〜日本ピンサロ研究会〜

研究ノート「風俗と犯罪の関連性」

by 呼塚の男氏


 こんにちは、呼塚の男です

 そういえば、読者の中には私の名前のことを「よつかのおとこ」と読んだり、「よびつかのおとこ」と読んだりされている方も居られるかと存じます。私の正式名称は「よばつかのおとこ」です。
 この名称の由来は、非常に地域ローカルなのですが、千葉県柏市に「呼塚交差点」という交差点があります。国道6号線(水戸街道)と、国道16号線(首都圏環状道路的な位置付け)の交差点であり、千葉でも屈指の混雑する交差点です。
 柏事務所はその交差点からすぐのところにあり、私の生活圏の中心であり、基盤であるから、そのような名前を付けさせていただきました。

 それはいいとして、やはり日ピン研の会員諸氏の名前は、一癖も二癖もある名称が多いです。その点、風俗愛好者の中でも最高クラスの知的水準(私はその限りではない)をもつ日ピン研のメンバー達の「風俗とは高度で知的なお遊び」という意識が垣間見られるところです。

 では、今回の主題である「風俗と犯罪の関連性」についてお話したいと思います。

 風俗は、犯罪とは非常に近いところにあります。それは殆ど全ての人の認識するところでしょうし、それが風俗に対して悪いイメージを覚える1つの所以ではないかと思われます。
 風俗に関する犯罪としては、以下の点が上げられます。。(詳しいことは「風俗関連法規」欄を参照のこと)  

1、本番行為の黙認(店側の基本サービスとしての設定)

 言うまでもなく、風俗店において本番行為は厳禁です。風俗店で本番行為をすることは、つまり「管理売春」であり、現行の日本での法律では犯罪ということになります。  

2、公然わいせつ(不特定多数の前での露出行為など)

 公然わいせつは、風俗の場合ピンサロでの適用となるようです。ピンサロにおいては、過去に摘発されたことがあった様で、どうも「目立ちすぎたピンサロ店が見せしめとして摘発された」というケースがあるようです。元々法規的にはピンサロ店の営業スタイルは合法にはならないようです。合法にしようとすると、届出を飲食店にしたり、風俗営業の何とか〜と、色々面倒なことになるようです。  

3、わいせつ物頒布等(わいせつな画像をHPに載せるなど)

 このような場合も考えられます。昨今では多くの風俗店でHPを持っており、そのため現在までに摘発されたこともあるようです。また、風俗に限らず、ネット上でのわいせつ画像のやり取りにより、当局により逮捕され、新聞紙上をにぎわせることも多々あります。  

4、児童福祉法(18歳未満の児童とのわいせつ行為)

 この法律は、昨今の社会問題にもなっている「18歳未満の児童とのわいせつ〜」に絡んできます。風俗店の場合は、18歳未満の少年少女に性的サービスを行わせると引っかかります。最近では風俗店というよりも、出会い系サイトで児童が犯罪に巻き込まれる場合が多いので、そのほうが社会問題化していますが…。とにかく、性風俗店でもたまにこのような事件が起こって紙面をにぎわせたりしますので、客側としても注意が必要です。  

5、ぼったくり

 これは現在は「ぼったくり禁止条例」などが制定されているようですが、あまり効果が上がっていません。私もこの規定に合致する案件にてぼったくられました。やはり歓楽街には、どうしても1,2軒はこのような店があるようです。要注意です。

 次に、風俗に関る人による犯罪についてお話したいと思います。  

6、ストーカー行為

 お客が姫に対して、姫が他の従業員に対して、従業員が姫に対してなど、色々なパターンが考えられます。お客、姫、フロント(従業員)、それ以外(姫や従業員に対して、風俗店関係意外からストーカー行為に発展したパターン)等があります。  

7、暴行等

 これも、お客、姫、フロント従業員、それ以外の人の絡みで色々なパターンがあります。最近、この関係での犯罪が非常に多く、風俗でも色々な事件が起こっています。

 では、私が知るそれぞれの事例をお話します。  

1、本番行為について

 これについては、実は日本は「世界最大の売春天国」であると私は思います。いわゆる「ソープ」は言わずと知れた「本番行為が売り」のお店ですから、ということは日本全国にそんなお店はあります。
 また「本サロ」といわれている店や、ヘルスなどでも本番行為が黙認されていることがあります。それ以外には、外国人のエステ、大人のパーティ(乱交パーティ)、デリヘル(ホテトル)、ちょんの間など、本番行為を売りにしている風俗は非常に多いです。
 私は、今までに10回弱、同様の行為に関与しました。実は…今までそんな店でだけなんですよね。素人童貞ってやつです。それはまあいいとして、私が今までにあったのは、西川口の本サロ(3回)、普通のヘルス(1回)、エステ(5回)となっています。エステ店は全て外国人でした。しかし、あまり外国人はよろしくないですね。それだけ出来ればいいんでしょという意志が強く伝わってきます。また、それ以外はできないというわけのわからない姫も多く、私なんぞ「大きすぎて痛い」からと、手コキで済ませようとされたこともありました。
 最近では、町田のちょんの間が摘発されたり、たまに個別で摘発されるか、歌舞伎町や池袋などで大々的に摘発されることもあります。そんなとき店にいたらかなり痛いですが、そのときは「貴重な経験をした」と神妙に受け止めるしかないでしょうね。負い目がないわけでもありませんし。

 また、先日の合同調査でE本部長にお聞きしましたが、「都内では本サロはすぐ摘発される」とのことです。確かに都内では本サロの話は聞きません。ただし、エステは非常に沢山あります。それこそあらゆる街にあるんじゃないですかね。ソープなんかは吉原に行けば数百店規模でありますし、都内の方が絶対数としては多いでしょう。
 普通のヘルスなどでこのような行為をすることもあるようですが、たまに「いくら出せばしてあげるよ」といわれることもあります。私は今までないですが、そのような姫がいる店は個人的にはあまり好きじゃありません。私の唯一のオキニは「絶対に本番はしない」と断言していました。そのほうが普通の感覚であり、正常であると言えます。
 また、某ちゃんねるなどでたまに「ヘルスでさせるならソープか本サロに行けばいいじゃない」といわれることがありますが、これは恐らく「たまにならできるけど、全てのお客に毎日毎日させるのは嫌」という姫や「本当はさせないけど、プラスアルファもらえれば出来る」という姫もいると思いますね。プラスアルファでする場合は、それこそ本サロでの取り分以上をせしめることも可能になり、それにより余計に稼ぐことも出来るでしょう。あくどい行為ですが…。
 私が唯一普通のヘルスで持ちかけられたときは、余計な金銭の享受を要求してはきませんでした。しかし、性病等の怖さがありますし、これについてはあまりいいとは思えません。コンドーム装着等の予防手段を用いることにより、「姫とお客の”サービスを超えた触れ合い”」としてみれば、それはそれでいいのかもしれませんが…。  

2、公然わいせつについて

 ピンサロの場合、他のお客のプレイをばっちり見ることができてしまうような店があり、それが「プライバシー度」という指標で言うところの「プライバシー度が低い状態」であるといえます。これは、シートの形状、配置位置の問題、照明の明るさの3要素からなります。

 その点からすると、それぞれは以下のようになります。

 シートの形状:シートの背もたれの高さ、シートの大きさ、シートの横側に肘掛があるか
 シートが列で並んでいる店の場合、シートの背もたれの高さが低いと前の席での出来事がばっちり見えてしまいます。シートの大きさが小さいと、後ろや横から見られてしまいます。シートの横側に肘掛か、それに準ずる遮蔽物がないと、横のシートから見られてしまいます。
 シートの配置位置の問題:シートが列に並んでいる場合、シートの間隔の問題。シートが横に並んでいる場合、横に遮蔽物があるかどうかの問題。それ以外にも、シートがありえないような配置になっていることもあります。シートの形状の問題から絡んでくる問題です。

 照明の明るさ:照明が明るいほど周りからは丸見えです。また、ミラーボールなどでは明るい光が自分の体にきたときに、丸見えになることがあります。某地のピンサロでそれによって姫の陰部が丸見えになったことがありました。ハッとしましたね。

 ピンサロにおける、プライバシー度については、また個別のレポによりフォローしたいと思いますので、詳しくはそのレポを参照ください。  

3、わいせつ物頒布等について

 この問題は風俗とはそれほど大きなかかわりはありません。ただし、摘発された経緯がないこともないらしいので、注意が必要です。私もHPを持っている身として、気をつけなければならない部分ですね。私のHPは心配無用ですが。  

4、児童福祉法について

 これは私からすると、うらやましいと思ったりしたりしなかったり…ですが、法律的には犯罪です。昔は14,5歳でも嫁に行っていた時代もあったのに、現在の法律でも16歳からは女性でも結婚が出来るなど、どうも矛盾が大きすぎるような気がします。実際18歳未満でも性行為を行っている男女は非常に多い状態で、この法律がどの程度効果をもっているかは微妙です。ただし、これにより少年少女の性が守られている部分もありますから、法改正の必要はあるかもしれませんが、この法律自体が消えるのは得策ではないでしょうね。

 事例としては、 借金のかたに親が18歳未満の少女を風俗店で働かせた事件や、家出少女がデリヘルなどで働いていた事件などがあります。最近では、とある街の「大人のパーティ」で非常に若い年齢の女性が働いているような記事を見かけました。危険ですね、色々と…。

 私は、18歳未満の少年少女とお付き合いをすることは構わないと思います(私もそのような年齢の少年少女との親交はあります)。が、大人として、彼等彼女達の健全な成長を妨げるようなことはあってはなりません。18歳未満の少年少女と性的行為に及ぶことがもしあるとすれば、自分の方に全ての責任があることを認識し、絶対に相手が傷つく(特に精神的に)ことのないようにお願いします。本当に愛しているのであれば、18歳を越え、自分で性についてきちんとした認識を持ってから、初めて行為に及ぶのが理想だと思います。  

5、ぼったくりについて

 これは完全に店側の悪徳行為です。もうフォローのしようがありません。ぼったくりはどんどん実名での公表をしていいと思いますね。また、ボッタクリ店であることを別の性風俗店が知っている場合、お客に注意喚起してもいいんじゃないでしょうか。当日ピン研でも、出来うる限りぼったくりに対しては対策を講じていますが、全てを把握し切れません。ぼったくりには厳しい態度で臨んでいこうじゃありませんか!  

6、ストーカー行為について

 ストーカーは、風俗に限らず社会問題化しています。最近では、姫に取り付いて挙句の果てに姫を殺害してしまったり、その他さまざまな問題が生じています。これに対して我々は、ストーカーにならないように、遭わない様に気をつけなければならないでしょうね。もし巻き込まれたなら、よく話し合うことが大事だと思います。時にはあきらめも肝心で、思いが伝わらないこともあるんだということをわかっていないといけませんね。
 風俗店の場合、姫と客のパターンが最も多いようです。客が勘違いして、姫をストーカーするパターンですが、店側にも嫌がらせをすることもあり、非常に大きな問題となることがあります。  

7、暴行等について

 これは、例えばお客が店内で姫を暴行…レイプしてしまうパターンと、姫を殺害してしまうパターン、最近では、テレクラ店で知り合った男を殺してしまった女などがいます。 また、風俗店絡みの犯罪として、綾瀬の風俗店寮で女性を殺害し、遺体を新聞販売店寮の押入れに遺棄した(?)事件、熊谷で風俗店の従業員を他の従業員が殺害した事件など、どうも風俗が犯罪に関る事件が多いような気がします。
 風俗が何故犯罪に巻き込まれることが多いかといえば、やはり社会的に認められていないからではないでしょうか。社会的に認知されていない為、闇の勢力と関らなければならないことや、従業員にとってストレスのたまりやすい職種であるということ、逆にお客にとってはストレスを発散するタイプのお店でもあり、また短時間にかなりの数のお金をやり取りする世界であるという性格上、また問題も多いかと思われます。

 風俗店と犯罪との関係を、少しでもまっとうな、犯罪のない風俗を作る為には、風俗店側の努力もさることながら、我々お客の側も努力する必要があろうかと思います。犯罪行為を黙認するようなお店は厳しく断罪し、逆に犯罪行為をお客が行わないように、注意したいものです。

 茨城支部長 呼塚の男 (H16.02.18)

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