by マーシー氏
愛知支部 愛知調査局長 マーシーです。低料金風俗の第三弾です。
今回のお店は風俗誌やネットには、ほとんど情報がありません。時々、スポーツ誌の「中京スポーツ」に三行広告が載る程度だと思います。ちょっと危険な香りがしないでもありませんが、小生の仕入れた情報では職種としてはビデオパブに分類され、歴史としても古いようです。そんなことで、まずは電話をしてみます。「システムと料金を教えて下さい」。声から推測して、年配の店員が電話にでますが、実に丁寧で、的確なる説明をしてくれました。好印象です。これで不安が消え、突撃決行です。
訪問日:2005年11月5日(土) PM:21:00頃
訪問店:ビデオサロン「LIP(リップ)」
場所:愛知県名古屋市中村区砂田町1丁目1
TEL:052−413−5848
料金:入場料無料 指名料1.000円
15分 3.000円(ハンドサービスのみ)
30分 6.000円(トップレス・生尺・口内発射)
45分 9.000円(オールヌード・生尺・口内発射)
場所は広小路通を栄方面から西に進み、太閤通の「タイムプラザビル」を左手に見ながら、さらに進みます。すると大きな赤鳥居のある「中村公園前」という変則交差点があります。そこを左折し、さらに左手にバスターミナルのある、一つ目の信号を右折した、右側になります。
料金も電話で聞いたところ、上記のように、実に明快な体系です。ビデオバブの相場としても、適切だと思われます。
お店は立派なネオン看板が掲げてあり、すぐにわかります。店の前に立つとドアは開かれていますが、入口は真っ黒なカーテンで覆われていて、中は全く見えません。嫌な予感がします。しかし、「日ピン研」メンバーとして、ここまできて引き下がれません。意を決して、カーテンを開きます。そして中に足を踏み入れた途端にチャイムが鳴ります。そこに見たものは・・・。「\( ~∇~)/ エーーーッ!うっそぉ〜!」。
そこはお店ではありません。納屋か物置です。やたらと物が散乱し、待ち合いスペース的な物もありません。奥で古ぼけたソファに腰を掛け、ふんぞり返っていたジャンパーを着た普通のおじさんが、「いらっしゃいませ」と言って、慌てて近づいてきます。電話の問い合わせに対応してくれたおじさんに間違いありません。
「ここは初めてですか?」と問われ、「うん!そう」と答えると、「何でお知りになりましたか?」と、さらに聞かれ、「中京スポーツ」と答えます。「そうですか」とおじさんは頷くと、料金表に沿ってコースの説明をしてくれます。物腰は柔らかく、話し方は丁寧で、威圧感等はありません。しかし、この納屋のような、物置のような空間では、この先何が待っているのか、不安が高鳴るばかりです。断って帰れば良かったのかもしれませんが、腰が引けてしまって、それもできませんでした。
電話での説明を聞いた段階では30分の生尺、口内発射のコースを選択するつもりでしたが、小生この時点で完全に戦闘意欲を失っています。「とりあえず初めてだから、15分で・・・」と控え目に言うと、「そうですね。個室内でコース変更も延長もできますから・・・」と言って、他のコースへの無理強いなどはありませんでした。料金の3.000円を支払おうと5.000円札を差し出すと、ポケットから無造作に束ねた1.000札を取り出し、お釣りをくれます。この間、完全なる立ち話です。そしてトイレの借用を問われ、おじさんに案内されますが、カギがかかるのか、どうかわからないほど、古ぼけた和式トイレで、それなりの臭いも漂っています。小用を済ますと、おじさんの案内で、二階に昇ります。
通路の左右に個室が並んでいます。部屋数は多いようです。しかし、出入口はカーテンです。その一つに案内され、靴を脱いで部屋に上がります。一畳半ほどのスペースにソファベッド風のマットが敷かれています。あとはビデオ付きの小型TVがあるだけの殺風景な空間です。先に部屋に上がり込んだおじさんはTVにビデオをセットするとアダルト作品が流れ始めます。さらにおじさんは「背広をお預かりします」と言って、ハンガーに掛けてくれます。「では、しばらくお待ち下さい」と言って、おじさんは部屋を出ていきます。他の部屋から話し声が聞こえてきます。客は入っているようです。
しばらくして、「こんばんは!」と女性が登場してきます。もう何も驚きません。すでに予測済みです。やっぱり入ってきたのは太目の完全なるおばさんでした。温泉街の「ちょんの間」が頭に浮かびます。小生の風俗歴で最高齢でしょうね。「15分で良かったですね」と言って、タイマーをセットします。さらに「下だけ脱いで下さい」と言うので、一応その通りにします。脱いだものはきちんと畳んでくれる気遣いはありました。
下半身だけ露わにした情けない姿で、マットに寝転びます。15分のコースは単純に手コキのみで、タッチも不可ということです。別に触りたくはありませんが・・・。
おばさんはおしぼりで愚息を拭きますが、雑な扱いでちょっと痛いです。その後、「ローションを付けていいですか?」と聞かれ、「うん」と答えます。おばさんはローションを垂らして、手コキに専念し始めますが、小生の方は反応が鈍く、その気配もありません。そのまま、いろいろ話を聞いてみます。確かではないが、10年以上前から営業していること。アルバムはなく、女性は選べないこと。常連が以前に付いた女性を指名することはあるが、その場合には1.000円の指名料がかかることなどを聞きます。小生の性感は一向に高まってはくれませんが、別の部屋から聞こえてくる話し声は、笑い声も多く、いやに盛り上がっています。プレイをしている様子はなく、よっぽど気に入った女性を指名して、話に夢中になっているのでしょうか?
「そろそろ時間が・・・」とおばさんは言います。仕方ないのでTVに写ったビデオを見て、気持ちを集中させます。今回はイカなければ駄目だという義務感みたいなものが生じ、目の前のことは頭の中から消し去り、ビデオの助けを借ります。その結果、なんとか発射となりました。
事後処理をしてもらい、ズボンを穿いて、部屋を出ます。階段の踊り場まで、送ってもらい、お別れです。名刺を貰うこともありません。最初に名前は聞きましたが、すでに忘れています。二度と行くことはないでしょう。
風俗、いろんな店があるものです。外に掲げられたネオン看板に一番お金がかかっているように思うのは小生だけでしょうか・・・?
<評価>
「姫」
ビジュアル:★★☆☆☆(おばさんです)
サービス :★★☆☆☆(手コキのみ)
接客態度 :★★★☆☆(可も無く不可も無く)
「店」
店内:☆☆☆☆☆(店とは呼べません)
店員:★★★☆☆(人の良いおじさんです)
総合:★☆☆☆☆(過去最低の評価です)
愛知支部 愛知調査局長 マーシー (H17.11.16)