その皴深い頬には橙色のほお紅が塗りこめられ、萎びた唇には真っ赤な紅がさしてある。老婆はぼんやりと宙を見つめていたが、やがてテーブルの上に置いてある煙草を鷲掴みにし、一本咥えるととんとにんと叩いて葉を奥のほうに詰めてから、マッチをすって先に火を付ける。中気なのか、指先がぶるぶると震えていた。やがてゆっくりと口をとがらかせて、ふーっと煙を吐いた。煙は天井にゆるゆると登り、天井を支える梁を這ってゆく。梁にはピンク色をした蛍光灯が備え付けてあり、老婆の肌や、似つかない衣装をピンク色に照らしている。しかしその照明はむしろ逆効果で、老婆の顔はけばけばしく映り、貪婪さが浮き彫りになる。白い、水玉のワンピースもピンク色に染まり、毒々しさを帯びていた。この老婆の様子をしばらく私は茫然と、また悄然と老婆を眺めていた。これを見たお客はまず九分九厘引いてしまうはずなのだが。
 それにしても、この年になっても尚現役の娼婦を続けている老婆の逞しさに圧倒されてしまった。とてもではないが、私の手に負える相手ではない。タクシーの運転手が言っていた「それに…」の意味がようやく理解できた。
 ーー他の店はどうなっているのだ。
 私は音をたてないよう、注意深く歩く。なるべく道の端を選び、壁と背中を合わせ、ずりずりと横滑りするように移動を試みた。そしてもう一本向こう側にあったはずの店にたどり着く。壁に背中を付けて音を立てないように振り向くと、そっと覗いてみた。やはり六十歳を越えた老婆がちょこんとパイプ椅子に座っていた。
 ーーここは姥捨山か。
 私は下のほうから老婆に気づかれないように見ていたのだが、老婆が視線を落とした瞬間、思わず視線が合ったしまった。私が見ている事に気がついた老婆は、私を客だと思ったらしく、にたっと精一杯の笑顔を向けてくる。唇が開くと、そこには歯もなく、真っ黒なブラックホールのような空間が口を開けている。思わず立ちくらみを起こしそうになってしまった。何の因果か。何が彼女をここまでさせるのか。この年齢になっても売春で生きるしかないのか。それとも身体を売ることによって得る垢が染みついて離れないのだろうか。娼婦としての業の深さをひしひし感じた。私はさっと視線をそらした。柔弱な男と思われるかもしれないが、抱くどころか中に入る勇気さえない。
 ーー帰ろう。
 私が思い描いてみた新開地はもうとっくに消滅したのだ。ここにいても私の欲求を満たすものはない。私は忍び足でそこから立ち去ろうとした。老婆はスナックの中におり、私を追いかけてくるような事はしなかった。

 タクシーを拾うべく舗装された道路に出ようとした時、斜め左後方から光が差しているのが網膜の中に入った。左側を振り向いてみると、そこに昼間は見かけなかったお店が、ちょうど「三田尻三丁目」の出入り口らしき角のところに建っていた。青色の表看板に白字で『街角』と書かれたお店はやはり平屋建てなのだが、建坪が二十坪と規模が大きいうえ、後ろの民家に張り付いた部分を除いた三方がガラス張りになっており、その中に女性が十人くらいいるのが見えた。店内は煌々と灯が灯っているので、遠目からでも女性の様子が見える。三十代から五十代と、先ほどのスナックの老婆達と比べると若い女性ばかりだ。彼女らは出勤したばかりと見え、手鏡を見ながら萎びた顔に念入りに化粧をしていたり、服の乱れを整えていた。私はその光景をお店から五メートルくらい離れた路肩の上でぼんやり眺めていた。やがてタクシーが一台そのお店の脇で止まった。中から三十代半ばのえんじ色の派手なドレスを着た女性が一人出てきて、お店の扉を開けて中に入っていく。どうやら遅れて出勤してきたようで、急いで身支度を始めた。
 そうこうするうちに、遂に私が路肩に立っている事に気づいたのか、二人の女性がガラス戸を開け、外に出てきた。五メートルの距離はあっという間に縮まり、彼女らは私の真ん前に立った。
「おにいさん、遊ぼう〜」
 三十代前半くらいのヒラメのように目が離れた顔をした女性は、スカートの裾を少しめくり、すらっと伸びた脂の良く乗った太ももを見せながら誘ってくる。毛細血管が浮かんだ白い肌が後ろから照らすネオンの灯で逆行気味に浮かび上がり、艶めかしい。
 もう一人の五十過ぎの女性は目はくぼみ、鉤鼻、顎がにょきっと突き出ている。醜悪なうつぼを彷彿させるような顔だ。うつぼは私の腕を取ると、フリルの付いた水色のミニスカートをたくしあげ、股間で腕を挟んだ。セックスを想像させるように、腕を股で挟んだままかくかく腰を振り始める。あまりにも下卑た媚びに私は目を丸くする。
「ねえ、う〜んとサービスするからさあ」
 ねっとりと、舐め回すように囁きつつ、手の平でそっ私の頬をなでたその行為に思わずぞっくとしてしまう。唇にはどぎついほどの真っ赤なルージュが塗られているが、それが一瞬、私は陰部を想像させた。胸元がぱっくり割れたブラウスからは肉厚の乳房が覗く。うつぼは必死の形相で胸元を揺らしながらアピールしてくる。私が目をぱつぱつさせながら呆然と立ちすくんでいると、二人はここで客を逃がしてなるものかと、私の両の腕を掴んだまま離そうとしない。私は後ずさりし、思わず後ろを振り向いた。私の視線の中に白いコンクリート造りの交番が飛び込んできた。
 ーー助かった。
 交番からわずか一〇メートル程離れた場所でこんな痴態を繰り広げ、嬌声を浴びせていれば警察官が飛んでくるはずだ。しかし交番はまるで水槽の中にいる魚達がじゃれあっているを無視するかのように、静まり返っていた。こんなはずでは。もっと情のある遊びをしたかったと思いつつも、私はここで腹を据え、遊ぶ事に決めた。
「わかったわかった、遊ぶからさあ。ところでいったいいくらかかるの」
「六十分一万五千円、それにラブホテル代が三千円」
「えっ、お店の中じゃあないの?」
「警察がうるさくって、随分前からラブホテルに行くようにしてるの」
 確かにあのスナックの構造上、中ではとても遊べないだろう。そうか。ラブホテルならば自由恋愛の形になり、売春ではないから警察も表立って取り締まらないのだ。本音と建前を器用に使うのが日本人の特徴だ。
 お店の中に入って相手をする女性をじっくり選びたかったが、その二人が許してくれそうもない。どちらかと選ぶしかなさそうだ。平目とうつぼ、どちらにしようか。私は彼女ら二人の動き、仕草を観察した。うつぼのほうが「いい仕事」をしてくれるような気がする。これは十七年間も風俗遊びをして得た嗅覚だ。
「じゃあ、お姐さん。行こうか」
 うつぼの手をそっと取ると、よほどうれしかったのかうつぼが蛸のように手足をくねくねさせる。それはまるでうつぼの阿波踊りのように見えた。案外性格がいいのかもしれない。試しに値切ってみる事にした。
「お姐さん、ちょっと高いからまけてよ」
 うつぼはう〜んと、腹の底から搾り出すように声をあげ、結局ホテル代はうつぼが持つ事となった。
「じやあ行きましょ。あらっ、あなた、車は」
「いや、僕は地元の人間じゃあないから、車はないよ」
「地元じゃあないのに、よくここがわかったわね」
 うつぼは怪訝そうな顔をしながらバッグから携帯電話を取りだすと、どこかに電話をする。五分ほど待っていると目の前にタクシーがやってきた。実に巧くできたもので感心してしまう。タクシー代は、結局行きは私が払い、帰りは駅で降ろしてもらう事にし、その代金はうつぼが持つ事になった。
「運転手さん、みなみへ行って」
 どうやら新開地の女性御用達のラブホテルがあるようだ。ホテルに着き、一緒に降りるととうつぼはさっとフロントに行く。フロントには六十過ぎの老婆が、絨毯に座布団を当て、ちょこんと座っている。顔見知りらしく、
「おばちゃん、最近ほんとに不景気だわ〜。首吊ろうかなあ」
 と、軽口を叩きながら千円札を三枚渡す。うつぼに促されて小汚く狭い部屋に押し込められる。お風呂にお湯を張り、お互い全裸になり、一緒に入る。うつぼは母親のようにやさしく手つきで背中を洗ってくれた。
 事が終わり、シャワーを浴びると、うつぼの顔に厚く塗られた白粉がすっかり剥げ落ち、凶悪な表情が解け、ごく普通のどこにでもいる五十過ぎのおばさんの顔になっている。

「どうしてホテル代まけてくれたの」
 私はさりげなく聞いてみた。
「あそこは競争なんだ。うかうかしてたら客は他のオンナに取られちまう。ちくしょう。こんなまでしてやってるのに、あんちくしょうは私から九千円も持ってっちまうんだ」  うつぼは吐き捨てるように言った。
 話しの流れから、お店のオーナーは彼女達の稼ぎから九千円もピンハネしているようだ。私がうつぼに払ったのは一万五千円だから、うつぼはたった六千円で身体を売った事になる。
「お姐さん、大変なんだねえ。悪かったよ。これ、返すよ」
 そう言って、私は値切った三千円をうつぼの手の平に置いた。彼女は気を許したのか、それとも私に同類の匂いを感じたのか、身の上話をぽつり、ぽつりとし始めた。
 三十五の時、夫が死に、まだ小学生だった一人娘を育てるため水商売の世界に入り、そこから転げ落ちるように身を崩してこの商売に身を任せたようだった。
「六十五になれば年金がおりるから、それまで彼処で働くさ。どんな事があっても私は耐える。一人娘が結婚するまで、何を言われても続けるさ」
 頬からすーっと脂汗が滴り落ち、目がくぼみ、黒い隈ををつくっている。目の縁にはうっすらと涙が滲んでいた。その一人娘は、母親が売春をして生計を立てている事を知ったら、どうするのだろ。私の顔色が一瞬変わったのを、うつぼは決して見逃さなかった。娼婦達が非常に繊細な神経の持ち主である事は充分わかっていたのだが、私は表情を隠しきれなかった。うつぼは普通の柔和なおばさんから、すぐに元の凶悪な顔に戻った。今まで辛酸を嘗め尽くしてきた、哀れな娼婦の顔に戻っていた。
 先ほど見た三人の六十歳過ぎの老婆達も、六十五になり、年金生活が送れるようになるまで彼処で売春を続けるのか。それとも死んで灰になるまで売春を続けるのか。今、年金政策が破綻しかかっている。政治家は娼婦達の生活までは保証はしないはずだ。私は行き場のない憤りを感じた。

 

 てなワケで、今回は小説風に書いてみました。たまにはこういう読み物もいいのかも。

 で、あまり必要ないかもしれませんが、私なりの採点も書いておきましょう。

女性のレベル ★★
 もっといいオンナもいたのですが、うつぼさんはこんなものです。

サービス ★★★★
 今回はセックス描写が書いてありませんが、実は物凄く濃厚だったのですよ。

料金 ★★★
 ホテル代込み1万8000円でナニがあるのだから、良心的と思います。

風情 ★
 昔の遊廓を想像させるようなモノは何もありません。五條楽園や飛田新地のほうが風情あります。

総合 ★★
 こういうちょんの間系の遊びにおける採点はこんなものでしょう。

 次回はセックス描写に凝ってみようと、作品を練っているるねぱぱであります。
 ぽっこぺん。。。

 会長付属調査隊 東部方面調査隊長 るねぱぱ (H18.10.30)

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