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ピンサロ「エンジェルキッス」(宇都宮)

by 第16艦隊氏


 どうも、第16艦隊です。先日のレポートでは「レモンクラブ」と「kissレモン」を取り違えてしまったようで、お恥ずかしい限りです。
 さて、今回は宇都宮に餃子を食べに行ったついでに、チョロッと風俗に立ち寄った時のレポートです。

 三月某日、関東北部の宇都宮に餃子を食べに行く。彼の地には二年ほど前に同じく餃子を求めていった以来だ。久しぶりにまた餃子が食べたくなったので宇都宮に再び行く事にした。
 ちょうどその日は、日頃、お世話になっている、日ピ研の方々が宇都宮に行くといっていたのを思い出し、あくまで、あくまで、餃子を食べるついでに顔を出す事にした。会長以下本部長、支部長と重鎮が揃い踏みの今回の調査には並々ならぬ意気込みを感じ、宇都宮駅で会った瞬間、その匂い立つような男臭さに軽いめまいを感じたのであった。

 参加各位の紹介はすでに皆様のレポにある通りであるので、省略するとして、早速、七人の侍ならぬ十一人の侍はまくどなるどに陣取り評定を開始する。これだけの殺気を放つ集団に、現地の学生はそそくさと席を譲ったのは当然の成り行きだろう。ほとんどの方々はまだ店を決めていなかったらしく、我が「エンジェルキッス」に出陣する旨をを申しあげると、皆、驚いた様子であった。しかし拙者は爺殿の資料を見たときから決めていたのである。取りあえず三千円という最も安いであろう店に突入し拙者が宇都宮風俗のしんがりを勤め上げる事こそ、今回の宇都宮合同調査で日ピ研の旗をこの地に打ち立てられるかどうかの鍵であると信じていたからだ。先ほど店の前を偵察したファントム支部長がしきりに心配してくださる。そうか、そんなに怪しいところなのか……ますます、やる気が沸いてくるというものだ。戦場で華々しく散る覚悟は出来ております。皆の衆見ていて下され、武士道とは死ぬ事と見つけたり!

 まくどなるどを後に、それぞれの戦場へと散る武士(モノノフ)、今回ばかりは無事では済むまい。しかし、誰もそれを口にはださない。そうなのだ、故郷を離れ宇都宮まではるか道程を風俗発展のために遠征する。ああ、我々こそ現代に生きるサムライだ!

「エンジェルキッス」

 旧国鉄宇都宮駅東口を出て、右手に駐車場を突っ切って右側
 料金 回転なしで¥3000 他5回転まであり

 旧国鉄駅近くのピンサロ組(爺氏、ファントム氏、拙者)は他の人達より集合場所も近いため、時間に余裕がある。それではという事で何軒か冷やかしに行き、まず爺氏がその中でも特に怪しく、祭りにでている屋台ような外見の店に突入、残りは二名は駅の反対側、東口へと向かう。東武宇都宮がある西口とは違い、こちら側はいたって普通の郊外駅で、やや広い駐車場をのぞけば、郊外のベットタウンの様相である。
 ファントム氏の案内で店の近くまで進むが、ほとんど人がいない。果たしてこんなところに風俗店はあるかと、疑いたくなるような場所に、場違いなネオンが光っていた。その店から4〜5m離れた道路にスラリとした長身でキレイ系の女の子が何やらホスト風の男と談笑している。
16「あれ、店の女の子じゃないですか?やりましたよ、今日は久しぶりに勝組ですね」
ファ「いや、そんな妄想を抱いていると、ヒドイ事になるよ。今まで何を学んできたんだ」
そうだった、我々は写真に騙され、店員のオススメに騙され、サービス地雷に騙されてきた。そしてようやくここまできたのだ。
 横目でその女性を見つつ、店に入るドアを開けるとそこには料金表があり、傍にはホスト風の店員がいた。初めてなので写真を見たい旨を申し出るがもともとそんなものは無い模様。本指名のみである。
 入店時に拙者がつめのチェックでひっかかり、爪を切らされ鑢もかけさせられた。ひょっとしてここは優良店じゃないか?淡い期待が胸をよぎる。しかし、次の瞬間、内部へ通じるドアを開けられそんな思いは打ち砕かれた。皆さんはブラックホールという天体をご存知だろうか?ここはまさに地上に出来たブラックホールである。まったく何も見えない。ただ店員が指し示す懐中電灯の明かりがあるのみなのだ。今までこんなにも暗い経験はない。手を伸ばすと自分の手のひらも見えない。何とかライトに照らされた席に座り、女性を待っていると隣から声がする。幸い音楽はあまりうるさくないので、会話は可能である。女性が始めに名刺をくれるがまるで硬券(昔の切硬い切符)のようなサイズと質感、当然何かいてあるかまったく読めない。
 ちょっとおしゃべりをするが、あまり愛想がよくない。時間も無いので早速サービスを促す。コンビニでくれるようなお絞りに消毒液をふりかけ、それを使い身体を拭き始める。こんなんで大丈夫なのかと不安に思いつつ、されるがまま。途中、女の子が服をはだけるも、スーツっぽい何かを着ているところまでしか判別不能、キスも軽く、しかも普通の子とするキスのように何か生ぬるい味がする。胸も一応顔の前にもっては来るが、あまりに近くに押し付けられタッチもままならない。
 ようやくフェラかと思いきや、なんと!コンドームを取り出すではないか!ヤラレタ、女性に確認するもどうやらこの店はゴム店らしく、生は出来ないとの事、しかたないので暫くゴム付きでやってもらうが、テクも並以下、それに精神的な盛り上がりもゴム付きということでまったくなし。これじゃぁ逝けないよと、手コキを申し出るもそれもゴム必須、ナンテコトダ、我々の風俗概念を根本から覆された感覚、まあ病気などを心配する御仁には安心かもしれないが、(暗くて)見えない、(生で)抜けない、触れない(私についた子はさわれた)。私には何がなんだか理解不能。選手交代でこっちが責める事にした。 あまりサービス精神があるような子じゃなかったけど、取りあえずこちらのリクエストには応じるので時間いっぱい責めつづけた。最初は軽かったキスも最後の方には積極的に舌を絡ませるし、アソコもびしょびしょになって、指を二本挿入、三本目を入れようとした所で時間終了になってしまった。ようやく目が慣れてきて、よくよく見ると、中肉、やや疲れ顔で浅黒い荒れた肌、ランクはB-といったところ。ふと帰りの通路で隣りを見ると、待機中の女の子が何やら食事中、なるほど若干、女の子の口が匂ったのはこういうわけですか。
 外で遠くを見つめながら煙草を燻らすファントム氏と合流、様子などはレポを参照願いたい。
 また、先ほどいただいた名刺には有効期限が1年間となっていて、これはまた来る時に使えるな(多分来ないけど)と思っていたら、ファントム氏に曰く 「それ、期限来年じゃなくて2004年だから昨日まででしょ?俺のは来週までだし」

 その後まくどなるどにて皆の帰りを待つ。各氏のレポにあるように宇都宮のピンサロは何処も暗いらしい、当地の方はあれで見えるのか?また、特に生を謳っていない店はゴム付きである可能性が高い。との有意義な情報が交換された。ふと気づくと、煙草を吸った時、何やらヘンな臭いがする。煙草自体に特に異常はなさそうだ。あれ、俺の指が匂うんだ、安っぽい紙のお絞りでは彼女の臭いまではふき取れなかったらしい。とんだお土産だ。

 会長とひろし氏が時間を過ぎても帰ってこない。心配していると、会長が意気揚揚と田宮の袋をぶら下げ登場、いわずもかな。ひろし氏は本来の目的を達せず、肩を落としての帰還となった。

 その後、みんなで本来の目的である、餃子を食べたが、いろいろ食べ比べるとそれぞれの店の特徴がよくわかる。餃子によく合う地ビールとやらは少々重く、スーパードライあたりが適当だろう。

店舗★☆☆☆☆(暗いに尽きる、その他は標準)
女性★★☆☆☆(悪くないがいろいろ清潔に)
総合★★☆☆☆(ゴム店であのレベルはいま一つ、でも安い)

 東京北支部 第16機動調査隊長 第16艦隊 (H16.03.18)

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調査部から補足事項
本店舗は他に,ファントム氏(H16.02.13) がレポートしております。
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