by るねぱぱ氏
金津園
二階堂たかしは(仮名)、下呂温泉から自宅に帰る途中、妻子を残して、一人岐阜駅で降りた。
以前は駅から金津園のソープの建物が見えたのだが、行政側から圧力がかかり、駅に高い柵が出来て見えなくなってしまった。二階堂は南口を降り、交番を通り越して歩いていく。早くも案内所の客引きが盛んに声をかけてくるが無視して歩いた。
少し時間が早かったので、金津園の中にある喫茶「ふじ」に入る。あいかわらず犬のヴィックが椅子の上に寝ていた。このヴッィクの前も同じような柴犬だったが、ここの夫婦はよほど柴犬が好きなのだろう。
二階堂は本箱に置いてあった「漫遊記」を机の上に置いた。あいかわらず金津園のソープ嬢の写真は面白い。顔にはモザイクがかかっているうえ、デビット・ハミルトン並に強いソフトフォーカスをかけている。この写真のおかげで、随分苦い思いをしている。今回は正月という事もあり、吉原の某ソープの社長が以前から盛んに褒めていた金津園屈指の高級店でもある「重役室」に予約を入れておいた。ちなみに「重役室」は他の高級店とは違い、一切広告に女性の写真は載せていない。それが逆に魅力的に感じた。
時間の10分前になり、表通りに出て店の前に行く。さっそく店員が近づいてきた。予約の二階堂である事を告げると、うやうやしく頭を下げ、2階に案内される。フロントで入浴料の2万円を払い、待合室に案内された。待合室は広く、ソファは革張りの上ゆったりしている。とりあえずアイスコーヒーを頼み、案内が来るのを待った。なにしろ初めて来るので指名の女性はいない。ただし予約をする際に、仕事のできる女性をリクエストした。
「二階堂様、お待たせしました」
ボーイが告げる。案内され、エレベーターのところに行くと、黒いドレスを着た女性が頭を深々と下げる。やや小柄でショートカットだが、顔のホリが深く、正統派の美人だ。肉付きはよく、全体としては小柄な松下由樹といった感じだ。エレベーターは3階で止まり、個室に案内される。広い。吉原の高級店が兎小屋に感じるほど広い。ベッドルームと、浴室がしっかり別れている。
しかし二階堂がなにより驚いたのがピンクチェアーの存在だ。今や関東地方から完全に姿を消してしまった幻のピンクチェアーがあるという事は、これは期待がもてそうだ。
「こずえ(仮名)と言います。よろしくお願いします」
こずえは二階堂の横にしなだれるように座った。横からぷ〜んと甘く、大人の匂いが漂ってきて鼻腔をくすぐる。その匂いだけで二階堂は興奮してしまった。こずえは唇を近づけてきた。そのまま唇が重なり、舌が絡み合う。こずえの甘い蜜が二階堂の口の中に流れ込んできた。やがてこずえは二階堂のズボンとパンツを降ろすと、汚れたペニスを頬張った。やさしい舌遣いに二階堂のペニスは大きく膨らんだ。
「ねえ、私も脱がして」
二階堂はこずえのドレスを剥ぎ、ブラジャーを外す。こずえは自らパンティを脱いだ。そこはうっすらし茂みに覆われているものの、二階堂を興奮させるには充分だ。差し出された乳房を揉み、乳首を口に含む。こずえの口からため息がもれる。お互い全裸になると、こずえは二階堂に覆いかぶさりると幾度もキスを交わし、乳首からゆっくりと舌を這わせていく。ペニスをあくまでやさしく、ソフトに舌で舐め回していく。やがてこずえはぷりぷりしたみずみずしい果実のようなヒップを二階堂の顔に向ける。二階堂は股間に顔を埋めてむしゃぶりついた。甘い蜜が奥から溢れ出て、それを夢中で啜る。こずえは大きな喘ぎ声をあげる。
「上と下、どちらがいいですか」
と、こずえがせつない声で尋ねてきた。二階堂は迷わず上を選ぶ。そして大きくそそり勃ったペニスをそのまま入れた。スキンを付けるといった野暮な事はまったない。
ペニスは膣の襞々にやさしく包まれていく。そこからゆっきり動く。粘膜と粘膜の擦れ合う感覚がじんわりと伝わってくる。やはり生はいい。いくらスキンが薄いといっても、しょせん違和感はある。二階堂はあっという間に果てた。
そこから椅子に座り、全身を洗ってもらい、一緒に浴槽に入る。こずえは甘えるように二階堂の腕の中に入る。二階堂は背後からこずえの乳房を揉んだ。
「ふふふっ。くすぐったいわ」
お風呂から上がると、二階堂はこずえに手を引かれて、ピンクチェアーの上に座らされる。少し不安定なうえ、まるで分娩台の上に上がったように大股開きの格好になる。これはやや恥ずかしいものがある。
こずえは全身に生暖かいローションを塗り、全身を舐め回していく。これが意外に感じる。特にアナルは集中的に舐められる。二階堂はアナルが弱かった。先ほど射精したばかりというのに、すでにペニスはギンギンになっている。こずえはクモの足のように伸びた足に掴まりながら、複雑な動きをした。なるほど、これがピンクチェアーか。マットとは違った面白さがある。
しかし二階堂は次のフィニッシュはマットにしたかったので、途中でやめてもらう。こずえはマットの準備を始めた。
こずえはマットでもプロの技を見せた。全身を使って巧みに二階堂を刺激していく。マットの上でこずえは自由自在に動いた。二階堂の身体の下にも潜ってくる。最近吉原辺りではマットもろくにできない名ばかりのソープ嬢が多いが、さすがは金津園の高級店で働く女性だと感心してしまう。こずえはギンギンにそそり勃ったペニスの上に跨がってきて、そこから巧みな腰遣いを披露してくれた。膣壁にカリのあたりが擦れていく。そして自然な雰囲気で声を上げる。おそらくそれは演技と思われるのだが、二階堂はその声は演技ではなく、本心から出しているものだと感じた。そして引き絞るように射精した。こずえは、120分間、見事なまでの仕事をしてくれた。
「重役室」は決してマスコミに出てくるようなお店ではない。金津園では「艶」が最高峰のお店と噂されているが、まだまだ隠れた名店があるものだと感心した。
サービス料4万円を渡し、一緒にエレベーターで降りる間、抱きあってキスを続けた。そして姿が見えなくなるまで熱い視線を送ってくれるのだった。上がり待合室に通され、アンケート用紙を渡されると、二階堂は点数のところに120点を付けた。そしてメンバー登録を済まし、駅まで車で送ってもらった。
キャスト
二階堂たかし→るねぱぱ
さて、採点です。
女性 | ★★★★ | 見た目は若いのですが、おそらく30歳を恋えているのでは。そのポイントで★一つ引かせてもらいました | |
サービス | ★★★★★ | これ以上のテクニックはないと思います | |
お店 | ★★★★★ | まさに高級店の貫録充分。従業員のマナーも最高です | |
総合 | ★★★★★ | 熊本の「ブルーシャトー」はサービス満点ですが、悲しいかな時 間が90分しかありません。高級店なら、やはり時間は最低120分欲しいので、個人的には総合評価は「ブルーシャトー」の上を行くと思います。フリーで行っても外れ無しは、凄いの一言に尽きます。 |
調査部 広域調査課長 るねぱぱ (H17.01.09)