〜©日本ピンサロ研究会〜

ソープ「男爵」(宇都宮)

by るねぱぱ氏


 3日目
 堀江と日枝は、最終目的地の宇都宮に着ていた。仕事が終わると酒好きの日枝は繁華街である緑町のバー「パイプのけむり」に行こうと思ったが、あいかわらずオンナ好きの堀江がソープに行きたいと駄々をこねる。すでに半分愛想を尽かしている日枝はソープ街の場所と、お勧めのお店だけを教えて「パイプのけむり」に飲みに行った。
 仕方なく堀江は一人でオリオン通りの近く、池上町のソープ街に行く。池上町は小さな路地がくねくね曲がり、少しわかりづらい。それでも12軒もソープがある。
 日枝が紹介してくれたのは「男爵」で、100分総額4万円だ。宇都宮の中ではまずまずの高級店らしい。

 まずフロントで入浴料1万5000円を払って待合室に行く。ボーイが4枚写真を持ってきた。やっと写真指名ができるお店に来て堀江はほっとする。ビジュアル的には全員合格。さすがに日枝が進めるだけの事はある。まったくあいつはいったいどこでこういうコアな情報を収集するのだろう。テレビ局にコネがあると聞いていたが、おそらくその線だろう。
 結局堀江は1番仕事のできる女性を指名する。小一時間ほど待ち、ご案内となる。黒いドレスを着た、なかなか肉感的な女性があらわれる。鈴木京香に似た顔立ちも堀江好みだ。
 個室は広く、ゆったりしている。さすがに宇都宮の高級店と言えども即即はなく、椅子からスタート。
 椅子洗いから始まり、マット、ベッドとフルコース楽しめた。絶倫男・堀江は、100分でしっかり3発抜いてしまう。仙台のソープで1発だったのがよほどこたえているらしい。

 堀江は店を出ると、一杯やりに緑町に向かう。日枝の携帯に電話をするものの、電源を切られていた。仕方なく一人で歩いていると20歳前後のかわいい女の子が寄ってくる。 「今なら生チチ、揉み放題ですよ」
その女の子を頭のてっぺんからつま先まで舐めるように見、そしてにたっと下卑た笑みを浮かべる。
「お姉ちゃんのオッパイ、揉ましてくれるの?」
「うん」
堀江は女の子の肩を抱きながら、店の奥へ消えていくのだった。

 次の日の新幹線・グリーン席では、堀江と日枝は一言も口にしない。2人の間のわだかまりは、なにしろオンナが絡んでいるだけに、そうとう深いモノになりそうだ。

キャスト
堀江→るねぱぱA
日枝→るねぱぱB
尚、本文中に登場する人物はあくまで仮名で、実在する人物とはなんら関係ありません。

 調査部 広域調査課長 るねぱぱ (H17.03.09)

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