by ジェイホーク氏
お久しぶりです、ジェイ・ホークです。
先日高円寺に立ち寄る機会があったので、『高円寺は結構な激戦区、ひとつどんなモノか確認しなければ』と思い、何の下調べも無しに潜入を試みる事にいたしました。
…思えば、コレが全ての悲劇の幕開けだったのです。
以前のレポで上げましたが、高円寺では一度手痛い目に遭わされているので、ひとまずその屈辱を晴らそうと思い立ちました。そう、「シャルマン」への出撃です。
『どうせ2回転3000円の激安店だし、また失敗でも別にそれほど悔しくないさ』と勝手に自分を納得させてレッツ・トライ。そう自分を納得させる材料として、以下の点があげられました。
1.以前の出撃は正月早々、年明けすぐだったため、きっと出勤姫も少なかったのではなかろうか…という点。
2.さらに、あの時は結構時間も遅かった。つまり看板姫が頑張っている時間ではなかったのではなかろうか…という点。
3.アレから半年…あのときの地雷はさすがにもう居るまい…という点。
そんなこんなで煮え湯を飲まされた彼の地「シャルマン」へと足を踏み入れ…ようかと思ったら、2Fに入っている店舗も実はピンサロでした。
「ハッピーエンジェル」と書かれたその看板には『花びら2回転/¥3000』と大きく書かれており、『写真見学大歓迎』等、適度な優良店の香りを醸し出しています。写真見学だけなら…と思い、2Fで一度降りると、以前「シャルマン」に降り立った瞬間がフラッシュバックするほど似た造り。まぁ、同じ雑居ビルに入ってればそうなりますか。
で、いきなり店員の口から出た言葉は…「フリーの2回転で7000円になります」と、看板を全く無視した料金設定。写真を見たい旨を伝えると、受付に張られた数枚のポラロイド…正直な話、35歳以下の姫は居ないでしょう。
『これは…駄目だ…』
と思いながら適当に店員の言葉を拾っていると…
・フリーで一人なら4000円(看板の¥3000、消したら?)
・ダブル回転で7000円(まぁ、一人増えた分の額は【¥3000】だよね)
・指名料は別途2000円(これで二人選べるのか、一人¥2000なのかは不明)
正直プチボッタ的な印象すら受ける、このやり口。店員も完全に剃り上げた頭にガッチリした体格の強面で、結構ココで「写真見学に来ただけなんで…」とは言い辛い雰囲気です。
ですがワタクシはきっぱりと「気に入った人居ないんでまたの機会に」と告げ、エレベータに戻ります。エレベーターが来るまでの間、店員の視線が痛かったですが、二度と来るつもりはないので全然平気です。そして3Fへ。
以前の敗北を踏み越えて、適度の抜き場になるのか「シャルマン」!
エレベーターを降りると、2Fとはうって変わって柔和な店員が出迎えてくれます。が、眼前の壁には「写真見学のみお断り」と書かれた張り紙。
…ココで気づくべきでした、姫に自信があるところは、写真見学だけの客でも、見せさえすれば入らずには居られないのだからと、写真をオープンにしているモノなんだということを。
以前の敗北を払拭させる事に気を取られ過ぎていたワタクシは、そこであっさり¥3000を支払い店内へ。相変わらず昭和の匂いが抜けない空間でした。
明るめの店内は待ってる客やサービスを受けている客等が完全に丸見えです。
流れているのもおそらく有線のリクエストチャンネル、ボリュームもそこらのゲーセン程度です。案内されたシートに座り、タバコ等吸いながら待つこと約30分!!
『もうイイから帰るって言っても金返してくれないんだろうなぁ』とか、
『シート穴空いてるよー』とか、もうヘッコミ三昧な気分で店内の様子を伺っておりますと…ふと気付きました。
『さっきから、客はある程度入って来てるけど、姫は3人以上出てこないなぁ』
と言うことに。そう、2回転が基本としてある店なのにもかかわらず、出勤してる姫は3人しか居ないのです!そして店内のシートは8つ。物理的に潤滑に回すのは不可能です。そして、店内の3姫はと言うと…
1.正月にも出会った地雷姫(象さん)
2.だるそうな表情が吐き気を誘う地雷姫(象さん)
3.挨拶だけは元気な地雷姫(ご年配)
The・終了です。
そう…結局のところ「シャルマン」とはそういう店なのです。
通常プライスが吉祥寺とさして変わらない地区に存在する激安店、所詮はそんなものだと言う事です。ガッカリしてうなだれていると、さらにだるそうな表情でやってきた2番目の象さん。もちろん抜けず、続いてやってきた正月にも出会った象さん。結局抜けず、やるせない、本当にやるせない気持ちで店を出ます。
どうしても収まらず、このまま吉祥寺に行くか、高円寺で他の店を探すかをしばし思案します。
…結果。。。悲劇は続く。。。
東京西支部 吉祥寺事務所長 ジェイホーク (H16.06.25)