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ビデオパブ「どっとデルデル」(新栄)

by マーシー氏


 愛知支部 名古屋駅前事務所長 マーシーです。

 ネットサーフィンで辿り着いたところが、このお店の公式サイトです。HPを見るとビデオパブとはいえ、妙に惹き付けられます。同じビデオパブでも駅西の「だ・ぴょん」や「チワワ(旧めだか2)」とは中身がずいぶん違うように思われます。本格的なMコースもあり、それはもうビデオパブの域を超え、SMクラブ並みらしいとの噂があり、怖いもの見たさもあり、さっそく突撃をしてきました。

訪問日:2005年6月17日(金)19:30頃
訪問店:ビデオシアター「どっとデルデル」
場所:愛知県名古屋市中区東桜2丁目22−22 コメヒデビル3F
TEL: 052-931-0170


料金:入場料 無料
指名料 無料
Fコース 20分/ 2.000円(ビデオパブ系)
Sコース 20分/ 3.500円(ビデオパブ系)
Wコース 30分/ 5.000円(ビデオパブ系)
Day Dream 35分/ 7.500円(SM系)
M45  45分/11.000円(SM系)
M60  60分/13.000円(SM系)
フット・スペシャル  25分/ 5.000円(フェチ系)
性感マッサージ45 45分/13.000円(性感系)
性感マッサージ60 60分/16.500円(性感系)
スペシャル・エステ  60分/11.000円(エステ系)
ぞくぞくコース    25分/ 5.000円(新コース・?)
※その他オプション有り。詳しくは下記HPにてご確認下さい。
 http://www.dotdeldel.com/

 場所は広小路通、CBC(中部日本放送)の向かいのコメヒデビルの3階になります。
 同じビルの二階には日本人エステシャンによる「韓国エステ/ピーチルパイン」があります。このエステも何かと話題の多いお店であり、小生の調査候補にも上がっています。
 このビル自体はかなり古いです。壊れそうなエレベーターで三階に上がります。降りると目の前が入口ですが扉は開いたままで、これまた古ぼけた感じの店構えです。外にはスケッチ用のイーゼルを使った手作りの看板が出ています。
 扉をくぐると左手に受付カウンターがあり、右手が待ち合いスペースになっています。HPの写真では綺麗でモダンな作りの受付カウンターのように感じましたが、実際はボロいです。カウンターの中に年輩のおじさんがいます。初めてであることと、HPを見てきたことを伝えます。おじさんは手作りっぽいメニューブックを開きながら、各コースの説明を丁寧にしてくれます。
 基本的には「ビテオパブコース」、「SMコース」、「エステコース」がベースとなり、あとは時間で分かれているようです。エステコースは料金が高め、ビデオパブコースは格安ですが、時間が短め。「お薦めは?」とおじさんに聞いてみると、「興味がおありでしたら、SM系かエステがお薦めです」と、決して無理強いをするわけでもなく、親切に答えてくれます。
 かなり悩んだ結果、こんな機会も二度と無かろうということで、思い切ってSMコースを選択。コスチュームも選べるということでこの際、エナメル(女王様スタイル)を選びます。姫を選択するという仕組みはないようで、おまかせになります。入場料・指名料の設定はありませんので、「Day Dream(35分)」のコース料金7.500円がHPからプリントしていった割チケの利用で500円OFFとなり、今回の費用は7.000円となり、料金を支払います。
 この時に、今キャンペーン中とかで、同じコースが次回には6.000円になるという割チケをくれました。これもPCからプリントしただけの完全なる手作りです。

 さて待ち合いスペースといってもパイプ椅子が四脚で、テーブルはありません。飲み物のサービスもなく、代わりに自動販売機がド〜ンと設置されています。マガジンラックには漫画本と雑誌が数冊ありますが、雑誌の方はSM本でした。これからどんなことが始まるのか?緊張感からか尿意を催し、トイレの借用を申し出ると、何とお店の外にあるビル共用のトイレでした。何ともローカルなお店です(笑)。カーテンの奥で足音と姫の声がします。大した待ち時間もなく案内となりました。
 カーテンを開けて、女王様スタイルの姫とご対面です。まさに女王様という名にふさわしいお姉さまです。年齢はちょっと高めですが、スレンダー系で、真っ赤なエナメル・ボンテージ着用です。後で調べてみると在籍の姫は7名で、アルバム指名の仕組みもないわけですから、それぞれのコースで担当が決まっているのではないでしょうか。

 さて手を引かれることもなく、女王様の後に従い、カーテンで仕切られた一室へと案内されます。「ガ〜ン!ここは・・・(○o◎ )ドキッ☆!」。ピンクチェア(拘束椅子)に、ベッド(というより拷問台)、天井からはチェーンが・・・。そこは雑誌でしか見たことがない、まさに本格的なSMルームの作りです。「参ったなぁ!」。小生は怖くなって、姫に単なる好奇心で選んでしまったこと、自分としてはこうしたパターンは初めてであることを、必死になって説明を始めたのは、後から思えば滑稽です。ただただ「ハードではなく、ソフトでお願いします」と、女王様に懇願しました。
 「このコースは全部脱いで頂きます」。女王様の乾いた声がして、籠が用意されます。脱衣を手伝ってくれるはずもなく、小生は脱いだ物を自分で畳んで籠に入れます。全裸になると拘束椅子に寝転ぶように言われます。さすがに足枷と手枷は勘弁してもらいましたが、真っ赤な拘束椅子に大股開きで座ると、恥ずかしさを通り越して、それはもう言葉では言い表せない異次元の世界です。アダルトビデオからは女性の喘ぎ声が流れ、小生の緊張感はピークで、身体も震えてきそうです。女王様がまず乳首を指で責めてくると、ゾクゾクしてきます。そして愚息にローションが垂らされると、究極のハンドテクニックで袋、竿、アナルを徹底的に責め立てられます。「そう、気持いいの・・・」、「もっとして欲しいの・・・」、言葉攻めも加わって、それはヒートアップしていきますが、一気にフィニッシュに持っていこうという責めではありません。そうです、それはまさにジラシです。小生、恥ずかしながら、大きな声が漏れてしまいます。そしていつのまにか、女王様の指がアナルに挿入されます。「あ〜ッ、止めて・・・」と小生。女王様は「痛いの?気持イイの?どっちなの?」と追求してきます。痛くはありませんが、気持良くもなかったのでギブアップを宣言して、止めてもらいます。女王様は残念そうに「完全に入っていたのに・・・」。
 そしてさらにハンドにこだわりを持つというお店のコンセプトに基づき、愚息への執拗な責めが続きますが、拘束されたまま、タッチも許されずに、一方的に責められるというパターンに慣れていない小生は、なかなかフィニッシュを迎えられません。やはり男女の肌の触れ合いというのは重要な要素のひとつだということを今回再認識致しました。
 しかし女王様の究極のハンドテクニックも終盤を迎え、ジラシからフィニッシュ体勢へと方向転換。責めが一段と過激となり、無事に発射を迎えました。おしぼりとティッシュで後処理をしてもらったところで、タイマーのアラーム音が鳴り響きます。何とも見事な時間配分です。
 こうして無事に小生のプチSM体験は終了致しました。着替えを済ませ、SMルームを出ます。女王様は最後に名前を名乗っただけで、名刺はくれませんでした。部屋がいくつあるのかはわかりませんが女王様の話だと、やはりコースによって部屋の様子は違い、ビデオバプのコースだと部屋はかなり狭いとのことです。
 店を出る時には待合スペースに客が一人、そして受付カウンターのおじさんが消え、女性店員に代わっていました。その女性の「ありがとうございました」の声に見送られ、退店となりました。

 「どっとデルデル」という店名のユニークさ、手作りっぽい老舗の味、20分 2.000円(ビデオコース)の格安感、親切・丁寧な応対など、良心的な店づくりが窺えます。「ブスっ子クラブ」と同じように、広告宣伝に頼らず、リピーターと口コミだけで支えられているお店のようです。
 ハンドサービスだけにこだわった、数々のコース設定も中々のものと評価できます。小生の過去レポからいくと「ヘルス/ブスっ子クラブ」を筆頭に、「ヘルス/MILK」に続き、今回の「ビデオパブ/どっとデルデル」と、お店はボロいながらも手作り感に溢れ、低料金で頑張っている姿勢に共感し、高級店とはまた違った味が何となく小生の肌に合い、ついつい応援したくなります。懐が寂しい時、時間があまりない時、ちょっと違ったサービスを体験したい時、そんな時に足を向けたくなるお店かもしれません。
 小生は今回、SMの世界をちょっとだけ覗きましたが、トップレス・タッチOKのオプションもあるようですので、機会があれば別のコースで再調査したいと思います。

<評価>

「姫」
ビジュアル:★★★☆☆(まさに女王様)
サービス:★★★☆☆(たまには究極の手コキも・・・)
接客態度:★★★☆☆(今回は可もなく、不可もなく)

「店」
店内:★★★☆☆(ボロいです)
店員:★★★★☆(親切・丁寧です)
総合:★★★☆☆(応援したいです)

 愛知支部 名古屋駅前事務所長 マーシー (H17.06.25)

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