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研究ノート「性感染症の臨床例〜血精液症〜」

by ユッシモ氏


 皆様、こんばんわ、北九州のユッシモです。
 今回は、『血精液症』になりましたので研究ノートとしてそのご報告を致します。

 2017年秋の日、某デリヘルで相手の女性と素股をしていました。すると、私の愚息からいつものように精液が放射されました。でも、いつもと何か違います。あからさまに色が赤く、血が混じっています。
 お相手していた女性は
「私、生理中だから私の出血がついたかもしれないですね」
と言われます。そっかぁと思いつつ洗体してもらいラブホを出ました。

 ラブホから帰り道に、
「いやいや、プレイ中に生理って言っていたけど挿入してないし精液に血で混じらないだろう」
と思い帰って自宅のパソコンで

「精液、血」「精液に血が混じる」

といった言葉を検索しました。すると

『血精液症』

というのが見つかりました。精液に血が混じると赤くなる、この状態を血精液症というそうです。

 ここで、少し学習したことを書きます。
 まず皆さんがいつも出している精液は精巣から精巣上体や精管を経て移動してきた精子と精嚢(せいのう)と前立腺の分泌液が混じっています。この液状成分の大部分は精嚢と前立腺の分泌物がほとんどです。その為、血精液症における出血部位は精嚢か前立腺になります。そして、この血精液症の人で射精時に痛みがある人と痛みがない人がいるそうです。痛みがある人は炎症の疑いがあるそうです。ちなみに私は痛みがありませんでした。

 さて、この血精液症の原因は精嚢や前立腺の炎症やうっ血などの循環器の障害があるそうです。ただ、大半の人は病院で検査してもこれらに該当せず、原因不明の突発性として診断されるようです。突発性の場合はしばらくすると自然に治るそうです。

 あとどういう人がなるかということですが、40代及び50代の人がなるそうです。私は40代になる前になりました。

 そして、性交ですが前述の突発性の場合は女性に対して影響ないらしいので構いませんが、炎症を起こしている場合は感染する可能性があるそうです。

 ということで学習終わりです。

 このことを踏まえて、私は突発性ですぐに治るだろうと思い何もしませんでした。1週間後、治っているか確認する為にメンズマックスを使用して射精してみました。結果は精液が赤い、しかも先週より赤みが増している気がします。まあ、治りかけなのだろうと思ってさらに一週間後、同様に射精してみると、精液はやっぱり赤いです。

 ネットで書いていたように自然に治ると思っていましたが、2週間して治らなかったので病院、泌尿器科に行きました。

 泌尿器科の待合室はおじいさんがいっぱいで少しおばあちゃんです。若そうな人は私一人だったので少し恥ずかしかったです。
 しばらくすると、看護師さんに呼ばれて検尿コップを渡されてトイレで小便を入れて、トイレ横の窓に検尿コップを置いて待合室に戻ります。

 待合室で順番を待っていると、診察室に呼ばれました。

先生「どうしたんね?」
私「先生、精液に血が混じって」
先生「痛みはある?」
私「ないです」
先生「じゃあ隣のベッドで仰向けになって」
と言われ、ベッドに横になると看護師さんからズボンとパンツを下ろされます。そして、先生が愚息や袋周辺を触診し、痛みがないか聞かれます。触診で痛みがないことを告げると、超音波検査をすることになりました。
 おなか下から愚息にかけて潤滑剤を塗り、超音波の機械の探触子をあてていきます。超音波の機械の一部のモニターにはレントゲンでみるような映像が映し出されています。
先生「炎症とかないね、前立腺側からみよう」
ということでうつ伏せになります。うつ伏せになると肛門から超音波の機械の違う探触子を突っ込まれます。先程のモニターには前立腺あたりの画像が映し出されています。
先生「特に炎症はないね」
服を着て座るように言われます。
先生「検尿でも異常ないし、アレルギー性の突発性血精液症だね。原因は分からないけどしばらくしたら自然に治るから3か月して治らなかったらまた来てね」 と言われ、診察は終了しました。

 それから、1か月半後に精液が赤くなくなり治りました。泌尿器科医のいうように結局原因は分かりませんでした。

 研究部 風俗応用科学研究室長 ユッシモ (H30.01.10)

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