〜©日本ピンサロ研究会〜

サロン 「ひよこクラブ」 (巣鴨) by HT氏


 よく夕刊に出ている店。駅を出てビルの三階の壁面に看板が見える。あまりよく新聞に出ているので気になって電話をいれてみると,簡単な説明の後向こうが先に電話を切る。

 ドアのそばまで行ってみる,音がまったく聞こえない。受け付けの男は陰気無表情。「どうぞ」とも「いらっしゃいませ」とも言わない。3500円のところ新聞を見たということで3000円に1万円を渡す。帰ってきたのは6500円。文句言ってもいろいろ理由をつけるだろう。商人道徳期待する方が無理。店の中へ入る。かなり暗い。小さい赤いソファは二人で座ればどちらかがはみだしそう。こんな所か胸がときめかない。ドアの外で釣り銭を返したのはこのせいか。

 壁にはオプションの値段がこれでもかというほど貼り付けてある。ムードなんかない。酔っ払いのひよこの羽根をむしりとって寒空に放り出す魂胆か.他の店なら基本料金でやってくれるものばかり。やがて女の子がおしぼりを持ってやってくる。座って耳元でささやく。「もう2500円払えばサービスよくなるよ....3500円だと15分なの」おいおい新聞では40分だぞ。帰ろうか思案する。

 追加を断ってサービスに入る。服を脱いでミニスカートだけになる。肌は焼いたのか茶色,乾燥してしっとり感がない。健康なのか不健康なのかわからない。これならふくよかなおばさんの方がいい。
 胸は小さめ腕でガードして触らせない。下も足をぴったり閉じて触らせない。かなりの努力。そんなにもったいないものなのか? 経費削減か音楽もない。客がいないのか女の子の話し声が聞こえる。頭の中はもう冷めている。途中でマイクが時間を告げてそれで終わり。面白くも何ともない。

   あの夕刊での頻繁の広告は,そうでもしないとお客が来ないのでしょう。次の日新聞を見て腰を抜かした。今までの写真をはずしあの女の子の顔写真が下向きで載っている。私は帰り際店の人に女の子の名前を聞いたが,それはもう二度と逢いたくないからである。
 私のデータベースではこの店は不可,店の名前が変わったときは経営者が前と同じか聞いてみて,店をのぞかせてもらう。他にも系列店があるもよう。