by H.R氏
私事から入ってしまって申し訳ないが、先日悲しい事件が起こった。 遥かなる南の国から仕事の都合で群馬に引っ越してきていた、N氏の帰郷である。各地を転々としているN氏は、複数地域の、多種多様な風俗に精通しており、その知識、経験は私などを遥かに凌ぐもの…。是非会員になって貰って、一緒に活動したいと思っていたので残念極まりない。
別離の日、N氏、職場の先輩S一等海佐、私の三人でささやかな送別会を開いた。そこでも私とN氏の会話と言えば、風俗談義である。N氏はなんと母乳も飲んだ経験もあるらしい。全く惜しい人材だ。
送別会もお開きになり、奥様一筋の生真面目なS一佐を見送った後は…。 二人のとる行動と言えば一つしかないではないか。すでに夜10時を回っていたので、「近場で」ということで前橋地区の中から、
ハッスル:埼京方面機動隊長お勧めの「パフィー21」をチョイスした。
店 | :4回転ピンサロ 「パフィー21」(前橋) |
場所 | :中央前橋駅裏、敷島ビル2F |
料金 | :¥5000〜¥8500(フリー) |
受付の洗面器で手を消毒し店内に案内されると、いきなり目前をサウスダコタ級が通り過ぎていった。
「・・・・・・・・・・・。」
待合スペースが気まずい沈黙で支配される。5分ほどでN氏が拉致される。ああ、風俗の神よ、彼にひと時の恩寵を与えたまえ…。というか、俺の顔を潰さないでくれ。
その後、10分ほどで私も案内される。この店はプレイスペースが特に仕切られていないので、他の客と嬢が丸見えである。店内をざっと確認したところ、本日の出勤は12〜15名ほどのようだ。目の前の席では戦艦ちゃんがサービスを行っているが、それ以外には特に地雷は見当たらない。二つ前の席にはメイドルックの綺麗な女の子が付いているし、斜め前の席にいる子はビキニスタイル、姫によって色々なコスチュームを用意しているようだ。
と、いうことは地雷率1/12、今日は比較的楽な戦いになりそうだ。余裕綽々で煙草をふかしていると店員さんがやってきた。
「お連れ様はこの回からのサービス開始になりますので、お客様より10分程早い退店になりますが、その旨伝えたほうが宜しいですか?」
わずか10分の違いでも気を遣い、それを告げるかどうかを聞いてくれる接客態度は素晴らしいの一言。これは期待できる!女の子たちもよく教育されているに違いない。今日の勝利を確信し、ユーロビートにあわせノリノリに腰をくねらせていると、一人目の○さんがやってきた。
う〜ん、ちょっとビジュアルは…。年齢は30代前半といったところか、暗い雰囲気を醸し出している。思わぬ方向から狙撃された様だ。そして私の愚息を丹念に丹念に拭く。お絞りを一枚、二枚、・・・・・・・五枚、他の席はとっくにサービスが始まっている。それでも何とか会話を盛り上げ、サービスに移って貰う。Fテクは流石に熟練の技(失礼)、なかなかの物だった。彼女からは「高崎にパフィーの2号店が出来る」という有力な情報もゲットした。
二人目はなんとメイドさん登場!本命がいきなり!?
思わずうちに持って帰りたくなるような色白で長身、スレンダーなKちゃん。早速イメージモードに移行する。
・・・・・今私は郊外の邸宅の書斎にいる。手には何故か葉巻、フランスかどっかの古い哲学書を読んでいる。本業は大学教授なのだ。そこにお茶を入れて持ってきてくれるのは、一週間前から私の屋敷で働いているKちゃんである。しかしちょっと緊張気味のKちゃんは、お茶を私のスラックスにこぼしてしまう…。
Kちゃん「す、すいませんだんな様!すぐお取替えいたしますので」
私「うむ、では取り替えてもらおうか、うん?こんなところまで染みて…、ちょっと火傷してしまったようだ。」
Kちゃん「すいません(泣)」
私「冷やさなければならないなあ。 …君の口でね。」
Kちゃん「え、でも、そんな…。」
私「私の言うことが聞けないのか!さあ、ゆっくり奥まで咥えてごらん」
そして彼女は恥らいながらも、上品に横座りして、ストロークを始めるのだった…。
こんな妄想に浸りながら丈の長いスカートを徐々にたくし上げて行くと、目前にはなんともエロティックなKちゃんの姿が。この子の肌は大理石のようにすべすべ、シルクの生地にも負けないくらい、触り心地いい。しかし妄想に夢中になるあまり、発射するのを忘れてしまった。まずい、作戦計画を練り直さないと…。
しかし不安になる暇も無く、やって来てくれた三人目は程よく日焼けしたビキニっ子Aちゃん。Eカップの胸ははちきれそう、いい意味でKちゃんとは正反対。たまにはこんなお色気むんむんの子もいいもんだ。大胆にもソファーの背もたれに足を乗っけてサービス開始!今日二回目のイメージモードに移行する。
・・・・・夏真っ盛りの海水浴場、浜辺の男たちの視線を釘付けにするのはスタイル抜群のAちゃんである。しかし言い寄ってくる男たちの前から、突如として姿を消すAちゃん。私が前夜から掘っておいた落とし穴に引っかかったのだ。中に潜んでいるのは、アリジゴクならぬ私、
Aちゃん「ちょっとなにこれ〜、早く出してよ!!」
私「出して欲しい?それには交換条件があるなあ、俺のも出してもらってからじゃないと… ぐふふ。」
い、いけないまたこんな妄想に夢中になっていては。しかし愚息に神経を集中するまでも無く、ハードなFで無事発砲!どうやら喉元を射抜いたらしく、ちょっと苦しそうにしていた。ごめんね、しかし恨むなら私より自分の魅力を恨みたまえ。
ここまでは順当な流れである。これで四人目が戦艦ちゃんでもご愛嬌で済むのだが(済まないか)、もっと性質の悪いのが来た。正直あまり書きたくないのだが、読者の利益を最優先するのが流儀なので一応記しておく。
名前は聞いていないのでわからないが、これはいくらなんでも無いだろ、というレベル。年齢ははっきり言って不詳。乱杭歯で歯列が三列あるように見える。お前はサメか?そしてべらべら喋っている。よく聞き取れないが、自分が出入り禁止にしてやった客の話を自慢しているようだ。サービスもやる気なし、私の愚息を思いっきり引っ張って遊んでいたりする。一気に気持ちが冷めてしまった。
そして彼女に見送られて店外に出る。入ってきた客と、店員さんが私を哀れむような目で見ていたのは気のせいでは無かっただろう。
<評価>
店 | ★★★☆☆ |
女の子 | ★★★☆☆ |
サービス | ★★★☆☆ |
三人目までだったら高評価だったのに。あれじゃあ他の女の子がいくら頑張ってくれても、お店のイメージダウン。付いた事ある人だったら、どの嬢かわかりますよね?
<あとがき>
N氏に帰りの車中で確認したところ、私とは一人目、三人目がかぶった様だ。一人目については不満を述べていたが、その他三人は満足できるレベル、無事に発射できたとの事。「群馬最後の思い出ができた」と喜んでもらえて、私も肩の荷が降りた。
因みに私の四人目の嬢については、「三人目でイったからあえてサービスしなかったのでは?」とポジティブシンキングしていた。俺はそんな寛大な見方出来ません。やっぱり惜しい人材だったなあ。
群馬支部 群馬機動調査隊長 H.R (H15.11.18)