by 呼塚の男氏
こんにちは、呼塚の男です
松戸の合同調査、伝説と化してしまいそうなほどの参加人数でした。実は私は事前調査としてKAZU氏とOZを調査しているので、そのときのKAZU氏も含めれば総勢２２名の参加者数となります。この参加数を超える人数の参加者数を記録する合同調査が今後あるかどうか？日ピン研の今後と合わせて要注目です。
さて今回は、自身初めてとなる茨城支部管内に関するレポです。茨城県の関東常総鉄道沿線都市の「歓楽街の歩き方」です。
私は一応茨城支部長という事になっていますが、茨城県の風俗は一回も行ったことすらありません。茨城県内で風俗店を見たことすらありません。ネットの情報では茨城にも風俗は存在し、BMW１９３氏やムー氏などの情報により茨城にも風俗があるらしいという事を認識している程度です。なので彼等が全て嘘をついていたとしたら、私はまんまと騙されていることになりますが、そんな都市伝説みたいな事はいくらなんでもないでしょうね。
そんな体たらく茨城支部長の私ですが、茨城という土地にはそれなりの愛着があります。殆ど全て私的な話になってしまうのですが、私の親戚筋のうちの何人かは茨城に住んでいます。また小学校当時海水浴はいつも「那珂湊」の海でした。まだ勝田市と那珂湊市が合併する前の話です。それとわが家のご飯は実は茨城産のお米を使用しています。そんな訳で実はそれなりに茨城との関係は深かったのです。
私の実家から茨城県までは利根川を挟んで５キロほどです。サイクリングが趣味の私ですが、茨城は実は自転車では一度しか行ったことがありません。なんとなく茨城は「未開のジャングル」みたいなイメージで、入ったら二度と帰ってこれないようなイメージがありました。そのイメージを成人した今でも引きずっていました。
そんな私が茨城へのサイクリングを決意したのは、なにを隠そう「下妻物語」の存在があったからなのでした。
下妻物語HP：http://www.shimotsuma-movie.jp/index_main.html
私と下妻物語との出会いは、電光石火って感じでした。いつものようにPCつけながらテレビを見ていたら、なんだかけったいなCMが。ロリータに身を包んだ深田恭子と、よくわからないヤンキーの女性。どうやら映画の宣伝みたい。タイトルは「下妻物語」…しもつま？？もしかして茨城の「下妻市」のことか？下妻市ってどの辺りだったか…「茨城支部長が茨城の事知らないで恥ずかしいなあ」なんて思いながらCMを見ていたら、どんどんどんどん本編を見たくなってきてしまいました。というわけで善は急げと、前売り券の購入、愛機PC の壁紙を「下妻物語」バージョンに変更したりなど、猪突猛進キャラのままに突っ走ってしまい、着々と下妻物語フリークへの道を歩んでいったのでした。
で、５月２９日、全国一斉公開の初日、自宅から自転車で５分弱のところにある「柏ステーションシアター」にて初回の上映を見てから下妻まで自転車で行こうという計画を実行し、初茨城サイクリングとともに、常総線沿線都市を回ってきたので、ついでにこの土地の風俗はどうなっているのかを調査してきました。
結論から行くと下妻には風俗店は皆無、というか常総線沿線には風俗店はありませんでした。水海道市や下館市、取手市にはありそうな感じでしたが、これら沿線の中核都市にも風俗は無く、と言う事は常総線沿線は風俗不毛地帯であることが判明致しました。
〜〜〜というわけで、レポ終了〜〜〜
とはいきませんね。今まで日ピン研には１００篇以上のレポを投稿し、そのレポの長さやレポそのものの無駄さ加減(散々既出店のレポを今更あげてきたり、まったく関係のないネタを織り交ぜるなど、読者無視の暴挙)も尋常じゃない私に限って、この程度で終わるはずがありません。まず常総線ですが、これは茨城県南西部を南北に縦断する私鉄のことで、茨城県と千葉県の県境にある取手市から、筑波山の西側を通って水海道市や下妻市を通り、下館市まで続くという鉄道の事です。恐らく沿線全体の人口は５０万人にも満たないと思われ、沿線は非常にのどかでほのぼのとした景色が広がっています。
ここはいわゆる関東平野の中心部であり、自転車で走っていてもその坂の無さに驚きました。千葉県は実は北部は北総台地が広がり、南部は房総半島で海と高原地帯が広がり、東京都内は赤坂や道玄坂といった地名からもわかるとおり坂が多く、神奈川県は千葉県民の私が驚くほどアップダウンの激しい(農業が出来そうな土地皆無で平坦な土地よりも坂が多いくらい)土地。それからして茨城県南西部のこの地帯は、なんとまあまったく坂のない土地。平素私は、埼玉県東部の坂の無さから「埼玉県民は坂を知らない。埼玉県東部で育った人は自転車で坂を登れない」なんて思っていましたが、この土地もまた然りでした。それほど坂が無い広大な土地が広がっていました。
上記地図を見ると、下の端っこに我がふるさと、柏市があります。また一番上の切れてしまった文字が「下館」と書かれています。常総線は地図上の丁度中央部分を南北に走っている黒い線です。鉄道では常総線ですが、道路としては国道２９４号線のバイパスが通り、また東西に国道３４５号線、１２５号線が通っています。下妻物語では主人公の桃子がイチコを救うためにオートバイで国道１２５号線を無免許で牛久大仏まで行くシーンがあります。また水海道から下妻までの国道２９４号バイパスは殆どまっすぐで更に何もありません。ここまで沿道に何も無い道があるのも驚きでした。石下町などは１０キロにも渡って本当にまわりは田んぼだけという状態で、南風の中自転車はこれ以上無い位に軽快に走っていました。
取手市・守谷市
取手市は常総線の始発点です。結構昔に電車のブレーキが故障して止まれずに駅ビルに突っ込んだ事件がありました。確かこのときは死者ゼロだったと思いますが、現在はその点整備関係は大丈夫なのでしょうか？またどうやらこの街にはデリヘルがあるらしいですが、店舗型風俗は無いようです。店舗型風俗は柏駅まで行かなければありません。
クラブララ：デリヘル、ヘルスコースとVIPコースが分かれているのが怪しい。VIPコースでは一体どんなサービスがあるのか？
クラブララHP：http://www.club-lala.com/index.htm
もしかしたらエステくらいはあるかもしれませんが、あまりありそうな気配がありません。沿線住民は恐らく土浦か千葉県内か、都内に行ってしまうと思われます。ここはまだ上野まで一時間以内でいける土地で、郊外という言葉が生きている地域です。
水海道市・岩井市他
水海道市は常総線沿線では随一の都市のようです。駅周辺は少しだけにぎわっていて、お店(商店や郊外型大型店舗)があったりしました。岩井市は鉄道が無いようで、確か農産物で特産品があったような気がします。キャバクラめいた店はありそうですが、風俗は無い模様。でもここもエステくらいならある可能性あり。沿線住民はギリギリ都内まで通勤できるかなレベル。常磐道で通勤する方がいらっしゃるかもしれません。風俗に行くなら土浦か、頑張って車で都内まで行く人が殆どかと思われます。またかなり遠くになってしまいますが、エステが存在するようです。しかし場所を見るとむしろ古河市の方がずっと近いけれども…。
愛天使：エステ、HPもシンプルで値段もまあまあお手頃。多分普通の風俗エステ。
愛天使HP：http://www.cablenet.ne.jp/~kiyo1bcl/
下妻市・及び周辺都市
今回のサイクリングの目的地でしたが、ジャスコがありました。ジャスコだけがありました。後は小貝川ふれあい公園と砂沼があるくらいです。それと５月２９日は下妻物語封切りの日だったせいか、貴族の森は満席のようでした。風俗はこれまた皆無で、デリヘルもなさそうでした。ここまで来ると都内へ通勤している方は殆どいらっしゃらないかと思われます。風俗へは古河へ行くか、または国道１２５号線を土浦までいくかするしかないと思われます。人口自体が少なく、沿線の方は話題として風俗の話題を出さなそう。北陸や四国などの風俗不毛地帯の人々のように、風俗に行くよりも素朴な地元住民同士のお付き合いの方が多いような…そんな印象。
下館市・及び周辺都市
栃木県の小山市や水戸市が近い。そのせいか風俗があるという話もまったく聞きません。ただでさえ人口が少ないのに、小山や水戸など比較的大型の風俗街があるのでこの辺りには風俗の進出は難しいと思われます。ただまったく無いかといえば、それは断言できません。ここまできたらもはや地方と呼んだほうがいいような土地で、東京へ通勤する人はかなり稀でしょう。風俗は小山市や水戸市、また宇都宮市辺りに行く人が殆どかと思いますが、この土地の人も多分地元住民同士ののんびりとした素朴なお付き合いをしているのではと思われます。
結局のところ、茨城県は常磐線沿線地区には多少の風俗は存在しているようですが、それ以外の土地となるとまったくといっていいほど風俗店がなくなってしまいます。土浦は「北関東最大の風俗街」といわれ、水戸も結構な風俗街と聞いています。茨城県の人口は丁度３００万人くらいで、多くは常磐線沿線に住んでいると思われますが、３００万人の性欲は主に土浦と水戸で発散されるのが殆どであろうと思われます。今回はとりあえず常総線沿線についてレポしましたが、これから本丸の土浦や水戸地域の風俗も調査したいと思います。微力ながら少しずつ茨城風俗の正体を明かしていきたいと思います。
茨城支部長 呼塚の男 (H16.06.10)