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研究ノート「オタク的メイド文化の過去と現代そして未来」

by 遊路氏


 コンニチハ(`・ω・)日々メイドさんとめくるめく、官能の世界を妄想して止まない愛知支部 愛知調査局 愛知機動調査隊 隊員の『遊路』です(.=ω=)

 さて今回は研究レポートを提出させて頂きます。ですがあくまでも持論と推論でして良くある、それなしい専門書を読んで自分の知恵をひけらかして自慢してる評論家なのでご了承ください。

 以前やたり氏の研究レポート(過去のモノを含め)読まさせていただき、何と!やたり氏が私の様なヒヨッ子のレポートをみて羨ましいと記していられたのを見て、日頃の潜入調査や報告書がちゃんと皆様に伝わっていると思い感動を覚えました。

 さてぇ…少し前振りが長くなりましたが、今回の研究テーマは『オタク的メイド文化の過去と現代そして未来』です。
 そもそも本来のメイドとは何ぞや?と思われる方も多いのではないのでしょうか?メイドと女性使用人(女中・家政婦・家庭内労働者)を指します、現代のオタク的サブカルチャーではメイドは個人宅のみと考えられていたが昔ではホームヘルパーやホテルでも活躍していました。だが何故?昔にしてみれば、ただの使用人のメイドが現段階でメイド=萌えなのか、そしてその源流とは何処なのかを考えてみましょう。

 現代のメイドは元気で可愛らしい活発な感じを感じられますが、実はこのイメージは90年代から2000年に出来たものであり、実は90年代前半のメイドのイメージと言うものは実にどす黒い物でした『幸薄く・金持ちの私婦(またはセックススレイブ)』といったイメージでした、言わばこの時は本来の使用人(奴隷)のイメージに近かったのでしょう、調教や性的体罰を自由に与えられると言った歪んだイメージがオタク文化に浸透していました(この時点では確信犯的なネタ要素)、しかし90年代後半から2000年にとあるゲームとマンガ(この二つと断定出来ないので名前は伏せさせて頂きます)の出現によりメイドのイメージが一身されます。
 もともと移り変わりの激しいオタク文化にとっては、二つの作品の新たなイメージは新鮮であった、リアリティを追求したもの、新たなるメイドスタイルのイメージはオタク文化にはセンセーションであり斬新なものであり、受け入れらるまでに時間はかかりませんでした。そしてメイド=セックスアピールという歪んだイメージは薄らぎ、現代向けの『可愛い』などの萌えにつながったのである。
 しかし私はあえて言います、現代のメイドは『似て否なる物』確かに歴史や本来の仕事から見れば当たり前事なのでしょうが、一番ポイントを置くべきは、オタク的サブカルチャーまたはネタ的要因なんではないでしょうか?今ではそれは商業的価値にもなりメイド喫茶からはじまり、メイド風俗と色々な形になり一般人の前に現れました。
 しかし実情は段々とオタク文化も一時の事を考えると下火になり潰れた店も幾つかあります。ですが生き残っているメイド系のお店を調べていくと面白い事が判明しました。ただ単にメイドをするのではなくメイドという媒体を使いキャラを立てるもしくは、オタクのニーズに答えるといった店がリピーターを呼ぶといった形になるのでしょう。そして私が先程述べた『似て否なる物』とはメイドは現代では分野でありあくまでも、飾り的な内容なのです。徹っすべきは、マスメディアやオタク的サブカルチャーで生まれた『可愛いらしくて、元気のある』なのです。そして今後のオタク的メイド文化はあくまでもメイドは付属品となりキャラ重視なものとなっていくでしょう。実際にツンデレカフェや妹系などと出て来ているのもあります、そして風俗はまたどの様に絡んで行くのかが楽しみです。
 今後とも目が話せないメイド文化です。

 愛知支部 愛知調査局 愛知機動調査隊 隊員 遊路 (H19.08.20)

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