〜©日本ピンサロ研究会〜

セクキャバ「ピュルテ」(錦)

by マーシー氏


 愛知支部 調査局長 マーシーです。
 セクキャバはとっくの昔に卒業をしたはずなのですが、今回はちょっとした事情があっての訪問です。

訪問日:2005年9月14日(水)20:00頃
訪問店:セクシーラウンジ「Purete(ピュルテ)」
場所:愛知県名古屋市中区錦三丁目18−8? 本重ビル1F
TEL: 052−951−2348

料金 1セット50分
PM 8:00〜 6.000円
PM 9:00〜 7.000円
PM10:00〜 8.000円
指名料2.000円
延長料4.000円(30分)

 「新感覚くつろぎ空間? 小さなお店ですが楽しくて、アットホームなくつろぎを提供します」と告知しているお店です。
 場所は錦で一番賑やかな場所、通称「錦三(きんさん)」です。日ピン研でもお馴染みの「ヘルス/AV Hearts」のあるジョリービルの向かい側に当る、本重ビルの一階になります。お店に行くには階段を半分上がりますから、正確には一階というより中二階ですね。

 ドアを開くとボーイに招き入れられます。もう逃げられません(笑)。店内はスナックからカウンターを撤去し、改装を施したような小じんまりとした感じです。ボックス席ばかりで16人が座れます。客は誰も居ません。仕方なく腰を下ろして、初めての店ではありますが、ちょっと訳ありで知っている姫を指名します。50分のセット料金6.000円+指名料2.000円で8.000円を支払います。決して安くはない金額です。ビール、ウイスキー、焼酎などが飲み放題のようです。小生はウーロン茶をオーダーします。
 比較的静かな音楽が流れ、それなりの雰囲気作りはしています。お店は深いスリットの入ったチャイナドレス姿のママさんらしき人が仕切っているようです。ボーイは店と外を出たり入ったりで、呼び込みの仕事も兼ねているようです。
 テーブルの上に目を落とすと注意書きがあります。「女の子の嫌がるキス、おっぱい舐め、下半身へのタッチは禁止致しております。発覚した場合は退店していただきます。なおその場合の返金はいたしません」。もうこれだけで面白味のない店だということの想像がつきます。まぁ、今回は最初から期待はしていませんがね。

 さていよいよ姫の登場です。大人っぽいロングドレスを着用しています。顔馴染みですからトークは盛り上がります。姫が何か飲みたいと言います。1.000円かかるけどいいかと・・・。断わりたいところですが、仕方なくOKと答えます。これで出費が9.000円になりました。
 ここでトランシバーがガーァーと音を立てます。どうやら呼び込みが客をキャッチしたようです。ママさんが応答しています。しばらくすると案の定、新規の客が二人入ってきます。名古屋のセクキャバはほとんどの店がこうしたパターンで客を入れています。店によっては呼び込みとの値引き交渉もできます。その場合は金額でのサービス、時間でのサービスと二通りにわかれます。
 それまで顔を見せなかった姫が二名、新規の客の席に付きます。やはりロングドレスを着用し、小生の隣に座っている姫と同じように25歳前後というところでしょうか。ビジュアル的にも特に光った姫は居ません。
 続いてまた一人客が入ってきて、さらに姫が一人現れますが、特筆すべきことはありません。

 さて小生が入店してから40分程が経過した頃、ママさんが照明を落とします。そして音楽が変わり、ミラーボールが回り始めます。これがショータイムの合図です。小生の隣の姫も膝の上に跨り、胸をはだけます。ここで客はオッパイをモミモミします。一、二分毎に姫が回りながら入れ替わり、客は都合四人のおっぱいを揉めるわけです。巨乳、貧乳の姫はなく、全員がCカップくらいでしょうか。四、五分程度でショータイムが終わり、照明が元に戻されます。
 ここでまたトランシバーが鳴り響きます。また新たに客がキャッチされたようです。しばらくしてドヤドヤと若い四人組の団体客がなだれ込んできます。小生の席にはママさんが近づいてきて、「お客さま、そろそろお時間です。よろしければ延長もできますが・・・」。小生、きっぱりと「帰ります」。通常こうした店の場合、1セットの間に二回のショータイムがありますが、このお店の場合は一回だけでした。これがさらに面白味を半減させています。
 しかしこれで結構、客が入ってくるのが不思議です。名古屋のセクキャバは大型店や有名店は在籍する姫も多く、どちらかといえば元気モリモリのイケイケ系。疲れるほど大騒ぎします。一方では今回のようにスナックを改装した小じんまりとしていて、年配者をターゲットとしているお店の二通りにわかれます。錦界隈はセクキャバのメッカで、ビルの一階等でボーイと呼び込みを兼ねた連中が客をキャッチするのに懸命なのはどこも共通です。競い合うように声を掛けてきます。しかしボッタクリをするようなお店はないので、その点は安心できます。中には10年以上も営業を続けている老舗店もあります。
 たいていの店がキスNG、ショータイムのみの乳揉みです。完全マンツーマン、キスOK、常時タッチOKのお店もありますが、そうしたところは数えるほどしかありません。 そして料金的には1セット6.000円〜10.000円が相場です。ピンサロや激安ヘルスと変わらない料金です。多種多様の風俗店の中にあって、セクキャバは普通のキャバクラでは物足りない。しかしピンサロほどの過激サービスは求めない。適当に酔っ払って、数人で騒いで、ストレスを発散したいという人たちにとってはオアシスなのかもしれません。またそこで働く姫たちも過激サービスを強要されずに、高収入を得られますから、需要と供給のバランスがうまくとれているということなのでしょうか。こんなところに名古屋のセクキャバがサービスの悪いわりに流行る理由があるのかもしれません。

 今回小生は訳ありでの訪問でしたが退店後、やっぱりヘルスに行けば良かったとの後悔が残りました。

 お店の評価としては、何の特徴も特別なサービスもなく、面白味のない店だというのが正直なところです。姫は働きやすい店だと言っていましたが、姫の視点からすればそうでしょうが、客の視点からすれば高いイメージしか残りませんよね。今回は名古屋セクキャバ事情としてレポートさせていただきました。

<評価>
「姫」
ビジュアル:★★★☆☆(BBB)
サービス:★★★☆☆(ありきたり)
接客態度:★★★☆☆(可もなく不可もなく)

「店」
店内:★★★☆☆(特徴なし)
店員:★★★☆☆(特に問題はなし)
総合:★★★☆☆(お好きな方はどうぞ)

 愛知支部 愛知調査局長 マーシー (H17.09.23)

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