２００２年７月某日、inuは大学のOB会に赴く為深夜バスに揺られていた。久しぶりの上京である。南武線沿線（東急も走ってはいるが、頑なに南武線）はどう変わっているだろうか？師匠は元気だろうか？通った居酒屋やパチンコ屋は？
　そんな事は一切考えていなかった。もっと言うならOB会などオマケのオマケ、今回のメインは西川口である。ＮＫ流ってやつだ。我が家のクソッタレＩＳＤＮで入念なる情報収集を重ね、何店かに的を絞ってある。そんな感じでバスの中で就寝。翌朝やや硬めの深夜バスのシートで起床するも、高速を下りたところでありまだまだ終点上野には程遠い。我が家の周辺の時が止まった様な田舎景色に慣れた目玉で、大都会トーキョーのくすんだビル街をぼうっと眺め「何故深夜バスは禁煙なのか？」と考える。もうこれは喫煙者の差別にあたるのではないか？そんな事を考えていたら上野に着いた。
　どうでもよい事であり、且つ東北支部の諸氏よりお叱りを受けるかもしれないが、inuのようなイナカモノの上京には上野駅が良く似合う。しかも早朝である。きっと島耕作のようなビジネスマンは東京駅から出張に行くのだ。しかし島耕作も地方の出身だっけ？？

　inuの上野駅到着が７時であり、西川口周辺が動き出すのが早い店で１０時あたり。うまい時間の潰し方も知らないので駅構内に座り込み、雑誌を読む。もうひたすら雑誌を読みやっと２時間経過。コインロッカーに荷物をぶち込み、コンタクトレンズ装着の後決戦の地西川口を目指し進軍（１人）。東口の方が比較的早い時間から開いているような印象を受けたので、東口方面の

　恋のムラ騒ぎ　http://koimura.com/　に決定。

　しかし、しまった！現地がワカラン！近所のオバサンに聞くわけにもいかず、周辺散策をするハメに。ローソンで缶コーヒーを買い、飲みながら探す事１０分で現地に到着、入店。４５分コースを選択し￥９０００を支払う（割チケで￥２０００offとの事）。受付のお兄さんと相談し、待ち時間と見た目でオネーチャン（名前失念　HP上に写真が無い事から退店しているかと思われます）を選び、待合室へ。
　オネーチャン選びに関しては「秋田ではお目にかかれないような、ギャル系の方と」のモットー元に選択。待合室の雰囲気としては「随分横長だな」と感じる。雑誌が数冊、漫画はコミックスがとびとび。イニシャルＤの２巻を読みながら待つ事２０分、「お時間ですよ、トイレは大丈夫ですか？」と声がかかる。トイレに向かったのは良いが、ドア前でオネーチャンに待機されると少し困りますよ。そして、もちろん写真を鵜呑みにしていた訳ではないが「う〜ん・・可」くらいのオネーチャンに、こっちも緊張している上にロクに寝てない体で「たつかな？」と一抹の不安を覚えた訳です。

　室内は中々狭いが機能的な造り。ベッドの下にオンナの子の私物入れを配した造りで、待ってる間に見るテレビの横に外したアクセサリなどを置いてました。
　シャワーは一緒ですが別に洗ってくれる訳でもなく、事務的に「うがいしてね」と言われ、入念にうがい。ベッドに移動するも「タバコ吸っていい？」の一言。基本的にフェミニストなinuは火を点けてあげ、一緒にタバコを吹かし・・。
　結果としては半立ちを頑張って特殊素股に持ち込み、垂れ流したわけでした。その後、楽しいトークが展開されるかと思いきや・・。寝てやがる！風邪ひいただと？てめぇの体調管理が悪いんだろう！！とイナカモノが言えるわけも無く、萎んだチンポの持ち主・inuはただ腕枕をするばかりでありました。さらに「あ、タイマー鳴ったよ？」とイビキをかくネーチャンを起こす事も忘れずに！

　僕は何をしに大都会トーキョーにきたんでしょ？？まあ安かろう悪かろうだ！と思っていたのですが・・・・。

　ところがどっこい、ココで他の方のレポートを見るとinuがあたった娘はまるっきりハズレ以外の何者でもないじゃあないですか！！なんだよ！絶対リベンジしてやるよ！と思ったわけです。

　きっとハズレだったんです。店の対応はテキパキとしていましたしね。

　東北支部　秋田調査員駐在所　調査員　inu　(H16.04.05)