激安ピンサロに戦いを挑むならやはり一度は訪れなければならない名店、それが『New ＰＭ』でしょう。
　…なぁんて思わずカッコつけてしまいましたが、実は皆様方のレポで初めて知った次第です（恐縮）。やはり頼りになるのは日ピン研のレポです。

　しかしこのお店のレポを書こうとすると、なんだか急に疲れが出るような気がします。というのも、ものすごい待たされたからです。

　結論から先に言いますと、滞在時間２時間強、プレイ時間10分弱でした。恐らくぼくはもう二度と行かないでしょう。かなりマニア向けの店です。いえ、プレイがマニアックというわけではありません。店の雰囲気・システム・時間の流れ等、何もかもが違うのです。普通のピンサロと思っていくとダメかもしれません。多分別種の風俗です。お姉さんのサービス時間が極端に短いセクキャバといったところでしょうか。

　先人たちのレポでゴムＦなのは分かっていましたが、激安ピンサロで有名な大塚より交通に便利な池袋で２回転２Ｋ、しかも姫質は大塚よりも数段上とくれば、調査して見たくなります。しかも、ピンサロで出るドリンクと言えば水かウーロン茶が一般的な中で（ひどい処になると何も出ないところもあります。ピンサロは法律上は飲食店扱いになるので出さないとマズイと思うのですが）、この店はビール、それも発泡酒じゃないレッキとしたアサヒスーパードライをお代わり自由で出してくれるというじゃありませんか。ゴムＦでいく自信はありませんでしたが、最悪、ビールを飲みに入ったと思えばいいというつもりで突撃しました。

　場所は他の方のレポにあるように東口の三越裏手にあります。公園のすぐ隣なのですが、ぼくはグルグルと公園周辺を何度も回ってしまいました。ピンサロというと看板は派手なものですが、三越裏という場所柄、目立たないものにしているのでしょう。一見さりげないクラブのような感じです。初めて行かれる方はよ〜く注意をして『New ＰＭ』と書かれた看板を探して見て下さい。なぁんだ、ここか、と思うはずです。

　さて、苦労して店内に入ったのが18時40分で、２Ｋの時間に間に合いました。２回転２Ｋで入れるのは17〜19時までです。入るとすぐ「30分待ちですがいいですか？」と訊いてくれたので、好印象でした。たまに「すぐ入れます」と言いながら20分くらい平気で待たせる店もありますから。料金も２Ｋでした。地元のピンサロでは５時半に入っても、混んでいると「今からですと６時からの料金になります」と言われますが、この店は、プレイに入る時間ではなく、あくまで来店した時間で料金を支払うので良心的です。

　次に「当店は初めてですか？」と訊かれましたが、これには何か意味があるのでしょうか？単にお店側が客の傾向を調べているだけなのでしょうか？まぁ、いずれにしても店員の態度は丁寧な感じでした。

　しかし、金曜の夜のせいか、廊下まで客でいっぱいです。10数人の大行列。なかなか前に進みません。待合用のシートまで来るのに30分掛かりました。さらにプレイ用のシートに呼ばれるまで更に30分。シートに着いてから更に15分ほど待ってやっと
「11番シート（ぼくの席です）に○○さんお願いします」
のアナウンスが！どんな子が来るのだろうと、先ほど出されたビールを飲みながらまったり待っていたのですが、全然来る様子がありません。

　いい加減シビレを切らした頃、ようやく姫がやってきました。アナウンスからたっぷり10分はかかっています。これはプレイ時間が短くなるのでは…と思ったところ案の定でした。軽くキスして（舌入れなし）、胸を触ると、
「早いとこイッて欲しいから始めるよ」
と言っていきなりチャックに手をかけるではありませんか！そりゃまぁピンサロ嬢にすれば客にはさっさとイッて欲しいのでしょうが、ここまで露骨に口に出して言う姫は初めてです。しかしよく聞くと、言葉には極かすかに中国系の訛りが。顔立ちもソレ系です。（ちなみに年は20代後半と言ったところ。）これですべて納得、と同時に黄金町での嫌な思い出が蘇りました。どうしてチャイナ系はこうも露骨で素っ気無いのでしょうか。いずれ、もっと調査したら『風俗に於けるチャイナ姫のサービス傾向とその心理的側面』という論文を書いてみたいものです。

　それでも、チャックに手をかけられたら仕方ありません。こちらもベルトを外し、プレイ開始です。化粧ポーチからゴムを取り出すと不器用な手付きで装着しようとするのですが、上手くいきません。挙句、
「時間ないから自分でつけて」
ときました。もうさっきからこちらのテンションは下がりまくり。ビールのほろ酔い加減もどこへやらです。おまけに彼女パンツ穿いてなかったので下を触ると身をよじらせ、
「下はダメ！」
と怖い顔で言ってきます。仕方なく、手持ち無沙汰で彼女のＦに身を任せようとしたところで終了のアナウンスが。腕時計を見ると、彼女が来てからわずか７分ほどしか経っていません。短い！彼女がアナウンス通りに来ていたら20分位はプレイ時間があったのでしょうが…。今日仕事休み？とかいったお決まりの挨拶・軽いキス・ゴム装着・１分程のＦ――これが１人目のサービスのすべてです。

　すっかり嫌な気分になりましたが、まだ次の姫がいます。テーブルに残っていたビールを一気に飲み干すとお代わりをして気持ちを切り替えました。
　ところが、です。又しても待たされること待たせれること。15分以上待って、
「11番シートにＸＸさんお願いします」
のアナウンス。今度はすぐに姫が来るかと思ったのですが、やっぱり来ない。11番シートは一番後ろなので、横を何人もの姫が通るのですが、みんな素通りです。空きっ腹に飲んだ２本の缶ビールで再び軽く酔いが回ってきた頃、やっと２人目ご到着。
　今度のお姉さんは日本人でした。結構美人です。スタイルもかなりいい。さぞかしイイ女だったことでしょう、何年か前なら――そう彼女は美人でしたが年は30代前半でした。肌は張りを失い、目尻のしわも悲しいかな、目に入ってしまいました。若い子がいいのにどういうわけかいつも年増の姫に当たってしまうぼく。運が悪すぎです。もっともここは20代半ばの姫が多いようで、めちゃくちゃ若いというのはいないようですが。

　でもさっきの姫よりはマシです。大人の雰囲気はあるし、ゴムの付け方も手馴れたもの。これはひょっとしてテクに期待ができるかも知れません。そのとき突然、
「ＸＸさんお時間終了です」
わずかに数ストロークで終了でした！！思わず松田優作のように叫びたくなりました――

　なんじゃこりゃーっっ！！！

　彼女もシートに着くよう指示するアナウンスの後、長いこと来ませんでしたからね。恐らく控え室でサボっていたのでしょう。で終了の数分前という頃合を見計らってやってきたとしか思えませんでした。２人目のプレイ時間は時計を見ませんでしたが３分くらいでした。

　店を出て、これからどこへ行こうかと腕時計を見ると、８時40分過ぎ。２時間たっぷり店にいて、ほとんどが待ち時間。すっかりくたびれました。こんな店初めてです。まぁ、ビールが大好きで、おつまみなしで何杯もいけるという方や、夜の池袋で２時間ほど時間潰ししたいという方にはいいかも知れません。ビールを飲むついでに軽く女の子にお触りできると思えば。
　実際、斜め前のシートに座っていたサラリーマンは４本くらいビールを空けていました。

　東京北支部　第2業務群　渋谷事務所　主任調査員　ヒロ　(H16.11.04)