by ムー氏
2004年7月9日(金)
新宿エステ「オアシス」40分7000円
新宿界隈では、新宿高島屋近く、南口の「ヘルス・こんいろ組」が今話題となっていますが、歌舞伎町の現況はどうなっているのでしょうか・・!?最近の「浄化作戦」ですっかり火が消えたようになっているという情報が気になった私は、百聞は一見にしかず、急遽、4/9の「ゴールドサンキュー」以来の3ヶ月ぶりの歌舞伎町探索へ、炎天下のもと出動しました。
結論!こ、こりゃあひどい・・(涙)
噂は本当でした。風俗店の電飾看板・ネオンは、以前の半分以下でしょうか?かつては、平日の昼下がりでも、あちこちに看板が出ていましたが、今はすっかり影を潜めており、派手な看板がついている店発見!と思うと、「風俗情報案内所」で、しかも案内所の中の情報量も激減。案内用スペースは、店の少なさでスカスカという状況でした・・・
激安ヘルスで有名な店も、全て閉鎖という状況で、激安好きの茨城支部メンバーとしては悲しみを通り越して怒りすら覚えました。
ちなみに、夏前までは健在で、かつて私もレポした「ミセスガール」は、ビル内外の看板が全て撤去されていて、外見上は、かつてそこに店のあった痕跡すらない状況、同じく4月に行ってレポした「ゴールドサンキュー」は、地下2階に降りていく正面壁の看板は残るものの、道路入り口の電飾立て看板は真っ白に塗りつぶされて放置されている状況、名高い「サンキュウ8」も、「ビル6F」という看板はあるもののやはり電飾看板は全て仕舞われ、ビル内も見てきましたが、店は閉鎖されている状況でした・・・
どこかないかと探索中、コマ劇場すぐ前の角のビル(サンキュウ8が6Fに入っています)に「ヘルス30分4,000円」というでかでかとした看板を発見!ん!?やってるのかと思案していたところにその店の客引きと思われる純朴で可愛い感じの女の子(後で聞いたらやはり中国人)がしつこく言い寄ってきます。
「オニイサン、7階、ヘルス、ヤッテルヨ。写真ミテ、無料、イヤダッタラ帰ル」
とのことなので、やや不安を感じつつも、彼女について中へ・・・
(今になってふり返ると、やはりここで第一歩を踏み出すかどうかが運命の分かれ道です。経験者はお分かりでしょう。客引きがしつこくいる時点で、かなり危険度アップ!です・・)
エレベーターで7Fに上がりますが、7Fドアが開いた瞬間、ただの階段・・「ん?」と思うと女の子、携帯電話で何やらどこかを呼び出している様子。ほどなく、何もない階段の壁と思っていたところ(防火シャッターみたいなドア)が突然開き、店の中へ・・
(かなり危険度上昇です。逃げようと思っても簡単に逃げられません。)
待合室へ案内されます。先ほどの女の子から料金を説明され、写真を見せられますが、とても信用できません。下手に指名しようものなら、別に指名料(料金表には2000円)を取られるだけならいいですが、どうなるか不安です。さらに、料金についての説明も、30分4000円だという「初回お試しコース」(一応、料金表にはある)については一切触れず、しきりに「60分VIPコース、最後マデ、ホントハ15000円ダケド13000円」とどうやらNKコースをしつこく勧めてきます。黙っていると「ヘルスコースナラ、40分、マッサージモスル、ホントハ8000円ダケド7000円デイイ」ときたので、とにかくフリーで安いコースにしようと、40分7000円というヘルスコースを依頼。とんでもないインチキであることは後で判明するのですが、ここまでの過程で、これはもう普通の店ではありません。かなり危険な匂いです・・
ほどなく、部屋へ案内されると、一応、入り口がカーテンで仕切られた個室です。女の子は30過ぎくらい。すでに赤いバスタオル姿です。服を脱ぎシャワーへ行きますが、なんと、
「ジャア、シャワー浴ビテネ。ココデ待ッテル」とのこと。まあ、ヘルスで女の子が一緒に入らない、ということは、一応過去の経験から、ありえなくもないので、了承します。
部屋に戻ると「ウツブセニナッテ」とのこと、マッサージ開始です。しばらくすると「ジャア、アオムケ」とのこと。仰向けになるとお姉さん、いきなりローションを下半身につけて手コキ開始です。
ここで信じられない一言が。「私脱グ、別料金ネ」き、きました!きましたよ!典型的ですね。久々に聞きましたね。そう、いわゆる「ナントカ剥ぎ」(知ってるけど悔しいので言いません。)ってやつですね。そう。最初から料金設定なんていい加減なんです。要はいくら客から巻き上げるか。口実は何でもいいんです。こうなったら、徹底的に防御戦闘モードに突入です。
「いや、じゃあこのままでいいです」
と追加拠出を拒絶。なおも「ドウシテ〜?エッチシヨウヨ」などとしきりに勧誘してきます。とにかく、ここは我慢のしどころです。一度カネを出そうものなら、次から次へと要求されるのは火を見るより明らかです。「ほんと、このままでも出そうですからいいです」と拒否の姿勢を貫きます。向こうはどうにか諦めた様子、なおも手コキは続いていたので、ほどなく発射。
事後処理の後、再びシャワーを浴びにいきます。すでに激しい攻防は終結です。シャワーから出ると、お姉さん、廊下で思いっきりタバコ吸ってます。思っていたほど戦果をあげられず、不満なのでしょうか。
こちらとしては、緒戦の作戦失敗から、一時は玉砕の危機に瀕したものの、どうやら防衛に成功。当初の損害をそれ以上拡大することなく戦闘終結までたどりつきました。
と、ここでお互い不機嫌に別れると憎しみも倍増なのですが、何だかそうはなりませんでした。シャワーから部屋に戻ると、隣の部屋のお姉さん(年上のベテラン風)がやって来て、入り口のところでお姉さん同士でお喋り開始です。中国語のやり取りなのでよく分かりませんが、想像するとこんな感じです。
ベテラン姉御「Aちゃん、どうだったのー?」
A「ダメだった。7000円だけ。このお兄さん、どうしても手だけでいいって言うんだもん」
ベテラン姉御「そうなんだ、どうして?お金ないって?」
A「そうみたい。何でだろー?」
ここで着替え中の私に姉御が話しかけてきます。
「ドウシテ、エッチシナイノー?私ガ相手シテアゲヨウカ?」
「いやあ、今日は調子が悪くてダメなんですよー」と私。
「ドウシテ?弱イノ?」と、いきなりズボンの中に手を入れてきます。ホントに触ってきたので思わず笑うと女の子2人も大はしゃぎ、ついには3人一同爆笑。
「オ兄サン、本当ニ日本人?」と、今度は相手したお姉さん。
「いや〜実はシンガポール行った時は、ずい分と中国人に間違われちゃって・・」と実話を披露すると、
「ヤッパリ〜、中国人ミタイ。日本人ミエナイ」とお姉さん2人、また大盛り上がり。この雰囲気、なぜか妙に懐かしくて心地よい。実は私、学生時代にタイで現地の大学生の女の子の一人暮らしの部屋に一週間居候した事があり、その時の雰囲気にそっくりでした・・
うまく表現できませんが、女子寮に男一人で忍び込んで、そこの女の子達とわいわい騒ぐ感じ、と言ったら近いでしょうか。
さらに他愛もないおしゃべりを3人でしながら帰り支度を。2人とも異口同音に「マタ来テネ」としつこい。
とまあ、何だか最後はよく訳もわからないまま店を後に。お姉さんが秘密のドアを開け、そこから外に脱出。「じゃあまたね」と言葉を交わして再び地上に降りたのでした。
外に出ると、最初の客引き係の女の子が、暑さで顔を赤くしながら外をウロウロしていました。少し不安そうな顔で店を出てきた私を見るので、そばに寄って行くと「大丈夫デシタカ?」というので、「大丈夫だったよ。お店のお姉さんは、みんな中国人なの?」と聞くと「ソウ、ミンナ中国人」とのこと。またまた「じゃあねー」と言葉を交わし、なんとも摩訶不思議な体験をした歌舞伎町を後にしました。
靖国通りの横断歩道まで歩くと、すっかりそこは現実世界。コマ劇場帰りのお年よりグループがぞろぞろです。真夏の歌舞伎町で、どうやら私は白昼夢を見たようです。
新宿歌舞伎町。この町には本当に不思議な、色々なものが存在しているようです・・
料金(一応、料金表)
30分 4000円
40分 8000円
60分VIPコース 15000円
指名料 2000円
あえて冷静に採点・・
料金 | :★☆☆☆☆ | (看板に偽り有。という事で大減点) |
店員 | :★★☆☆☆ | (可愛い女の子だったので) |
部屋 | :★★★☆☆ | (一応、個室です) |
女の子 | :★★☆☆☆ | (根は悪人ではないようですので) |
サービス | :★★☆☆☆ | (また行きたいとは思いませんが、最後の日中交流会で一応2つ) |
さて、どうなんでしょうか?これはどう考えればいいのでしょうか?
やはり悪質な、駆逐されるべきボッタクリ店なんでしょうか?私には分かりません・・ ちなみに、茨城地区のいわゆる「韓国エステ」だと、30分9000円とかで、今回と同じサービス内容(一人でシャワー、軽くマッサージ、手こきで発射)です。この程度の店なら、いくらでもあるのかもしれません・・
以上、長文で申し訳ありませんでした。
茨城支部 茨城機動調査隊長 ムー (H16.07.15)