〜©日本ピンサロ研究会〜

ストリップ「神戸第一劇場」(新開地)

by オーヤ氏


 東四国事務所のオーヤです。「翔鶴」での調査を無事終えて車に乗り込みますが、せっかく福原まで来てこのまま帰っちゃうのももったいないと思い、福原の街を散策して帰ることにします。

 湊川公園駐車場(1日上限料金1k)に車を入れて、ソープ街をぶらぶら歩きます。次々に呼び込みから声が掛かってちょっとウザイです。呼び込みをかわしてるうちにだんだんとわかってきたんですが、完全無視してるほうがしつこく声かけてきますね。「ごめん、また今度ね」と愛想よくしたほうが、すっと引いてくれて「またよろしくお願いします!」と気分よく見送ってくれました。
 何軒かで写真見学をして、遊んで行きたい衝動にも駆られたんですが、ソープをハシゴするほどの財力も体力もないので、結局、龍騎氏のレポを読んでから気になっていたストリップを見て帰ることにしました。

業態:ストリップ
地域:新開地
店舗:神戸第一劇場
HP:http://www5d.biglobe.ne.jp/~gam84224/index.html.htm
携帯HP:http://pksp.jp/kobedaiiti/
料金:4000円

 場所は、ラウンドワンから湊川公園へ続く商店街の北(湊川公園)寄り、西側の並びのメガネ屋と古本屋の間の路地をちょっと入ったところにありました。
 外観からして昭和テイスト全開で、「虚」とか「廃」とかのイメージばかり思い浮かびます。でも逆にそれが、団塊Jr.世代の自分としては、中学生のころドキドキしながらエロ本を買いに行った裏路地のうらびれた古本屋のイメージと重なって、欲情に結びつきます。「趣がある」とか「情緒」とか表現すればいいんでしょうかね。江戸川乱歩のエログロナンセンスな世界。まさに見世物小屋ズバリそのもの。

 劇場の中の様子は、龍騎氏のレポに詳しくあるので省略します。
 平日昼間ということもあり、客は6〜7人。暇な商店街の店主風オヤジとサボり中の中年サラリーマンがメインのようです。

 ステージでは、桃乃ララ嬢(香盤では4番目)のポラ撮影をやってました。有料でポラを撮れるみたいです。素っ裸に「桃乃ララ」と名前の入ったピンクの法被、大股開きでカメラに向かって満面の笑みを浮かべる嬢と、それをまんじりともせず真剣に見入る客たちの対比に、いきなりちょっと気後れしてしまい後の方の席に座ってしまいます。
 場内の隅には、1畳ほどの小部屋があって、ふとんが敷いてあります。「\5000」と書かれたフダ。暗くてよく見えませんが、中に金髪外人のおばちゃんが居るようです。

 次に神田優子嬢(香盤では5番目)のステージ。さすがトリを勤めるだけあってルックス抜群のクールビューティさんです。さすが見せるのが本業なだけあって、体も無駄な贅肉は一切なく、シミひとつない本当にきれいな裸体です。ダンス中は怖いくらいキリっとしたクールな表情で踊るのですが、客席に向かって大股開きを披露するとき客と一人ひとり目を合わせて、にっこりあどけない笑顔をふりまくのがとてもかわいく、また、ステージ最後に「ありがとうございました!」と元気よく挨拶する声がまたとてもかわいくて、そのギャップにちょっと惚れてしまいそうでした。先にソープ行ってなければ勃起してたと思う。

 15分くらい間を空けて、素人TEAMショー(香盤1番目)が始まります。TEAMというわりには1人しかいません。素人ということで蝶々のアイマスクで顔を隠してます。ダンスは踊らずに、曲に合わせてゆっくりとストリップしていきます。その堂に入った一連の動作や、体の手入れから、いわゆる「素人」ではないことは明らかです。たぶん、顔がイマイチなストリップ嬢が素人としてマスクしてんじゃないかと。まあ別に素人じゃなくたってなんら支障はないんですけどね。客が少ないこともあってか、一人ひとりにライト付虫眼鏡を渡して、M字開脚をやってくれます。

 続いて、井上美雪嬢(香盤2番目)。名前とは裏腹に、金髪外人さんです。5kの小部屋に待機してた人と同一かどうかは定かではありませんが、シルエットはよく似てました。外人さんだけあって、バリバリのシリコン乳です。
 ここらへんで、がやがやと煩い大学生数人が入ってきます。粋がった部類のね。友達の手前、カッコつけなきゃいけないのか、恥ずかしさを誤魔化すためか、必要以上に大声で「チッ!禁煙だってよ、ウゼー」「あー二日酔いだー、頭イテー」と、ずっと喋ってます。はいはいキミたちがワルなのは十分わかったから。はいはい女の裸も見飽きてんでしょ、はいはい、わかったわかったすごいすごい。と、実際言うわけにもいかずウザイのが来ちゃったなあと辛抱するしかありません。
 ステージでは無料でおっぱいタッチタイムが始まってます。客の一人ひとり順番が回ってきます。ここで尻込みすればますます場の空気が悪くなると思い、自分も恥を捨てて進んで参加します。大学生グループの番になると、やっぱり彼らは虚勢を張って、「俺らそんなもんに興味ねーんだよ」といった態度で拒否します。だったら来るなよ。
 踊り子のほうはそういう客のあしらい方は慣れたもので、なんとか場の空気が壊れないよう上手く取り繕ってくれます。

 続いて素人Fタイム(香盤3番目)。なにがFなのかはわかりません。1番目の素人の子がまた出てきて、缶ジュース(200円)と缶ビール(500円)をステージ上から売ります。ただ普通に売るだけです。買ったからって別になにもないみたいです。
 ジュースを売り終わって、素人の子がステージ上でなにかシステムの説明を始めますが、声が小さいのと、後の大学生が煩いのとで、まったくなに言ってるか聞こえませんでした。たぶん龍騎氏のレポにある「ピンキータイム」的なものの説明でしょう。

 ここまでで、まあ一応一通り見たし、そしてなにより、後の大学生がとうとう酒盛りを始めたんで、我慢しきれなくなって劇場を出ることにしました。

評価
女の子:★★★★☆大トリの神田優子嬢は星5つ。他はまとめて星3つ。見せる仕事だけあって、見るに耐えないほどのはいませんでした。
サービス:★☆☆☆☆小部屋でゴムフェラ抜きが5k。入場料合わせて9k。シャワーもないことを思うとけっこう割高。まあ抜き目的で行く所ではないですから。
店舗:★☆☆☆☆あの独特の世界観を楽しめるかどうかは客次第。
総評:★★★★☆入って損はないと思います。ソープの待ち時間長いときなんかに利用するのは十分アリですね。

 中・四国支部 東四国事務所長 オーヤ (H17.11.29)

トップページへ

調査部から補足事項
本店舗は他に, 龍騎氏(H17.11.09) がレポートしております。
〜©日本ピンサロ研究会〜